築50年のハイツムコリッタ。いろんな人がこの部屋に住みました。
主演:松山ケンイチ「聖の青春」×出演:ムロツヨシ「新解釈・三國志」
監督:荻上直子「かもめ食堂」「彼らが本気で編むときは、」
映画『川っぺりムコリッタ』
豪華追加キャスト解禁!!
満島ひかり 吉岡秀隆
このたび、主演:松山ケンイチ(『聖の青春』)、ムロツヨシ(『新解釈・三國志』)共演、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子監督によるオリジナル脚本作品『川っぺりムコリッタ』の豪華追加キャストが解禁となった。
昨年9月上旬より10月上旬にかけ富山にて撮影を行った本作は、「ひっそりと暮らしたい」と無一文のような状態でハイツムコリッタに引っ越してきた孤独な男・山田(松山ケンイチ)と、山田に対して距離感が近い隣の部屋の住人・島田(ムロツヨシ)、夫に先立たれた大家の南(満島ひかり)、墓石の販売員の溝口(吉岡秀隆)といった様々な事情を抱えた住人たちが暮らすハイツムコリッタを舞台に、人と人のつながりにある幸せとユーモアを描く、誰かとご飯を食べたくなるハッピームービーだ。
今回解禁となるキャストは、築50年のハイツムコリッタを管理する大家の南(みなみ)役に満島ひかり、息子と二人で墓石を売り歩く溝口(みぞぐち)役に吉岡秀隆。満島は松山と2015年のドラマ「ド根性ガエル」(NTV)でヒロシとピョン吉でタッグを組んで以来、また、吉岡が荻上作品に出演するのは2017年の単発ドラマ「朗読屋」(NHK)以来となる。唯一無二の演技者として様々な映画やドラマで大活躍している満島、吉岡もハイツムコリッタに集結し、軽妙かつユーモア溢れる見事な掛け合いを松山、ムロとともに4人で披露する!
<作品概要>
『かもめ食堂』荻上直子最新作が贈る「おいしい食」と「心をほぐす幸せ」。
松山ケンイチ×ムロツヨシ×満島ひかり×吉岡秀隆、豪華キャストがぞろい!
荻上監督といえば、日本中でブームとなった『かもめ食堂』の大ヒット以降、2017年、トランスジェンダーの女性が主人公の前作『彼らが本気で編むときは、』が、日本映画初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞他、多くの国際映画祭受賞を果たしてきました。本作は、そんな国内外で高い評価を受けてきた荻上直子監督による完全オリジナル脚本作品となります。荻上ワールドおなじみの「おいしい食」と共にある、ささやかな幸せの瞬間に包まれるユーモア溢れる物語です。松山ケンイチ、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆とありそうでなかった夢のような共演が実現し、心をほぐす幸せをお届けまします!
※ムコリッタ(牟呼栗多):仏教の時間の単位のひとつ、1/30日=48分
★満島ひかり/南詩織役
ハイツムコリッタの大家。夫に先立たれ娘と2人暮らし。
プロフィール
1985 年、鹿児島県生まれ、沖縄県育ち。1997 年に音楽ユニット「Folder」でデビュー。2009年に映画『愛のむきだし』で鮮烈なインパクトを残し、その後も映画・ドラマ・舞台・コマーシャル・音楽・執筆などで活躍。これまでに多くの賞も受賞している。主な映画出演作には、『川の底からこんにちは』(10)、『一命』(11)、『駆込み女と駆出し男』(16)、『愚行録』( 17)、『海辺の生と死』 (17)、『最高の人生の見つけ方』(19)などがある。待機作に、Netflixオリジナルドラマ『First Love 初恋』(22)がある。
©須田卓馬
★吉岡秀隆/溝口健一役
墓石の販売員。ハイツムコリッタで息子と2人暮らし。
プロフィール
1970年、埼玉県出身。子役としてデビューし、ドラマ「北の国から」シリーズなどで活躍。『男はつらいよ』シリーズには近作『男はつらいよ お帰り 寅さん』(19/山田洋次監督)を含む、計24作に出演。主演を務めた『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ(05~12/山崎貴監督)では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を2度受賞。主な映画出演作には、『雨あがる』(00)、『博士の愛した数式』(06)、『64ロクヨン/前編・後編』(16)、『Fukushima50』(20)などがある。公開待機作に、『峠 最後のサムライ』(21)、『護られなかった者たちへ』(21)がある。
※今回の解禁にあたり、荻上監督と野副プロデューサーよりコメントをが届いた!
★荻上直子監督コメント
吉岡さんには、縁の下の力持ち、という感じでこの映画を支えてくださいました。そこに立っているだけで、十分すぎるほど独特の雰囲気があり、この映画の世界観にピントを合わせながら、でも自由にそよそよと泳いでいらっしゃるような気がします。映画では、孤独なシングルファーザーなのですが、吉岡さんご自身の根っからの人のよさ、のようなものが映像にあふれているように思います。
満島さんは、不思議な人です。何度かワタシの心の中を読まれました。怖いです。それもあってか、奥の深い面白い役者さんだと思いました。想像の先を行ってくれる、というか。人一倍純粋で、敏感で、だから、こちらも同じくらい真剣にウソなしで勝負しないと、ダメなのでした。
★野副亮子プロデューサーコメント
松山ケンイチさん、ムロツヨシさん、満島ひかりさん、吉岡秀隆さん、それぞれに素晴らしいキャリアをお持ちの4人の役者が、富山県の”ボロアパート”に集結しました!4人の飾らない人柄が手伝い、大人も子供も関係なく、自然豊かな富山の大地でのびのびと生活している空気が、画面からじんわりと伝わってくる作品に仕上がりました。
大切な人になかなか会えない日々ですが、「ハイツムコリッタ」でのあたたかな共同生活のひと時を、ご体感ください。
<あらすじ>
築50年のハイツムコリッタで暮らし始めた孤独な青年・山田。
底抜けに明るい住人たちに出会い、ささやかな幸せに包まれていく。
山田(松山ケンイチ)は、北陸の小さな街で、小さな塩辛工場で働き口を見つけ、社長から紹介された「ハイツムコリッタ」という古い安アパートで暮らし始める。無一文に近い状態でやってきた山田のささやかな楽しみは、風呂上がりの良く冷えた牛乳。そして、お米が買える給料日を心から待ち望んでいた。ある日、隣の部屋の住人・島田(ムロツヨシ)が風呂を貸してほしいと上がり込んできた日から、山田の静かな日々は一変する。
できるだけ人と関わらず、ひっそりと生きたいと思っていた山田だったが、夫を亡くした大家の南(満島ひかり)、息子と二人暮らしで墓石を販売する溝口(吉岡秀隆)といった、なぜだかハイツムコリッタの住人たちと関わりを持ってしまい…。一緒にご飯を食べたり、笑ったり、そんな楽しい日々の中、ある日山田が北陸の町にやってきた「秘密」を住人たちに知られてしまい―。
出演:松山ケンイチ ムロツヨシ 満島ひかり 吉岡秀隆
監督:荻上直子(「かもめ食堂」「彼らが本気で編むときは、」)
原作:荻上直子「川っぺりムコリッタ」(講談社刊)
制作プロダクション:RIKIプロジェクト
配給:KADOKAWA
© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
公式サイト:https://kawa-movie.jp/
2021年全国ロードショー