人生は鉄道に乗った長い旅ー『RAILWAYS』シリーズ最新作。
血のつながりを超えた家族の愛に、日本中が涙する。
有村架純×國村隼 W主演
有村架純&國村、そしてスペシャルゲスト三浦友和が登壇!
それぞれの“家族”トークを披露!
三浦が語る夫婦円満の秘訣、有村・國村が思う理想の家族とは?
人生を鉄道になぞらえて描いてきた映画「RAILWAYS」シリーズの最新作『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』(配給:松竹)が、11/30(金)より全国ロードショーとなる。本作の舞台は、鹿児島県~熊本県を結ぶ〈肥薩おれんじ鉄道〉。美しく彩り豊かな九州の西海岸を舞台に愛する人を失った3人の家族の再出発を描き、映画を観たあと誰もが愛しい「家族」に会いたくなる─すべての人へ贈る、愛と希望に満ちた感動作だ。
この度、公開を直前に控えた21日、ユナイテッド・シネマ豊洲スクリーン1にて<かぞく試写会>を実施。W主演の有村架純、國村隼、スペシャルゲストに、RAILWAYSシリーズ前作『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(‘11)で主演を務めた三浦友和を迎え、「家族」をテーマにトークイベントを行った。
2010年「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」では“夢を追う男”の物語を、2011 年「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」では“第 2 の人生を前にすれ違う夫婦“の物語を贈り、これまで人生を鉄道になぞらえて描いてきた『RAILWAYS』シリーズ。その7年ぶりの最新作『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』では、“血の繋がらない家族”の物語を描き、公開を直前に控えた21日、 <かぞく試写会>を実施。上映後、 W主演の有村架純、國村隼に加え、シリーズ前作『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(‘11)で主演を務めた三浦友和がスペシャルゲストとしてサプライズ登壇、有村は挨拶のコメントとともに「三浦さんとは初めましてで、両サイドに恐れ多い方々とご一緒できて恐縮です。」と気持ちを語り、上映後の感動冷めやらない中、トークイベントがスタート。
「RAILWAYS」シリーズの前作から7年の時を経て、本作で有村と國村へバトンを受け継がれることになった。前作に出演した三浦は「みなさん、ご覧いただいたのでお分かりかと思いますが、過去シリーズも含めまして、大自然と雄大な景色の中でのお話で、すごくあったかい気持ちになりました。」と感想を述べ、その言葉に会場の観客も頷いた。國村は「前作と同じく、引退間近のベテラン運転手という役柄を違和感なくみせるように気をつけました。」と、前作の三浦が演じた“徹(とおる)“に通ずる部分について語り、「RAILWAYS」シリーズで<鉄道の運転士>という役どころについて、車両の操作方法についての相違点を語り合うも、会話の温度差を感じた三浦から「あれ!?國村さん、手抜きしたんじゃない!?」とお茶目なツッコミに会場に笑いが起こり、國村は「きちんと気持ちを込めて、失敗しないように集中してやりました。」と困った顔で答え、三浦は「それでも現場でこなせるんだから、すごいですね!」とフォローした。
また、明日11月22日(木)は<いい夫婦の日>ということで、夫婦円満の秘訣について聞かれた三浦は「真面目に答えますと<人と比べない>ですかね。自分の家は自分の家。それぞれ家族の形があって、夫婦にとって家族の幸せとはどういうことなのか?を考える。子供たちも、親の背中をみてほしいとは思います」と語った。また、家族が円満に過ごすための心構えについて、有村は「まだ、自分の家族をもつことが想像つかないですけれども、子供に対しても、将来の旦那さんに対しても、理解を持てる人でありたいです。」と言い、國村は「家族をつくることは、新たな役割をもつこと。結婚したら、妻と夫。そして、子供ができたら、母親と父親という役割ができる。家族になるのは、血の繋がりではなく、その役割をどうやって果たしていくのかが重要で、一人一人が努力して家族になっていくものだと思う。」と、この映画のテーマでもある<家族の多様性>と絡めてコメント。
そして、<家族の数だけ、家族の形があっていい>という本作のタイトル『かぞくいろ』にちなみ、独特の家族のルールについて聞かれた有村は「独特ではないですが、言葉遣いは丁寧にと言われてました。出身が兵庫県で関西弁でしたが、語尾に<〜やんな?>の<な>じゃなくて、<ね>で終わるように、とか、ご飯食べる時は、正座しないと怒られるなど、厳しかったです。女姉妹だったので、きちんとした女性として育てていただいたなと思います」と語り、親への感謝の気持ちも伝えた。
前作から7年越しの最新作ということにちなみ<7年後の自分はどうなっていてほしい?>という質問に対し、國村は「あまり先のこと考えない人ですが(笑)、今よりももっとドキドキしていたいです。仕事でも、プライベートでも残っている時間を。」と語り、有村は「30代、想像がつかないですが、國村さんのお話のように、私も色んなときめきがあってほしい。小さなときめきをみつけていける人になっていけたら…」と答えた。それに対し、三浦は「7年後といえば、もう70歳も超えているんですよね。國村さんも超えてますよね?國村さんは、70になっても体力は50ですもんね?私はよく若く見られますが、中身は80くらいなので…」とコメントし、登壇者と会場に笑いがおきた。
最後、有村は「この作品で描いているやさしい時間をたくさんの方々に見ていただきたいです。かぞくというのは、いろんな形があって、いろんな壁があったとしても、人は必ず乗り越えられる、ということを晶を演じながら感じ取りました。いろんな方々に背中を押すことができる作品であったら嬉しいです」と心に込めていた本作への想いを熱く語り、國村は「作品を見終えたみなさんのほっこりした笑顔をみて、素直に嬉しい気持ちを感じました。何かこの作品で心に刺さることがありましたら、ぜひ、その話を周りの方々に分け合い、また、劇場に戻ってきてほしいです」と、本作への熱いメッセージを寄せ、歓声と拍手に包まれたなか、イベントは幕を閉じた。
『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』は、いよいよ11月23日(金・祝)鹿児島県・熊本県にて先行公開、11月30日(金)より全国ロードショー。
映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』
《STORY》
わたしたちにしか描けない、 家族のカタチ。
晶(有村架純)は、夫・修平(青木崇高)とその連れ子・駿也(歸山竜成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平の突然の死で生活は一変。残された駿也と共に夫の故郷・鹿児島へ向かい、まだ会ったことのない義父の節夫(國村隼)を訪ねる。節夫は、運転士の仕事一筋で家族を顧みずに生きてきたが、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、母としてまっすぐに生きようとする晶の姿に次第に心を動かされていく。そして晶は、亡き修平の子供の頃の夢でもあり、電車好きな駿也のため、鉄道の運転士を目指すことに。温かい人々との出会いや絆が、晶・節夫・駿也の3人を“かぞくいろ”に染めていく―。
有村架純 國村 隼
桜庭ななみ 歸山竜成/木下ほうか 筒井真理子/板尾創路 青木崇高
監督・脚本:吉田康弘
音楽:富貴晴美 主
題歌:「カラー」 斉藤和義(スピードスターレコーズ)
エグゼクティブ・プロデューサー:阿部秀司
配給:松竹
2018年/2時間/カラー/ビスタ/5.1ch
公式HP:http://www.railwaysmovie.jp/
©2018「かぞくいろ」製作委員会
11月30日(金)より、全国ロードショー!!