窪田正孝主演 × 宮沢りえ 初共演!
選挙活動をコミカル&シニカルに描いた、笑っている場合・・・じゃないかもしれない社会派コメディ。
『決戦は日曜日』
窪田正孝が宮沢りえを当選へ導く⁉
初議員秘書&初候補者役で大奮闘‼
公開決定&主演・キャスト発表!
映画『決戦は日曜日』の公開決定情報、主演キャストを解禁!本解禁に併せて、新解禁画像&窪田正孝(主演)と宮沢りえよりコメントも到着!
事なかれ主義の議員秘書と、政界に無知な熱意空回り候補者の選挙活動の行方は—?
今を生きるすべての人に贈る笑いとアイロニーに満ちた社会派コメディ!
主演を務めるのは数々のヒット映画・ドラマに出演し、2020年NHK連続テレビ小説「エール」で名実ともに国民的俳優となった窪田正孝。そつなく仕事をこなすが政治への熱意は今やない、衆議院議員・川島昌平の私設秘書・谷村勉を演じる。
そして、突然父の地盤を引き継ぎ、仕方なく出馬することになった…といいながらも実はやる気満々。世間知らずなご令嬢・川島有美を演じるのは、本格的なコメディ映画は初挑戦の宮沢りえ。初共演のふたりが、新鋭監督の脚本に惚れこみ出演を快諾。
脚本・監督を務めるのは一文字違いでアマチュア・オーケストラのコンサートを開催することになった市役所職員の騒動を描いた王道コメディ『東京ウィンドオーケストラ』。アラフォーの元アイドルたちが、再結成のために恥も外聞も捨てて大勝負にでる、イタいけどラストは胸が熱くなるコメディ『ピンカートンに会いにいく』等、オリジナル脚本で次々コメディ作品を世に発表してきた坂下雄一郎。執筆に5年の月日をかけた脚本、そしてこの上ない豪華キャストで選挙活動をコミカル&シニカルに描いた新境地に挑む。
窪田と宮沢は本作が初共演。お互いの印象を聞くと「一緒に芝居するのが本当に刺激的で毎日現場に行くのが楽しみだった」と窪田が話し、宮沢は「その場の空気を瞬時に読み取って柔軟に対応できる安定感と細やかな事へ目を向けられる心があって、頼もしい方」と称賛する。坂下監督も二人の共演を想像以上だったとし「お二人によって鮮やかな人間像が形づくられていった」と話すなど、今から公開が楽しみになるコメントが窪田、宮沢、監督の3名から届いた。
議員秘書・谷村(窪田正孝)と川島有美(宮沢りえ)の画像解禁!
今作で窪田正孝が演じる主人公・谷村勉は二世候補・川島有美(宮沢りえ)の議員秘書。自由奔放で一般常識からちょっとずれた有美を当選させるために奔走する。解禁となる画像は、有美の公示ポスターを前に「まいったな…」と言わんばかりに谷村が頭をかく一枚。前途多難な選挙戦が二人を待ち受ける。戦いの火ぶたが切って落とされる!
【コメント】
◆窪田正孝(主人公・谷村役)
・本作に出演を決めた理由
坂下監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思ってたのでとても幸せです。
監督の描く人の醜さ、谷村の視点から見る景色が滑稽すぎて笑いが止まりませんでした。
ぜひ劇場にて坂下ワールドにどっぷり浸かってほしいと思います。
・演じられた谷村というキャラクターはどういう人物ですか?
谷村は何でも卒なくこなす事ができるけど、何かが欠けていてどこか屈折しています。
そこが魅力的で演じる楽しみを感じてました。
この仕事なんてこんなもんだとあきらめてる谷村も、有美と出会い少しずつ成長していき、忘れかけていた正義感に変化が起きます。
・宮沢さんとは初共演ですが、共演していかがでしたか?
有美役の宮沢りえさんとは今作が初でしたが、一緒に芝居するのが本当に刺激的で毎日現場に行くのが楽しみでした。
こんなりえさんを今まで誰も見た事がないのではないでしょうか。笑
窪田正孝 MASATAKA KUBOTA
1988年8月6日生まれ、神奈川県出身。06年に「チェケラッチョ!!in TOKYO」(CX)で連続ドラマ初出演にして初主演。08年には「ケータイ捜査官7」でシリーズ監督をつとめていた三池崇史と出会い主演に抜擢される。以降、TVドラマ、映画などを主に幅広く活躍。12年には『ふがいない僕は空を見た』(12/タナダユキ監督)などで第34回ヨコハマ映画祭新人賞、第27回高崎映画祭で最優秀助演男優賞を受賞。主演を務めた『初恋』(20/三池崇史監督)は第72回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品される快挙を果たし、世界中の映画祭で喝采を浴びた。20年にはNHK連続テレビ小説「エール」にて主演、第45回エランドール賞新人賞を受賞した。
<主な映画出演作>
『ガチバン』シリーズ(11-14)、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13/小泉徳宏監督)、『予告犯』(15/)、『MARS~ただ、君を愛してる~』(16/耶雲哉治監督)、『東京喰種 トーキョーグール』シリーズ(17・19)、『犬猿』(18/吉田恵輔監督)、『Diner ダイナー』(19/蜷川実花監督)、『ファンシー』(20/廣田正興監督)、『初恋』(20/三池崇史監督)、『映画 えんとつ街のプペル』(声の出演/20/廣田裕介監督)など。
◆宮沢りえ(有美役)
・本作に出演を決めた理由
滑稽で愉快だから、クスっと笑ってしまうのだけれど、、、よく考えたら笑えない。。。そんな事の連続で、、監督の強いメッセージが溢れていると感じました。
今までに全く無縁な役柄だったので、演じられるか不安でしたが、演じてみたい、この作品に参加したいという気持ちが勝りました。
・演じられた有美というキャラクターはどういう人物ですか?
有美は、直球しか投げられない不器用さと強さがある人だと思いました。彼女の考える正義に皆んなを巻き込んでしまう不思議なオーラがあるようにも感じました。真剣になればなる程、滑稽で面白い人だと思ったので、面白さを一ミクロも考えず、、ただただ真剣である事に集中しました。。。結果、監督がモニターを見ながら笑っていたという噂を聞き、ホッとしました。
・窪田さんとは初共演ですが、共演していかがでしたか?
その場の空気を瞬時に読み取って柔軟に対応できる安定感と細やかな事へ目を向けられる心があって、頼もしい方だなぁと思いました。
宮沢りえ Rie Miyazawa
1973年4月6日生まれ、東京都生まれ。
11歳でモデルデビュー。初主演映画「ぼくらの七日間戦争」(88年)で日本アカデミー賞新人賞を受賞。香港映画「華の愛〜遊園驚夢」(02年)ではモスクワ国際映画祭で主演女優賞、「たそがれ清兵衛」(02年)、「紙の月」(14年)、「湯を沸かすほどの熱い愛」(16年)では日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ、数々の映画賞に輝く。圧倒的な存在感で、映画、舞台、テレビドラマ、CMと、多方面で活躍している。Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」シーズン2への出演が発表され、22年にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、牧の方役の出演を控える。
◆坂下雄一郎(脚本・監督)
始まりは5年ほど前「なにかやりたい企画はありますか?」と聞かれました。
そういう打ち合わせと思ってなかったのでなにも用意しておらず、その場でひねり出したのがきっかけです。
軽い思い付きで始まったものの、議員事務所への取材など企画開発しながら、政治業界の持つ独特なルール、誰でも関わりがあるはずなのにあまり知らない選挙の世界に、この題材の可能性が膨らんでいきました。
主人公を候補者本人ではなくその秘書にしたのは、体制に反発しがちな候補者側よりも、保守的な体制側の人間である秘書目線の方が皮肉さが増して面白いのではという定番の発想からです。
脚本に何度も改稿を重ねた数年の間、政治に関する様々なニュースが物語に影響をおよぼしました。現代社会を描いた映画というと大げさですが、今の時代を生きる人に、なにかしら思うところのある映画になっているかもとは思っています。
キャスティングに関して説明するのが難しいのですが、基本はいつも感覚です。役柄がどうとかあまり理屈で考えずに、脚本をその役者さんが演じている姿を頭の中で思い浮かべます。
窪田さんと宮沢さんを想像したとき、曖昧ですが言葉では説明できない優れたイメージが浮かび興奮しました。これは絶対よくなるに違いない、と思いました。想像ですが。
その後の撮影では当然自分の想像なんてちっぽけに感じるほど、お二人によって鮮やかな人間像が形づくられていきました。窪田さんが演じる真面目だけど諦念を抱えた秘書、宮沢さんが演じるお嬢様育ちでわがままにも見えるけど芯の通った候補がどうなったか、ぜひ劇場でご覧いただければ嬉しいです。
【ストーリー】
とある地方都市。谷村勉(30)は、この地に強い地盤を持ち当選を続ける衆議院議員・川島昌平(75)の事務所で私設秘書として働いている。秘書として中堅になり、川島の完璧な“サポートをするだけ”のこの仕事に満足していた。ところがある日、川島が病に倒れてしまう。そんなタイミングで衆議院が解散。次の選挙に川島の地盤を引き継ぎ、選挙に出る人間として白羽の矢が立ったのは、川島の娘・有美(45)。自由奔放、世間知らず。だけど謎の熱意だけはある有美に振り回される秘書たち。でもまあ、父・川島の地盤は盤石。よほどのことがない限り当選は確実・・・だったのだが――
脚本・監督:坂下雄一郎
出演:窪田正孝 宮沢りえ 他
製作:「決戦は日曜日」製作委員会
制作:パイプライン
配給:クロックワークス
Ⓒ2021「決戦は日曜日」製作委員会
公式HP:https://kessen-movie.com
2022年全国公開