映画『君と100回目の恋』の公開に先立ち、1月30日、Zepp TOKYOにて、劇中で結成されたバンド“The SOROBOSCORP”（ストロボスコープ）が、一夜限りのスペシャルライブを開催した。
本作は、miwa演じる大学生・葵海の運命を変えるため、100回人生捧げようとした坂口演じる幼なじみの陸と、彼の未来を守ろうとした彼女の時をかけめぐるピュアラブストーリー。
試写会上演前の舞台挨拶には、The SOROBOSCORP のメンバー、miwa、坂口健太郎、竜星涼、泉澤祐希に加え、真野恵里菜も参加。
坂口は「この映画は、音楽がとても大切な作品。曲を聴いていたら僕も本当に涙を流してしまいました。心に訴えかけるような曲を」とコメント。楽曲を担当したmiwaは「主題歌、劇中歌はこの映画のために書き下ろしたので、この映画に出会わなければ生まれなかった楽曲です。私にとって特別な作品になりました」としみじみ。「私の書いた曲をみんな必死に練習してくれて嬉しかった。私はバンドを組んだことがないんですが、本当のバンドみたいで楽しかった。毎日が学校の放課後みたいでした」と微笑み、チームワークのよさをうかがわせた。
坂口、竜星、泉澤は、今作の撮影のため楽器演奏の猛特訓を受けたという。「本当に大変でした。ギターを触るのも初めてでした」と坂口。竜星も「バンドシーンが終わったときはちょっと切なかった」と振り返る。そんな竜星について真野が「竜星くんは、『間違えるな』って怒られていたけど、実はしっかり練習していて、最後のライブのシーンではみんながしっかり合っていて感動しました」と明かす場面も。
先日は音楽番組「ミュージックステーション」にThe SOROBOSCORPとして出演したが、生のライブは初めて。緊張しながらも楽しそうな笑顔を見せていた。
上映後にいよいよライブがスタート。miwaが「みなさん、こんばんは！The SOROBOSCORPです。今日は一夜限りの最初で最後のライブになると思います」と声をかけると会場は総立ちに。映画の世界からそのまま出てきたようなバンドメンバーに感嘆の声が上がった。
劇中歌「単純な感情」を披露すると、会場は一つになってボルテージアップ！ 続いての「アイオクリ」では、坂口もソロパーツで歌声を披露。生でしか見られないギターテクニックを披露し、観客を魅了。坂口は「撮影は1年くらい前かな？ あのころの俺たちに言ってやりたいよ。『Zeppで演奏するんだぜ！』って」と満足そうに笑った。
アンコールでは、miwaが「今日は葵海として陸を思って歌います」と話し、映画主題歌『君と100回目の恋』を歌唱。感極まったmiwaは、涙を流しながら熱唱。会場は感動の嵐に包まれ、最後まで拍手が鳴り止まなかった。
『君と100回目の恋』
出演：miwa 坂口健太郎
竜星涼 真野恵里菜 泉澤祐希
太田莉菜 大石吾朗 堀内敬子／田辺誠一
監督：月川翔（「黒崎くんの言いなりになんてならない」）
脚本：大島里美（「ダーリンは外国人」）
製作：「君と100回目の恋」製作委員会
制作・配給：アスミック・エース
(C)2017「君と100回目の恋」製作委員会
公式サイト：http://kimi100.com/
2月4日（土）より全国ロードショー
