映画『君と100回目の恋』の初日舞台挨拶が、2月4日、東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、主演のmiwaと坂口健太郎をはじめ、共演の竜星涼、真野恵里菜、泉澤祐希と、月川翔監督が登壇した。
本作は、miwa演じる大学生・葵海の運命を変えるため、100回人生捧げようとした坂口演じる幼なじみの陸と、彼の未来を守ろうとした彼女の時をかけめぐるピュアラブストーリー。
演じた葵海と自身との共通点を聞かれたmiwaは「葵海は、いつも一生懸命で、一瞬一瞬をすごく大事にしている女の子。元気いっぱいなところは自分と共通しているかも」と答えた。また、一番難しかったシーンについて「『陸って私のこと好きなの？』って聞くシーン」と振り返り、「陸みたいに一途男子の幼なじみが周りにいないので、マネージャーを相手にセリフの練習をしました。マネージャーに『違う!』と言われて、何度も練習しました」とエピソードを披露。
坂口は初めてのギター演奏が難しかったそう。「ギターに集中すればいいのか、歌に集中すればいいのかわからない。葵海のほうにも視線を向けないといけないし･･･」と苦労を語り、「あと、陸って一見クールに見えるんですが、チャーミングな部分もあって、特に“ずるをしていたこと”をバラしてからはとても一途で素直な部分が出てくるので、その振り幅を監督とよく話しました」と役作りに対して向かい合った様を吐露。また、「浜辺で葵海の腕を引っ張って抱き寄せるシーンがなかなか上手にできなかった」と明かすと、直哉役の竜星と鉄太役の泉澤がお手本を見せた事を告白。「それがすごく上手で。悔しいくらい」と言って観客の笑いを誘っていた。
お気に入りのシーンを問われた里奈役の真野が「（陸と葵海が）脚立でキスをするシーン。キャタチューです」と答えると、映画を観終わっていた客席からも納得の声があがっていた。
さらに、映画のタイトルにちなみ “100回繰り返しても守りたいものは何？”と尋ねられると「やっぱり一途男子ですね。僕は自分のことを一途男子だと思っているから」と竜星。会場の反応がイマイチなところに、坂口は「僕は1回で守りたい。100回も繰り返さずに守る」とニッコリ。miwaが「100回人生を繰り返しても、またこうしてこの映画の初日を迎えたいです」と答え、会場から大きな拍手が送られると、坂口も「撮影のあとにみんなでカラオケ行って語り合ったり、こんなにいいメンバーとバンドも組めて映画もできた。そういう経験ができたことは幸せの瞬間でした」と感慨深げに語った。
最後にmiwaが「映画も音楽も全身全霊を込めて作りました。みなさんの心に響くものになればうれしいです」とメッセージを伝え、坂口は「キャストやスタッフが育ててきた作品をこうして観ていただけることが幸せ。100回は時間的に厳しいと思いますが、30回、40回と観てドキドキ、キュンキュンしてください」と観客にアピールし、舞台挨拶を締めくくった。
『君と100回目の恋』
出演：miwa 坂口健太郎
竜星涼 真野恵里菜 泉澤祐希
太田莉菜 大石吾朗 堀内敬子／田辺誠一
監督：月川翔（「黒崎くんの言いなりになんてならない」）
脚本：大島里美（「ダーリンは外国人」）
製作：「君と100回目の恋」製作委員会
制作・配給：アスミック・エース
(C)2017「君と100回目の恋」製作委員会
公式サイト：http://kimi100.com/
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