映画『君と100回目の恋』の大ヒット御礼舞台挨拶が、2月12日、東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、主演のmiwaと坂口健太郎、月川翔監督が登壇した。
本作は、miwa演じる大学生・葵海の運命を変えるため、100回人生捧げようとした坂口演じる幼なじみの陸と、彼の未来を守ろうとした彼女の時をかけめぐるピュアラブストーリー。
公開から1週間たち大好評を得ていることについて、「たくさんの声をいただいています」と感激のmiwaは「『隣の席の子が、鼻をすすりながら観ていたんだけど同時にお菓子もいっぱい食べていた』という話を聞くと、女の子って同時にいろんなことするんだなぁと思いました。みなさん感情移入して観てくれていて嬉しいです」と笑顔を見せた。
一方の坂口は「僕もいろんな方から感想をいただいています。映画を撮っているときは、大学生の話だし、若い人たちに気に入ってもらえる作品かなと思っていたんですが、33歳の会社員の方から『すごく良かったです』というコメントをいただいたり、ご夫婦で観に来てくださっている方もいて、この作品が少しずついろんな世代層に広がっているんだなと、改めて感じました」としみじみ。この日も女性のみならず、男性ファンも多く駆け付け大きな歓声をあげていた。
この日の舞台挨拶は上映後だったため、観客から直接感想を聞くこととなった。30歳(会社員)の男性は「すごく良かったです。特に音楽が映画とリンクしていて良かった。歌詞にキュンキュンしました」と絶賛。その言葉に坂口も「うれしいですね!」と満足げ。
miwaから「どのシーンがよかったですか?」と聞かれると「リアルにキャタチュー(脚立上でのキス)ところ」と笑顔で答えた。坂口からも質問を・・・となったが「僕もライブのシーンが好き。二人の物語のような歌詞じゃないですか。そこ、僕も好きです!」と感想を述べ、男性と意気投合。
また女性の方からは「陸と葵海の切ない気持ちが自分のことのように胸にしみて、凄く感動しました。これからはmiwaさんの曲を聴くたびに感動がよみがえってきて、泣いてしまうと思います」と話す。「陸と葵海が一緒に歌ったシーンが最後に一番グッときました」と続けると、坂口も「あぁ、あそこね~。いいシーンですよね」と同調した。
坂口から「好きなセリフはありますか?」と尋ねるも女性が返事に困っていると、坂口が「僕はですね・・・」と口を開き、「いろんな人に壁を作っていた陸ですが、後半のシーンで直哉が『やっと見れた、お前のカッコ悪いところ』というセリフなんです。もちろんお芝居をしているんですが、グッときちゃったんですよね」と伝えた。
また、二日後にバレンタインデーを迎えるため、この日のために制作された『君100ハンカチ』を観客全員にプレゼント。「またこの映画を観てこのハンカチで涙を拭いてください」という気持ちを込めて急きょ用意されたという。
さらに、miwaと坂口にもスタッフからそれぞれが大好きなものをプレゼント。miwaにはおにぎり100個、坂口にはゆで卵100個が贈られた。miwaは「100個にぎるって大変。愛を感じます。ありがとうございます」とニッコリ。坂口は「これ全部食べるのに3か月はかかるかなぁ・・・」と苦笑いしつつも「僕、今日もう1個食べましたよ。あと1個あります」と大好物のゆで卵を前に嬉しそう。
最後にmiwaが「これまで出たこともないバラエティ番組にも出たりして宣伝活動もしてきましたが、今日をもってこの映画が私たちの手から旅立っていきますので、これからは皆さんのお力をお借りしてこの作品がもっともっとたくさんの人に観ていただけるように応援してほしいです」と挨拶し、坂口は「公開してからいろんな声を聞くことが凄く嬉しくて。こんなに幸せな作品に携われたということは、僕の映画をやってきた道のなかで大事な大切な時間になりました。より大きくたくましい映画になってほしいなと思います」と力を込めてメッセージを伝え、イベントを締めくくった。
『君と100回目の恋』
<ストーリー>
彼女の運命を変えるため100回人生を捧げようとした彼と、
彼の1回の未来を守るため自分の運命を決めた彼女の時をかけめぐる純愛映画。
ふたりの想いがつまったラブソングに感涙し、日本中が一途男子に恋をする!
大学生の葵海(あおい)は、ライブの帰り道、事故にあってしまう。しかし、気づくと葵海は1週間前に戻っていた。動揺する葵海に、バンド仲間で幼なじみの陸が、「秘密を教える。俺、時間を戻せる。運命は変えられた。」と告げる。想いが通じ合った二人は、周囲が羨むカップルとして幸せな日々を過ごすが、陸のタイムリープには重大な秘密が隠されていた―。
出演:miwa 坂口健太郎
竜星涼 真野恵里菜 泉澤祐希
太田莉菜 大石吾朗 堀内敬子/田辺誠一
監督:月川翔
脚本:大島里美
製作:「君と100回目の恋」製作委員会
制作・配給:アスミック・エース
(C)2017「君と100回目の恋」製作委員会
公式サイト:http://kimi100.com/
大ヒット上映中!