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松竹映画100周年記念映画『キネマの神様』リリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎の出演が決定!! ※コメントも到着!

松竹映画100 周年記念作品/山田洋次監督 最新作

映画を諦めた男が
あの日の夢と家族の愛を取り戻す—。

『キネマの神様』

リリー・フランキー 志尊淳 前田旺志郎の出演が決定!
実力派キャストが作品に新たな色を加える

松竹の前身となる松竹キネマ合名社の設立、そして数々の名作を創り出した蒲田撮影所の開所を迎えた 1920 年から、日本映画史を飾る傑作、ヒット作の製作、配給、興行を続け、2020 年松竹映画は 100 周年を迎えた。『キネマの神様』は、そんな松竹映画100 周年を記念した作品となる。監督は日本映画界を代表する山田洋次、原作はこれまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハによる「キネマの神様」。これまで沢田研二・菅田将暉・永野芽郁・宮本信子をはじめとした豪華キャストによる、フィルムの感光をイメージした虹の光で一つに繋がっていくビジュアルが話題を呼び、さらに先日、2021 年 4 月 16 日に公開日が決定したことが特報映像とともに発表され、幾多の困難を乗り越えた奇跡の作品としてますます注目が高まっている。

そしてこの度、新たなキャストとしてリリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎が出演することが決定した!菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子と同様、今回発表された三名も揃って山田監督作品は初出演となり、作品の世界に新たな色を加える。

『キネマの神様』リリー・フランキー

リリー・フランキーは、1950~60 年代の日本映画黄金期に活躍した、助監督のゴウ(菅田)が師匠とする映画監督・出水宏を演じる。イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャンなど様々な顔を持つリリーは、『ぐる りのこと。』(08)で第 51 回ブルーリボン賞・新人賞を受賞し、俳優として高く評価された。以来幅広い演技力で多くのドラマ・映画に出演し、『そして父になる』(13)、『凶悪』(13)で第 37 回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめとする数々の賞を受賞。以降、是枝裕和監督作品に常連出演を果たすなど、言わずと知 れた日本を代表する実力派俳優である。そんなリリーも、「山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。僕の 憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です。」とコメントし、本作への出演について大 きな憧れと喜びを語っている。リリー演じる出水は、多くは語らないが映画撮影において確固たるこだわりを持ち、ゴウに監督としての在り方を背中で教えるような男。当時の映画界を代表する監督が持つ特異な存在感を、円熟味が滲み出た振る舞いで見事に体現している。

『キネマの神様』志尊淳

志尊淳は、テラシン(小林)が経営する映画館「テアトル銀幕」でアルバイトをするイマドキの青年・水川を演じる。2011 年に俳優デビューし、『帝一の國』(17)、NHK 連続テレビ小説「半分、青い。」(18)など話題作に次々と出演。また NHK ドラマ「女子的生活」(18)では主演としてトランスジェンダー役を見事に演じ切り、幅広い演技力を見せ高い評価を受けるなど、今まさに勢いのある若手実力派俳優である志尊だが、「自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした。」とコメントしており、驚きとともに貴重な経験であったことを明かしている。志尊演じる水川は、一見調子の良いイマドキの青年だが、「テアトル銀幕」を通して現代のテラシンや淑子(宮本)、そしてゴウ(沢田)と会話を重ねる中で関係性を築いていく役どころ。水川が持つ温かい一面を感性豊かに表現し、作品に彩りを加えている。

『キネマの神様』前田旺志郎

前田旺志郎は、落ちぶれたゴウ(沢田)が持っていた才能を再び見出す、孫の勇太を演じる。2005 年から子役として活動をスタートし、2011 年に是枝裕和監督の『奇跡』で実兄・航基とともに兄弟役で主演を務め、第26 回高崎映画祭の最優秀新人男優賞を受賞。2012 年には NHK 大河ドラマ「平清盛」に出演を果たし、その後『超高速!参勤交代』(14)、『海街 diary』(15)など、子役時代から話題作に次々と出演を続け、今年はテレビ東京ドラマ 25「猫」で連続ドラマ初主演。今後の活躍がますます期待される次世代俳優である。そんな前田も「自分がまさか山田洋次監督作品に携われる日が来るなんて思ってもいなかったので、ものすごくテンションが上がりました。」と素直な喜びの胸中を明かし、厳しい指導の中にも映画愛に溢れた山田監督に改めて尊敬の意を表した。前田演じる勇太は、落ちぶれたゴウを一人の人間として見つめ、眠っていた才能に気づくという現代のゴウにとってのキーパーソンと言える存在。また、内気で部屋にこもりがちの繊細な役どころである一方、ゴウとは他の誰よりも信頼関係を築く様を絶妙な演技で表現している。

それぞれ過去のゴウ・現代のゴウと人生を共にする 3 名。彼らの出演により、『キネマの神様』の世界にどのような色が加えられるのか、夢を諦めたゴウとその家族に一体どのような奇跡が起こるのか、今後の展開にますます目が離せない。

リリー・フランキー コメント
山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。
僕の憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です。

志尊淳 コメント
自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした。スタジオに入った瞬間から感じる、緊張感、繊細さ、熱量。
全てにおいて貴重な時間でした。

前田旺志郎 コメント
この度、ゴウの孫の円山勇太役を演じさせていただいた前田旺志郎です。お話をいただいた時、自分がまさか山田洋次監督作品に携われる日が来るなんて思ってもいなかったので、ものすごくテンションが上がりました。現場はもちろん、本読みの時からたくさんのご指導をいただいて大変勉強になりました。正直、山田監督は厳しかったです。しかし、それは僕にだけではなく自分自身に対してもで、映画を作る事への一切妥協しないあの姿勢は映画への愛に溢れており、心の底からリスペクトしています。
改めてこんな素敵な作品に出演できた事が嬉しいですし、多くの人に観ていただきたいと思います。

『キネマの神様』キャラクタービジュアル 2S

【STORY】
ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父。そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」———。
若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシン(野田洋次郎)とともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
半世紀後の2020 年。あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める。
これは“映画の神様”を信じ続けたゴウとその家族に起きる奇跡の物語。

■監督:山田洋次
■脚本:山田洋次 朝原雄三
■原作:原田マハ「キネマの神様」(文春文庫刊)
■出演:沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 野田洋次郎 / 北川景子 寺島しのぶ 小林稔侍 宮本信子
■配給:松竹 ■コピーライト:(C)2021「キネマの神様」製作委員会
■公式サイト :https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama
■公式Twitter:https://twitter.com/kinema_kamisama
■公式Instagram:https://www.instagram.com/kinema_kamisama

2021年 4月16日 全国ロードショー