映画『キングダム』のワールドプレミア舞台挨拶が、3月27日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演の山﨑賢人をはじめ、共演の吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、髙嶋政宏、要潤、大沢たかお、佐藤信介監督、原作者の原秦久が登壇した。
紀元前、中国・春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、後の秦の始皇帝となる中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原秦久/集英社)。本作は、この大ヒット漫画を『いぬやしき』『BLEACH』などで知られる佐藤信介監督の手で実写映画化。主人公の信(しん)役を山﨑、嬴政(えいせい)役に吉沢、楊端和(ようたんわ)役に長澤、河了貂(かりょうてん)役に橋本、将軍・王騎(おうき)役に大沢たかお、他豪華キャストが集結した。
映画の注目ポイントについて、山﨑は「う~ん、ネタバレになっちゃうから言えね~!」と困りつつ、「監督と心を掴めるシーンを撮りたいと話し、全てのシーンに全精力をかけて臨みました。全てが見どころになっています。原先生が描いてくれた映画オリジナルのセリフもあります・・・あ、これも言えないけど」とコメントした。
吉沢は、「みんなの目ヂカラから熱いものが伝わってきます。内面に燃える炎が目を通して見えるシーンがたくさんあるので、そこに注目してほしいです」と吐露。同じく注目ポイントを、長澤は「キャラクターの登場シーンですね。この作品はそれぞれのキャラクターのファンが多いので、お気に入りのキャラの登場を『待ってました!』という感じで観てほしいです」。橋本は「原作のビジュアルの再現度が凄い。原作へのリスペクト、愛情も込められていて、映画でさらに大きなスケール感を楽しんで」と、作品の魅力を伝えた。
また、王様の適役で本作の中で最大の悪役・成きょう役を演じる本郷は、「美術セットのこだわりが凄いです。王室だけで何百万円もするそうです・・・」と明かすと、すかさず佐藤監督が「1億円です。玉座だけで600万円」と明かし、観客と登壇者を驚かす。本郷もその金額を初めて知ったようだったが、「ドカッと座って机に足を置くとき、スタッフさんから『本郷さん足を拭いてもらっていいですか?』って言われてたんです。だからかぁ。でも、王様なのになぁ(笑)」と苦笑いし、会場の笑いを誘っていた。
高島が「アクションシーン」を挙げ、「それでもかなりカットされているので、最高の部分が(映像に)残っています」と自信をのぞかせると、満島は「みんな美しい。僕はこんな人たちの中にいられて幸せでした」としながら、山﨑を見やり「こうしてフニャフニャして立っていますが、賢人くんのアクションが本当にカッコいい。顔も美しいし・・・」とニッコリ。さらに、吉沢についても「顔の美しさと言ったら吉沢亮!(笑)。王たる美しさ。お母さんに会って見たいよ!」と語り、「まさみちゃん、環奈ちゃん・・・もう本当に美しい!目の保養です!」と興奮を隠せず熱弁していた。
映画『キングダム』本編映像
映画『キングダム』始動! メイキング動画
映画『キングダム』
公式サイト:https://kingdom-the-movie.jp/
2019年4月19日(金)より全国東宝系にてロードショー!