映画『キングダム 大将軍の帰還』ワールドプレミアレッドカーペットイベントが、6月13日、東京・歌舞伎町ゴジラロードにて開催され、主演の山﨑賢人をはじめ、共演の吉沢亮、大沢たかお、清野菜名、新木優子、岡山天音、三浦貴大、要潤、高嶋政宏、山田裕貴、佐藤浩市、玉木宏と佐藤信介監督が登壇した。
紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く、原泰久の原作漫画「キングダム」を基に実写映画化。2019年『キングダム』、2022年『キングダム2 遥かなる大地へ』、2023年『キングダム 運命の炎』と公開し、1作目から3作連続で50億超えを達成し、シリーズ累計動員数は1,000万人を超え数々の映画賞にも輝き、令和に名を刻む映画シリーズになった『キングダム』。その待望の最新作であり、シリーズ集大成となる『キングダム 大将軍の帰還』がついに完成した。
天下の大将軍を目指す主人公・信(しん)をの山﨑賢人、中華統一に挑む若き秦国王・嬴政(えいせい)を、吉沢亮、秦国・総大将として戦地に舞い戻った大将軍・王騎(おうき)を大沢たかおが演じ、飛信隊副長・羌瘣(きょうかい)を清野菜名、飛信隊の尾平(びへい)・岡山天音、尾到(びとう)役・三浦貴大、王騎の副官・騰(とう)役の要潤、昌文君(しょうぶんくん)役・髙嶋政宏、隣国・趙軍副長・万極(まんごく)役の山田裕貴、さらに王宮で政略を巡らす呂不韋(りょふい)・佐藤浩市、知略で秦国を守る昌平君(しょうへいくん)・玉木宏のほか、今作の新キャストであり王騎の過去に深く関わる謎多き武将・摎(きょう)の新木優子ら、豪華キャストが集結。そして、シリーズ4作のメガホンを佐藤信介監督が取った。
豪華絢爛なキャスト陣&監督ら13名がブラックコーデに身を包み、キングダムさながらにレッドカーペットを全軍前進する姿は圧巻! 山﨑らは笑顔でファンとの交流を楽しんだ。
山﨑は、「今日はこのような新宿のど真ん中でこんな豪華なイベントをやれて、 たくさんの人が見に来てくださって、すごく嬉しく思います」とイベント開催を喜び、「7年前に始まったこのキングダムですが、信と一緒に成長してきた7年間だったなと思っています。
スタッフ・キャストみんなで熱い思いを持って始まった『キングダム』が、いろんな人の思いを背負いながら、今回最終章を迎えられて本当に嬉しく思います。もの凄い映画が出来上がったので、ぜひ楽しんで観てもらいたいです」と、これまでを振り返りながら、今作の出来栄えに自信を覗かせた。
吉沢は「1が公開されたのが5年前くらいで、それからこんなたくさんの方に愛し続けていただき、今回ようやく最終章をお送りできることになりました。本当にあっという間だったなと思いますし、最終章と呼ぶにふさわしい素敵な作品ができたと思っております」と胸を張る。
大沢は「このプロジェクトの準備入れると8年ぐらい前からやってました。 その時から1、2、運命、そしてこの“大将軍の帰還”を皆さんに最後まで観てもらうことを目指して、スタッフ・キャスト一同がずっと頑張ってきました。これまでもおかげ様で大変ヒットしましたが、(今作は)それともまた違う次元の世界まで行こうということで、山﨑くんはじめ、この全員が1つ1つ心を込めて、魂を込めて、撮影をしてきました。1人でも多くの皆さんに劇場に足を運んでもらえれば嬉しく思います」と思いの丈を口にした。
人生で初めてレッドカーペットを歩いたという清野は、「とても興奮した時間になりました。 今回のアクションは前作を超える、本当にスケールアップしたレベルの上がったアクションになっていると思いますので、アクションシーンも注目して見ていただけたら」とアピール。
今回初参加となった新木は「私自身、本当に1作目から映画館でキングダムを観た いちファンとして、この“大将軍の帰還”が上演されることを凄く嬉しく思いますし、私自身、摎を演じて、 王騎役の大沢さんとまたお会いすることができてすごく嬉しいです。
岡山は「僕は尾平役で2から参加して、『キングダム』という大きい船に乗って、ここまで漕ぎつけたことを本当に嬉しく思っています」と話し、「(完成作品を観て)自分が出ていなくてもファンになっていた作品だと改めて感じました。回を重ねることに濃くて強い作品になっているとも。とても大好きな作品です。今回は(三浦)貴大さんと演じている兄弟としても大切なシリーズになっていると思います」と感慨深げ。
三浦も「今回、 兄弟として凄く大切なシーンのある作品ですので、僕も思い出深いですし、 僕は元々原作の漫画がすごく好きで、この作品に出られるって決まった時もほんとに嬉しかったですし、撮影に入ってみたら想像を絶する規模の素敵な現場で、作品が出来上がってみたらさらにそのスケールを感じるような作品になっていました。この作品の登場人物としていられて本当に幸せを感じています」と、自身にとって大切な作品となった様子。
この日、一人敵対する軍として参加した山田は、今日はちょっと敵国の人間で心細いんですけども、作品としては皆さん仲間で、 皆さんと力を合わせて作ってるので、その作品がたくさんの人に届くということ、そして僕も原作も大好きなので、自分もキングダムの中にいる幸せを噛みしめながら現場にいさせてもらいました。原作の熱いシーンがめちゃくちゃたくさん詰まってるんで、たくさんの人に届くといいなと思っています」と語った。
要は「本当に最高傑作が出来上がったなということを確信してます。 一足先に拝見させていただきましたが、本当に始まった瞬間からキングダムワールド全開で、片時も目を離すことなくあっという間に終わった記憶があります。皆さんに必ずその興奮を約束できると思います」と目を輝かした。
高嶋も「一足先に観ましたが、当然 台本も読んいてセリフも分かってる、場面もわかってる自分でさえ、映画が始まった瞬間あまりの凄さに笑ってしまって、そのあと震えて泣くという、今までに見たことのない映画になってると思います。こと今回の『キングダム 大将軍の帰還』に関しては、どんなに言葉を並べ立てたとしても 及ばないくらいの凄まじい作品です」と力を込めた。
佐藤は「最終章でまさか歌舞伎町でこんな大きな盛大なイベントをやるとは 予想だにしなかったんですけど、これだけのイベントをやっても恥じることないというか、決してそれに負けない作品になってると思います」とニッコリ。
玉木は「近年ではなかなかないスケールのシリーズになっている作品だと思います。そして、今日のような派手なイベントに参加できてすごく幸せです。僕自身もこのキングダムという作品が原作から大好きで、 1が公開された時に初日に劇場に行って観ました。凄く好きな作品の中に飛び込んで撮撮影をできている時間が幸せでした。本当に映像を見ても凄く興奮する内容になっておりますので、ぜひ大きなスクリーンの劇場で 観ていただきたいです」と伝えた。
佐藤監督は「8年という長い間をかけてシリーズ作品として作ってきました。 これだけの物語、そして過去考えても、これだけ素敵なキャストの皆さんとともにこれだけのシリーズを作ることはなかなかない。もう何万カットと撮って、本当に気が遠くなるような作業を、スタッフの皆さんとそしてキャストの皆さんと作ってきました。この積み重ねでしか到達できないような作品が今回作り上げられたと思います。 それを最大のモニターである劇場で一番力が発揮できるように、我々、技術、感性、全て投入して作ったと思っています。ぜひ、最大の映像体験を体感していただければ」とPR。
また、海外の映画祭でも賞を受賞したことに、山﨑は「本当に嬉しいですね。日本の最高のチームで作り上げたこの『キングダム』が、世界の人々にもたくさん観てもらって、評価していただいて。今作もどんどん盛り上がっていってくれたら本当に嬉しいなと思ってます」と満面の笑みを浮かべ、司会者から「この『キングダム』はどんなチームですか?」と問われると、「最強です!」と声高らかに叫んだ。
大沢も「先日もニューヨークで賞を獲ったことを聞いた時も、当然だと思ったし、 全然驚かなかった。それぐらい山﨑くんはピュアに7年間向き合い続けて、努力して続けてきたので、僕らはそれに引きずられて頑張ってきた。本当にこのいいチームでできたことを今、心から感謝してます。このチームは家族。自分にとって宝物だし、人生の誇りです」と山﨑を称えつつ、チームへの思いを表した。
会場には今作で描かれる「馬陽の戦い」にちなみ、秦国・趙国それぞれの甲冑を着た両軍兵も訪れ、彼らとともにフォトセッションを行い、『キングダム』の世界に会場が包まれていた。
『キングダム 大将軍の帰還』
<ストーリー>
秦と趙の全てを懸けた<馬陽の戦い>で、敵将を討った信(山﨑賢人)と仲間たちの前に突如として現れた、その存在が隠されていた趙国の総大将・龐煖(吉川晃司)。自らを<武神>と名乗る龐煖の圧倒的な力の前に、次々と命を落としていく飛信隊の仲間たち。致命傷を負った信を背負って、飛信隊は決死の脱出劇を試みる。
「俺たちで、信を守り抜くんだ――。」
一方で戦局を見守っていた王騎(大沢たかお)は、趙軍の裏に潜むもう一人の化け物の存在を感じ取っていたが、劣勢を覆すべく最強の大将軍として再び戦地に舞い戻った。
王騎と龐煖の過去の因縁とは? 遠くから戦いを静観する軍師・李牧(小栗旬)の正体とは??
今、因縁が絡み合う馬陽の地で忘れられない戦いが始まる――。
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉・原泰久
音楽:やまだ豊
出演:山﨑賢人 吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 玉木宏 佐藤浩市 小栗旬 吉川晃司 大沢たかお 他
原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
クレジット表記:ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2024映画「キングダム」製作委員会
公式サイト:http://kingdom-the-movie.jp
公式X:https://twitter.com/kingdomthemovie
公式Instagram:https://www.instagram.com/kingdom_movie/
公開:2024年7月12日(金)
2024年7月12日(金)ついに、歴史が動き出す―