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山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみら豪華キャストが勢揃い!「身を削って撮影に臨んだ作品」 と自信! 映画『キングダム』製作報告会見

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映画『キングダム』の製作報告会見が、10月9日、東京・帝国ホテルにて行われ、豪華キャスト陣が発表された。
会見には山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、満島真之介、高嶋政宏、要潤、大沢たかお、佐藤信介監督、製作を手がけるソニー・コロンビア・ピクチャーズ代表のサンフォード・パニッチが登壇した。

本作は、原泰久原作の大ヒット漫画「キングダム」を実写映画化。紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)(後の秦の始皇帝)を描き出す、歴史エンターテインメント超大作。

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主人公・信には山﨑賢人が扮し、これまでの山﨑のイメージを覆すような“信”を作り上げている。若き王・政と、政の影武者となった信の幼なじみで親友の漂(ひょう)の二役を演じるのは吉沢亮。その気品・威厳、風格は、動乱の世にありながら中華統一を目指す若き王そのものだ。

さらに、山の民の美しき王・楊端和(ようたんわ)に長澤まさみ、信・政と行動をともにする河了貂(かりょうてん)に橋本環奈、秦の六大将軍・王騎(おうき)を大沢たかおが演じる。その他、政の異母兄弟・成蟜(せいきょう)を本郷奏多、政の側近・昌文君(しょうぶんくん)を高嶋政宏、昌文君の副官・壁(へき)を満島真之介、王騎の副官・騰(とう)を要潤が扮する。

脚本には原作者の原氏も執筆に参加し、納得のいく脚本を完成させた。監督は、その映像で観るものすべてをスクリーンにクギづけにする佐藤信介。漫画原作ながら史実に基づいた中国春秋戦国時代の世界観を、登場人物の心情を、佐藤ならではの手腕で描いている。

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原作連載10周年の実写SP動画でも主役の信を演じた山﨑は、本作に出演するにあたり「運命的なものを感じた」と話し、「信は戦争孤児で奴隷。とにかく上に這い上がっていきたいという気持ちを持って生きています。僕もこの世界で上にいけるように頑張っていて、共感できる部分が多かった」とし、「過酷で辛いことがあっても乗り切れる!という気持ちを持って、死ぬ気で、身を削る思いで撮影に臨みました」と撮影時へ思いを馳せた。

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佐藤監督は「情熱的なストーリーでもあるが、同時にアクション映画でもある。これぞエンターテインメントな作品に出来上がるので楽しみにしてほしいです」と自信をのぞかせ、「身を削る・・・と、言葉で言うのは簡単ですが、本当に皆さん死ぬ気でやってくれていました。いざ撮影!というときのスイッチの入り方に感銘を受けました」とキャスト陣を称えた。

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吉沢は、「もともと原作の大ファンなので、この作品に携わることができ、スタッフ、キャストが一丸になって、全身全霊で撮影できたことはとても幸せでした」と述べ、3週間にわたる中国でのロケを「もうビックリするくらいセットが大きくて、街なんじゃないかと思うくらい。凄いセットで自然に気持ちが入って気持ち良く演技ができました」と振り返る。二役を演じることについては「言葉や仕草だけでなく、内面から出てくるもので変化を意識した」と話した。

吉沢とは4度目の共演となる山﨑は「友達としても役者としても信頼しています。一緒に育ってきた漂と、中国を統一しようとする政を演じてくれた。僕が信として生きるうえで本当に助けられました」と、吉沢に対して感謝の気持ちを口にした。

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橋本は、「原作を読んで、実写化はできないのではと思いましたが、今は過酷なロケも乗り越え撮影してよかったと思います。原作を読んでいる方も、想像を超えた“壮大な歴史的絵巻”になったと思います」と吐露。自身の役がらについては「マスコット的なキャラクター。ミノを背負ってちょこちょこ歩いている姿を楽しみにしていただければ」と笑顔を見せた。

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長澤は「今回は絶対的な強さを持つ王様で、信と政に心動かされて参戦を決める役でした。本格的なアクションは初めてだったので不安もありましたが、(山﨑と吉沢)二人の頑張り、本気な姿に影響をもらい、今出せる力を出せたのかなと思っています」とコメント。さらに「戦いのシーンの2カ月後くらいに別のシーンを撮ったとき、以前とは違う風格をまとっていたお二人に感銘を受け、役と同化していけた感覚がありました」と山崎と吉沢の成長に目を細める。役作りについて聞かれると「強く見せるために、部下とは話さないようにしていたんですが、部下からたくさん話しかけれ大変でした・・・」と苦笑い。

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本郷は、「(成蟜・せいきょう)は、エゴイスティックで、自分の部下や家臣を人間とも思っていないほど見下している王族。まぁその辺の考え方は僕自身と似ているなと思うので、苦労することなく演じました(笑)。ずっと中国にいましたが、皆さんが戦っている間は王室で待機していたので、身を削って暇と戦っていました(笑))とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘う。

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満島は「壁は観客の皆さんと一番近いキャラクターだと思います。壁の目線で物語を追いかけていただけたら。勝手に主役気分になっています(笑)。あとはずっと高島さんについていきました」とし、「過酷な撮影現場でしたが、一番大変だったのは中国内の移動。上海についてから約6時間。サスペンションのないバスでの移動は過酷でした。高速道路で車の下に入っている荷物がみんな落ちちゃった事もあって。よくあることらしいですが・・・(笑)」と、エピソードを明かした。

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高嶋は、「撮影所でジャッキー・チェンのスタントチームの方を見つけたんです。日々の心構えやトレーニングについて聞きました」と興奮ぎみに語るも、「撮影が終わると食べて飲んで楽しかった」と笑う。「でも、鎧は40kgもあって、俳優人生でもっとも過酷な衣装でした。長回し撮影でも監督は涼しい顔で『もう1回お願いします~』て言うし(笑)。それでも最後の撮影が終わって鎧を脱ぐときはなぜか悲しかったなぁ」と、充実した撮影現場を思い出していた。

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要は「原作でも一番強いのでは?と言われている役。現場ではプロテインの差し入れもあって、みんな腕立てや腹筋をしていたので、僕も現場に入ってから慌てて頑張りました」と体作りに励んだという。

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大沢は「僕が現場に行ったときは、もうプロテインがなくなっていたけどね」と笑いつつ、「チームのエネルギーが素晴らしかった。壮大な中国に負けず、背中を押されて演じることができたと思います。ファンの期待にも応えられる作品になっていると確信しています」と自信に満ちた表情に。

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印象に残っているキャラクターや共演者について聞かれると、吉沢は「大沢さんと対峙するシーンでは、体の大きさが尋常じゃなくて。お芝居はもちろんですが、立っているだけで存在感に説得力が半端なくて。プレッシャーというか凄い圧を感じました」と回想。長澤は、「吉沢くんの剣術がきれいで。優雅な感じで所作が全然違って、見とれてしまいました」と、剣道二段の腕前を持つ吉沢の魅力に触れた。本郷が「長澤さんはきれいな中から強さを感じました」と話すと、高嶋は「長澤まさみの脚がエロかったね」とニッコリ。

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大沢は、山崎の姿を見て「クランクインの儀式の日、賢人が飛行機に乗り遅れてしまったらしく遅れて来たんですが、笑顔で『すみませんでした』と言っていたのがチャーミングで(笑)。でも現場に入ると目つきが変わって、そこにはもう山崎賢人という存在がなくなっていました。とても刺激になりましたね」と言いつつ、「でも遅れるのはどうかなと思うね」と続け、笑った。

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映画『キングダム』本編映像解禁!

映画『キングダム』始動! メイキング動画

映画『キングダム』
公式サイト:https://kingdom-the-movie.jp/

2019年4月19日(金)より全国東宝系にてロードショー!