山田涼介、今の仕事は天職！「勝手に履歴書送った家族」に、今の自分があるのは家族のおかげ！と感謝！ 映画『記憶屋 あなたを忘れない』記憶に残るサプライズ成人式

映画『記憶屋 あなたを忘れない』の記憶に残るサプライズ成人式と題したイベントが、12月10日に、東京・千代田区の神楽座にて行われ、主演の山田涼介（Hey！Say！JUMP）と、共演の芳根京子、ブラザートムが登壇した。

本作は、「忘れたい記憶」と「忘れたくない記憶」、人の＜記憶＞を巡る感動のヒューマンドラマ。主人公の遼一を山田、ヒロインで遼一の幼馴染 真希役を芳根、一部の記憶を失ってしまった杏子役の蓮佛、遼一の大学の先輩で弁護士の高原役に佐々木が演じる。監督は映画『ツナグ』、「義母と娘のブルース」など、数多くの感動作を手がける平川雄一朗監督が務める。

広島出身、東京在中の主人公が登場する本作にちなみ、この日は地方出身東京在中新成人を試写会に招待。最初に一人で登場したブラザートムは、「本当なら山田涼介や芳根（京子）が来るところなんですが、彼らはこの作品に対して大した思い入れがないらしく･･･」と言って会場を沸かすと、突然山田と芳根が「思入れがあるから来ちゃいましたー！」と言って笑顔でサプライズ登場し、会場には悲鳴にも似た歓声が上がった。

まずは、会場の中から新成人より両親や恩師へ感謝のメッセージが披露されるなど、成人のお祝いムード満点。成人式を振り返り、「感謝する人は？」と問われた山田は「やっぱり、親、家族ですね」とし、「ジャニーズあるあるなんですが、姉と母親が勝手に履歴書を事務所に送ってオーディションを受けることになり、今、ここにいるんです」とジャニーズ事務所入所の経緯を吐露。「『サッカーのピンバッチを買ってあげる』と言われて、知らずにオーディション会場に行ったんですが、今は（この仕事が）転職だと思っているので、家族に感謝しています」と思いの丈を口にした。

一方の芳根は「私は母親ととても仲がいいんですが、何か迷うことがあるとパワフルでポジティブな母に相談するんです。今日も『今日もありがとう･･･ておやすみの前に言えるのってステキじゃない？』って言ってきて。今日からやってみようと思います」と母親への愛情を語った。

イベントでは、客席から直接大人の3人に大人になるためのお悩みを相談する企画も。「自立するにはどうしたらいいですか？」という質問に、山田は「人と人が支えあって生きているのだから、周りの人をよく見て、大切な人を見定めることも大事。人と人との関わり方を大切にしてほしいですね」とアドバイス。芳根は「自分を肯定してあげること。色んなところに行って、チャレンジしていくと（自分が）大きくなれるかなと思います」と話した。

また、「成人式に両親に記憶に残るようなプレゼントをしたいが何がいい？」という問いには、「成人式は人生に1回しかないので、その時の写真や手紙を送られると嬉しいと思います」と答え、芳根は「自分の母に『（プレゼントは）何がいい？』って聞くと『愛情』と言われたんです。何がいいか考えている時間、そのために行動している時間も愛情で大事だと思う」とした。

ブラザートムは自身の息子の成人式の時のことを挙げ、「息子が『トムさんの息子でよかったよ。ありがとう』って言ってきたんです。もう涙が止まらなかったですね。『ありがとう』だけで十分！」と親の目線で伝え、新成人の背中を押した。

映画『記憶屋 あなたを忘れない』
＜STORY＞
大学生の遼一は年上の恋人・杏子にプロポーズするが、その翌日から彼女と連絡が取れなくなってしまう。数日後に再会した彼女は、遼一の記憶だけを失っていた。信じられない遼一は、人の記憶を消せるという都市伝説的な存在「記憶屋」のことを知り、大学の先輩で弁護士の高原に相談して杏子の記憶喪失の原因を探り始める。
幼なじみの真希や高原の助手・七海らと調査を進めるうちに、遼一は人々の中にある忘れたい記憶やその奥にある思いや愛に触れていくことに……。

出演：山田涼介 芳根京子 泉里香 櫻井淳子 戸田菜穂 ブラザートム 濱田龍臣 佐生雪 須藤理彩
／杉本哲太 佐々木すみ江 田中泯 蓮佛美沙子 佐々木蔵之介ほか
原作：織守きょうや「記憶屋」(角川ホラー文庫刊)
監督：平川雄一朗
脚本：鹿目けい子 平川雄一朗
音楽：髙見 優
公式サイト：https://kiokuya-movie.jp/

2020年1月17日(金) 全国ロードショー