映画『きょうのキラ君』のクリスマスイベントが12月23日、東京・表参道にて行われ、主演の中川大志と飯豊まりえが、クリスマスをイメージした衣装で登場し、集まったファン約100人のファンとの交流を楽しんだ。
別冊フレンドで連載され、累計230万部を突破した、みきもと凜原作の人気少女漫画を実写映画化した本作。他人と関わることが苦手な“ニノ”こと岡村ニノン(飯豊)と、誰もが憧れる“キラ”こと吉良ゆいじ(中川)との切ない純愛ストーリー。キラの秘密を知ったニノが、キラを笑顔にするため大奮闘する。
サンタ帽を被って赤いパンツを履いた中川と、真っ白なニットワンピース姿の飯豊が登場すると大歓声が湧き上がった。まずは、会場外に用意されたグリーンカーペットを闊歩し、ファンへクリスマスプレゼントを手渡しした。
サンタ帽に「ちょっと恥ずかしい」と照れる中川だったが、ファンから「可愛い~!」「赤が似合ってる!」と声がかかると、思わずガッツポーズ! 「これからずっと秋も夏もこれでいこうかな」とまんざらでもない様子でニッコリ。
クリスマスの思い出を聞かれると、中川は「4~5歳のころ、『ハリー・ポッター』にハマっていて、空飛ぶホウキがすごく欲しかったんです。でも、クリスマスの朝起きたら、袋がどう見ても小さくてホウキの入っている大きさじゃなかった。中身は絵の具セットだったんです。ワンワン泣きましたね。でも、その絵の具セットを中学生くらいまで使っていて。結局絵を描くことも好きになりました」と微笑ましいエピソードを明かした。
一方の飯富は「小学5年生の時、クリスマスプレゼントが現金だったんです。夢が壊されたようで泣きはらしました。そうしたら次の日にニンテンドーDSに変わっていました(笑)」と苦笑い。
また、理想のクリスマスプランは?の問いに、「マフラーをプレゼントして、手料理を振舞ってあげたい。一緒にスーパーに買い物に行って・・・」と飯富。中川は「フラッシュモブがやりたい」と。理由は「サプライズで相手を驚かせるのが好き。一緒に過ごすと楽しいから」とのことだが、飯富から「大勢参加しなくちゃいけないよ。クリスマスは他の人も予定があるのに・・・」とツッコまれる一幕も。
映画の共演は初となるが、これまで共演歴がある二人。「気を遣うことがなかったのでやりやすかった」と話す中川。それでも「“カーテンの刑”は、むちゃくちゃ練習しました。カーテンの生地、透け感、包まれ方など考えて臨みました」と、作品に対する真摯な姿勢も垣間見せ、ファンを驚かせていた。「公開まであと2ヶ月。早くみなさんに観ていただきたい。楽しみにしていてください」と二人で声を合わせ、イベントを終了した。
『きょうのキラ君』
☆STORY☆
初めて本気で人を好きになった。キラ君、あなたと365日、一緒にいたい。
誰もが憧れるクラスの人気者“キラ”(中川大志)に恋をした“ニノ”(飯豊まりえ)。他人と関わることが苦手なニノだったが、キラの秘密を知ったことから2人は急接近!初めての気持ちにとまどいながら、ある重大な“秘密”を抱えたキラを笑顔にしようと奮闘するニノの初めての恋の行方は―? 同級生の矢部(葉山奨之)、キラの幼馴染の澪(平祐奈)も加わって、かけがえのない“365日”がはじまった。
キラ君、あなたとずっと一緒にいたい。
出演:中川大志 飯豊まりえ 葉山奨之 平祐奈
監督:川村泰祐
原作:みきもと凜「近キョリ恋愛」 「午前0時、キスしに来てよ」
配給:ショウゲート
©2017「きょうのキラ君」製作委員会 ©みきもと凜/講談社
公式サイト:http://kirakun.jp
2017年2月25日(土)号キュン ROADSHOW