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高橋一生、サプライズ登場で観客を驚かすも、自身も原作者・荒木飛呂彦先生からのサプライズプレゼントに大感激!『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 日本最速先行上映会

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『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 の日本最速!先行上映会が5月18日、東京・TOHOシネマズ 日比谷にて行われ、主演の高橋一生と、渡辺一貴監督がサプライズで舞台挨拶に登壇した。

シリーズ累計発行部数1億2000万部を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を、20年末実写ドラマ化。その制作チームがフランスと日本を股にかけ、劇場長編映画に挑み、フランスのルーヴル美術館を舞台に、荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切りで描かれた人気エピソードにして映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が完成。

岸辺露伴を高橋一生、露伴の担当編集・泉京香を飯豊まりえがドラマ版から続投し、青年期の露伴が出会う謎めいた黒髪の女性、奈々瀬役に木村文乃、青年期の露伴に長尾謙杜(なにわ男子)、ルーヴル美術館の調査員であり東洋美術の専門家の辰巳隆之介役に安藤政信、ルーヴル美術館の職員として、日本から来た露伴と京香を館内へ案内するエマ・野口役に美波ら豪華キャスト陣が顔を揃えた。

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観客の大きな拍手に迎えられ、劇場内客席通路より2人が登場。本作のお気に入りのシーン、注目ポイントについて聞かれると、高橋は「公開まで内緒にしておきたかったんですけど・・・」と渋りながらも、「日本パートがインパクトがある。日本パートっぽいなと思ったら、クッと見ていただきたいなと」と、ネタバレに注意しながらアピール。

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監督は「全て見どころと言ってもいい。流れに身を委ねながら、くつろいで観ていただきたいですね」と微笑んだ。

本作の見どころの1つにはやはりパリでのロケシーンは外せない。高橋は「ルーブル美術館内での撮影でも印象に残っています。名だたる絵画と一緒にお芝居ができるなんていう経験はそうそうにないので」と語る。なかなか撮影許可もおりない場所なのだが、「最初は『飲食はダメです』と言われていたので、身を引き締めて臨んでいたんですが、2日目くらいたったら現地の制作スタッグの方がサンドウィッチを勧めてきてくれて。『あれ?飲食はダメじゃないのでは?』と聞いたら、『OKになりました』と言ってくださって。俺はなんでミケランジェロの横で食べているんだ・・・っていう状態でした。(自分たちが)とても行儀が良かったらしく、ルーブル美術館のスタッフさんたちとも仲良くなっちゃって。皆さんと和気あいあいとご飯食べたりしていました」と振り返り、特例の特例が出たことを明かした。

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もともと原作ファンだという二人。その原作を映画化したことで、高橋は「荒木先生が原作の『ジョジョの奇妙な冒険』を書かれるうえで、非常に血脈、血の繋がりみたいなところを重点的に書かれていると思うんです。この『岸辺露伴』においても血脈というところを原作以上に掘り下げて描かれていると思います」と、あらためて原作を通しての魅力を話す。

監督は「原作はフルカラーで描かれています。荒木先生がいつも以上に爆発させて書かれていて、1枚1枚の迫力がさらに激しく、圧力があってメッセージを感じるんです。それを紐解いて、どう受け止めて膨らませていくかをいつも以上にみんなと相談していきました」と、原作に対する思いとそれを映像化していく難しさを吐露。

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そして、さらなるサプライズも。なんと、原作者・荒木飛呂彦が本作のために書き下ろした複製原画を高橋にプレゼントされることに。画を受け取った高橋は「え~!」と驚き、「これ、賞状をいただくときの所作で受け取るべきじゃないですか?めちゃくちゃ嬉しい」と感動し、何度も画を見て、「これ、どこに飾ろう・・・。厳重にキャッツアイさえも入れない部屋でね。本当にありがとうございます」と興奮を隠せない。

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続けて、「荒木先生とは現場でお会いすることはなくて、脚本を通してお芝居をさせていただき、作品として観ていただいた。『ぜひ、またやってほしい』という言葉をスタッフの方から聞いて、気分を害されていなんだと思いながら、ここまでやってきました。僕はお芝居で荒木先生は漫画で、お互いが文通をしているような感覚がしていたんですが、こうして画でいただけると本当に感動しますね」と満面の笑みを浮かべ、監督と「荒木先生って実在するんだ・・・って思いますね」と顔をあわせ感慨していた。

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映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
【ストーリー】
特殊能力を持つ、漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性からこの世で「最も黒い絵」の噂を聞く。それは最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。しかし、不思議なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる…

出演:高橋一生  飯豊まりえ / 長尾謙杜 安藤政信 美波 / 木村文乃
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
監督:渡辺一貴
脚本:小林靖子
音楽:菊地成孔/新音楽制作工房
人物デザイン監修・衣裳デザイン:柘植伊佐夫
製作:『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、NHKエンタープライズ、P.I.C.S.
配給:アスミック・エース
■コピーライト:© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
■公式サイト:kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp

5月26日(金) ロードショー!!