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大西流星、ビビりすぎて美術スタッフもドン引き!? 猪狩蒼弥は「太一はマジで俺!役作りは必要なかった」映画『恋を知らない僕たちは』完成披露試写会

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映画『恋を知らない僕たちは』の完成披露試写会が、7月15日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の大西流星(なにわ男子)をはじめ、共演の窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、志田彩良と、酒井麻衣監督が登壇した。

水野美波による超人気女コミック「恋を知らない僕たちは」を原作に、酒井麻衣監督の手で実写映画化した本作は、思い悩み、時にはぶつかりながらも、それぞれの “本気の恋”に向き合う6人の高校生たちをリアルに描き出すラブストーリー。
恋よりも友情を優先して「好き」を伝えられない主人公・相原英二を大西流星、英二の親友であり、彼女想いのナチュラルなモテ男子・別所直彦を窪塚愛流、直彦に想いを寄せ、恋に恋する恋愛迷子系女子・藤村小春を齊藤なぎさ、英二の幼馴染で、天真爛漫なポジティブ女子・汐崎泉を莉子、英二の親友で、一途な恋心を抱く熱いバンドマン・瀬波太一を猪狩蒼弥、英二に想いを寄せる、「恋」を知りたい真面目な文学女子・池澤瑞穂を志田彩良が演じる。

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この日の登壇者は夏らしい浴衣姿で登場!大西は「本当についこの間まで撮影してたんちゃうかなってくらい、4~5月に撮影させていただいていたんですけど、こんなにも早く皆さんのもとに届くと思うとめちゃくちゃドキドキしています」と笑顔を見せ、「この夏を彩ってくれること間違いなしだと思っています」と自信を覗かせた。

続けて、「英二くんは恋より友情を優先してしまう男の子です。泉に恋心があっても友達としての関係を崩したくないとドギマギしながらも色んな人と出会って英二くんが成長していくということをとても丁寧に描かれていて。凄く眩しい子だと思いました」と自身が演じたキャラクターを分析。

すると、猪狩が「凄くピッタリでしたよ。スクリーンで観たら」と賛辞を送り、大西も「嬉しい」と喜ぶ。猪狩は「いま(の大西くんとは)、違う人みたいで」とニヤリ。

初の映画単独主演を務めた大西だが、「まさか自分がラブストーリーの、しかも少女漫画の実写化に出演させていただけると思ってもみなかったですし、そのエンドロールの1番はじめに名前が出るという・・・まだ実感がありませんが、やはりこの主要人物の6人のキャストで、他の5人がめちゃくちゃ僕を支えてくださいましたし、同世代やからこそ、気持ちもわかるし、カメラが回っているときもいないときも本当にクラスメイトのようで、ひと夏の青春を過ごしたという気持ちです」と、撮影当時を振り返り、共演者たちに感謝。

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また、それぞれ自身が演じた役について、窪塚は「直彦は、大人っぽいんです。高校生なのに包容力があって優しい。そのまっすぐな振る舞いが友達にも彼女にもしてあげられる。憧れますね」とニッコリ。

そんな窪塚を大西は「愛流くんは直彦くんのイメージだった。でも、実際に会ったらめちゃくちゃ可愛らしくて。みんなに『愛流ちゃん、赤ちゃん!』って呼ばれていたよね(笑)」と明かすと、猪狩も「なんか、弟みたいで。ボケっとしてるから『何考えてるの?』って聞いたら、『今日の夜ご飯どうしようかなと思って』って(笑)。あまりに可愛くて俺の中でヒロインでしたね。守るべき対象でした」と言って目を細めていた。

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齊藤は「好きになった人にはもう尽くして尽くして、全力投球の女の子。自分も小春ちゃんに似ていると思うところや共感できる部分も凄く多かったです。小春ちゃんに共感していただける方もたくさんいると思いながら、可愛らしさも出せるように小春ちゃんの動きやすい感情を整理することを考えていました」と回顧。

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莉子は「泉はとにかくまっすぐな子。皆さんに愛されるキャラクターであるようにお芝居をしたいとおもっていました。セリフを言うのに嘘がないように演じられるかを意識しました」と述べる。

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猪狩は「太一は、原作を読んだときから僕自身一番好きなキャラクター。自分の幸せはもちろん、他の人の幸せもちゃんと願えて、そこに対して行動できる。マジで俺だなと思って。役作りはほとんど必要なかったですね!」と自信満々に語り、会場を沸かす。監督から「セリフは全部アドリブでもいいくらい」と言われたそうで、「でも、それを言われたのは俺だけだったみたいで・・・」と苦笑いしながらも、現場で感じたものをそのまま演技にぶつけていた様子。監督も「アドリブはてんこ盛りです(笑)」と笑い飛ばしていた。

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志田は「瑞穂はこの中で、実は一番ピュアで乙女な一面を持っている女の子。ちょっと偽って自分の感情とは違うことを言いながらも表情には出てしまっているみたいな。そういう素直さを大事に演じました」と話した。

監督は「毎日刺激的でした。自由にお芝居すると、こんなに引き出しがあって、こんな表情をするんだと。毎カットが素晴らしいものになっています」と、彼らの芝居に満足気。

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また、「撮影中に言えなかったこと」を聞かれると、大西は文化祭のお化け屋敷のシーンについて言及。「僕はビビりの一面があって・・・。いま後ろの(舞台上にある)風船もいつ割れるかと思うと怖くて」と言いながら、「英二として演技しているんですが、お化け屋敷に入るとき、扉を開けた瞬間に骸骨みないなのが出てきて、もう大西流星としてビビって『ヒヒーンッ!』て驚きの声を出してしまって。美術のスタッフさんにドン引きされました」と、リアルな驚きが映像に映っているところを告白。

齊藤はロケ地の福岡滞在を振り返り「撮影がないときはずっと1人で過ごしていて、博多を歩きまわっていました。もつ鍋、サウナ、ジムと。もつ鍋にハマってしまって、ツルツルなお肌が映っていますよ(笑)」と、一人で博多の街を満喫していたことを吐露していた。

最後に大西が「この作品は“恋って何?”というのがテーマだと思っています。恋にもいろんな形があって、追いかける恋、終われる恋、恋をまだ理解できてない恋・・・。そんないろんな恋がある中で自分にあった恋を見つけて、幸せになっていこうと奮闘していく6人が、監督をはじめスタッフの皆さんのおかげで本当に綺麗に描かれていると思います。この夏キュンキュンしたいと思う方は、ぜひこの映画を観ていただいて、最高の夏の締めくくりになったら嬉しいです」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

『恋を知らない僕たちは』
<STORY>
中学2年、親友同士の英二(大西流星)と直彦(窪塚愛流)の学校に、英二の幼馴染・泉(莉子)が転校してくる。英二は幼い頃から泉への想いを胸に秘めていたが、言葉にできずにいるうちに直彦が泉へ告白し、二人は付き合うことになる…。
同じ高校に進学した3人は、小春(齊藤なぎさ)、太一(猪狩蒼弥)、瑞穂(志田彩良)と出会い、それぞれの恋が動き出す。まだ“本当の恋”を知らない6人の予想外な恋の行方は――!?

大西流星
窪塚愛流 齊藤なぎさ 莉子 猪狩蒼弥  志田彩良
原作:水野美波 「恋を知らない僕たちは」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:酒井麻衣   脚本:大北はるか
©️2024「恋を知らない僕たちは」製作委員会 ©️水野美波/集英社
配給:松竹
コピーライト:©️2024「恋を知らない僕たちは」製作委員会 ©️水野美波/集英社
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/koiboku-movie
SNSアカウント
X:@koiboku_movie / Instagram:@koiboku_movie
TikTok:@koiboku_movie
#恋僕 #恋を知らない僕たちは

8月23日(金)全国公開