結婚相手を政府が選ぶ、恋愛禁止の世界。
ある日、私たちは「恋」を通知される。
マンガアプリ「マンガボックス」で連載を開始した途端に人気No.1大ヒットを記録し、2年半にわたりその地位を不動のものとしている大人気マンガ「恋と嘘」。コミックス発売後も重版を連発しアニメも大絶賛された本作が、原作とつながりを持つアナザーストーリーとして待望の実写映画化、10月14日(土)より絶賛公開中だ。
本作の公開後、「キュンキュンした」「感動した」「泣いた」と鑑賞者からの多くの反響を受け、急遽、10月24日、東京・TOHOシネマズ渋谷にて、森川葵、北村匠海、佐藤寛太による舞台挨拶を開催。公開後の周囲からの反響、撮影の裏話、更には観客も交えて印象に残ったシーンを振り返り、大盛況のイベントとなった。
<イベントレポート>
鑑賞を終え余韻を楽しむ観客の前に、本作のメインキャストである森川葵、北村匠海、佐藤寛太が登場すると、会場は熱気に包まれ、森川が「今日はお集まりいただきありがとうございます。楽しんでいただけましたでしょうか?」と観客に問いかけると、大きな拍手に包まれた。続いて、北村は「公開後で上映後ということで、気を張らずに楽しくいけたらと思います」、佐藤は「今日は短い時間ですがよろしくお願いします」とそれぞれ挨拶。
10月14日(土)に公開を迎えた本作の周囲からの反響を問われると、森川は「お母さんから珍しく『映画観に行ったよ』と連絡が来ました!『名前が一緒だから感情移入して泣いちゃった』って」と温かいエピソードを披露すると、北村は「冒頭にも出演してる(DISH//のメンバーの矢部)昌暉が『見たよ。面白かったね。ただのラブストーリーじゃないね』って言うんですけど、お前も出てるだろ!って(笑)」と会場の笑いを誘った。また、佐藤は地元・福岡に帰郷したことを「帰“福”して」とおちゃめな発言をして会場からどっと笑いが起こる中、「高校時代の友達とカラオケに行ったときに、阪本奨悟さんの『HELLO』が流れて、この映画観たよって言ってくれて、気恥ずかしかったですけど嬉しかったですね」と友人からの反響を明かした。友人からの反響というところで、森川も「真剣佑が見てくれたね」と明かすと、北村も「『匠海、観たよ。最高だったよ~。寛太、良いね!』って言ってくれました」と俳優仲間の新田真剣佑から連絡を貰ったとのこと。佐藤と新田は面識が無かったが、北村の誘いで3人でご飯に行ったこともあるといいう。
そして、鑑賞間もない観客に「最もキュンキュンしたシーン」をTwitterにハッシュタグを付けて投稿してもらうと、「高千穂の『もう黙れよ』」、「葵のほっぺツン」、「(葵と高千穂の)バス停のキスシーン」など多くのコメントが寄せられた。バスに乗り込もうとする葵に高千穂がキスをするシーンについて、森川が「バスにいっぱい人がいるのに、その前でキスして大丈夫なのかなと」、佐藤が「停車してから、走り去るまで長いよね」と当時の心境を振り返ると、北村から「バスの中の人の気持ち考えて!」とツッコまれる一幕も。
また、「最も泣けたシーン」という投稿には「司馬が高千穂に葵と接するときにしてあげて欲しいことを伝えるシーン」が最も多く挙げられ、「葵が空港に向かって走るシーン」なども人気を集めた。キャスト陣からは「公園で葵が一人泣くシーン」が挙げられ、演じた森川は「司馬の気持ちに葵が公園で泣くシーンで、古澤監督がサプライズで匠海くんを呼んでくれて、司馬の葵に対する気持ちをわざわざ読んでくれたんです」と出演シーンではないにも関わらず北村が駆けつけたことに驚いたとのこと。そんな北村は「(葵ちゃんが)リハーサルで号泣しちゃって。本番はもう一押しと思って、台本を閉じてアドリブで司馬の葵に対する気持ちをそばで語りかけました」と粋な計らいをし、森川も「すごい泣けた」と撮影秘話を披露すると、それに対して佐藤も「自分のお芝居で相手に泣いて貰えるなんて大変だと思うので、本当素敵だなと思います」と感銘を受けた様子。
そして最後に、佐藤は「エンドロールの後まで観ていただいて一つの作品になっています。まだまだ上映が続くので大切な人やお友達と映画館に足を運んでいただけたら嬉しいです」、北村は「幸せとは何だろうって考えさせてくれる作品になっていて、ただのラブストーリー映画ではないです。これから先もたくさんの人々に観ていただきたい作品なので、皆さんどうかお力をお貸しください」、森川は「さっきも楽屋で、こうやって3人で舞台に立つのは今日が最後かもしれないねって話していたら、すごい寂しくって。二人と一緒に『恋と嘘』を作れて本当に良かったなって思っています。公開してたくさんの人に反響をいただいて本当に幸せだなと思っているところです。良かったらまた見に来てください!」とそれぞれ想いを滲ませ、興奮冷めやらぬ本イベントは幕を閉じた。
【STORY】
いつもそばにいる“最高”の幼なじみと、政府が教えてくれた“最良”の結婚相手。運命の恋はどっち?
少子化が進んだ未来の日本では“政府”が国民の遺伝子情報を分析し最良の結婚相手を“通知”する「超・少子化対策法」が施行されていた。“政府通知”が来ると自由恋愛は禁止となるものの、遺伝子レベルでのマッチングシステムは功を奏し、“科学の赤い糸”と呼ばれ、幸せな結婚のかたちとして定着していた。人よりちょっと優柔不断な仁坂葵は、通知が教えてくれる相手をずっと心待ちにしている女子高生。そんな葵は、誕生日前日、幼なじみの司馬優翔に突然「好きだ」と告白される。小さな頃からいつもそばにいてくれる心優しい優翔の気持ちに戸惑う葵のもとに、無口でミステリアスな高千穂蒼佑が政府通知の相手として現れる。葵は蒼佑に心惹かれていくのだが…。
森川葵
北村匠海 佐藤寛太
浅川梨奈 田辺桃子 / 遠藤章造 眞島秀和 温水洋一
中島ひろ子 三浦理恵子 木下ほうか / 徳井義実
監督:古澤健(『ReLIFE リライフ』)
脚本:吉田恵里香(『ヒロイン失格』)
原作:『恋と嘘』ムサヲ(講談社)
主題歌:阪本奨悟「HELLO」(A-Sketch)
制作プロダクション:The icon
配給:ショウゲート
(C)2017「恋と嘘」製作委員会 (C)ムサヲ/講談社
公式サイト:http://koiuso.jp
公式Twitter:koiuso_jp
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