今、最注目の子役・寺田(てらだ)心(こころ)
オスカー監督の前で、涙を流しながらの熱演!!
『クーキー』
映画『クーキー』は、チェコのアカデミー賞といわれるチェコ・ライオン賞で4部門を受賞。本国では2010年に公開され初登場1位を記録し、年間でも『トイ・ストーリー3』などのハリウッド大作を抑えての大ヒット。この度日本公開を記念して、ヤン・スヴェラーク監督と、主演で監督の実息子であるオンジェイ・スヴェラーク君が来日した。
ヤン・スヴェラーク監督は、『コーリャ 愛のプラハ』で第69回アカデミー賞®外国語映画賞を受賞。そして、スタジオジブリが初めて洋画を国内配給した映画『ダーク・ブルー』(01)の監督としても知られている。本作では、ピンクのテディベアなど様々のパペットを使った映画に挑戦し、その主人公“クーキー”の声には実息子オンジェイくんを起用。この親子来日を記念して、バラエティやCM出演などに引っ張りだこの今最も注目すべき子役・寺田心くんが二人を迎えた。さらには、寺田心くんといえば、子供ながらも“素晴らしい演技力の持ち主”ということで、アカデミー賞受賞監督であるヤン・スヴェラーク監督による芝居に挑戦した。
8月22日より公開されるチェコ映画『クーキー』のヤン・スヴェラーク監督と、主人公のテディベア“クーキー”の声を担当した監督の実息子でもあるオンジェイ・スヴェラークが、このたび来日し舞台挨拶を行った。
監督は本作について、「『クーキー』は、自分にとってもチェコ映画史にとっても最後の35mmフィルムの作品になるとわかっていたんだ。だから撮影の最後、そのフィルムにキスをした。」と本作への熱い想いを明かした。オンジェイは、「この作品に僕が出てこないなと思うかもしれません。というのも、撮影したのはもう5~6年前だからね。」と語り、司会からの「“イケメン”に成長しましたね!」という話に対し、照れながらも「ありがとう」と答えた。
この日、主人公クーキーに負けじとかわいい、今もっとも注目を集める子役・寺田心くんも映画を応援するべく会場に駆けつけた。寺田は、映画について「とっても面白くて、クーキーをいっぱい応援しました!」とかなり気に入った様子を見せた。
お気に入りのシーンについて聞かれると、「クーキーがゴミ捨て場から逃げるときに、金網に引っかかって顔が“ムニュ~”っとなるところです!」と答えると、ヤン監督は「寺田くんくらいの子どもたちのために作った映画なので、非常に貴重な感想です。ありがとう!」とコメント。
さらに寺田は「クーキーはぬいぐるみなのにちゃんと演技していて、僕よりも上手で驚きました!」というと、ヤン監督から「それなら、寺田くんが出演していてもすごく楽しい映画になったかな!」という、まさかの出演オファーに対し、寺田は映画の一場面を、涙を流しながら熱演!。
その演技力の高さに監督も絶賛!「どうやったらそんな演技ができるのか?」という監督からの質問に対し、「クーキーになりきって頑張りました!」と元気いっぱいに答えると会場からも拍手が沸き起こり、嬉しそうな表情を見せた。
最後に、オンジェイは「映画を見て楽しんでください」と挨拶。そして監督は、「今日は来てくれてありがとう。みんなが気に入ってくれるかチェックした後、寿司か刺身を食べに行くよ!」と、映画が日本公開されることを喜んでいる様子だった。
映画『クーキー』は、8月22日より新宿武蔵野館ほか、全国順次公開。
■監督・脚本・製作:ヤン・スヴェラーク『コーリャ愛のプラハ』『ダーク・ブルー』
■キャラクター・デザイン:アマニタ・デザイン
■主演:オンジェイ・スヴェラーク
■2010/チェコ/原題:KUKY SE VRACI/95分/カラー/5.1ch/16:9
■©2010 Biograf Jan Svêrák, Phoenix Film investments, Ceská televize a RWE.
■提供:メダリオンメディア
■配給・宣伝:アンプラグド
■公式サイト:http://kooky-movie.com
8月22日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!