若者のリアルを爽やかに描く、青春映画の名手が贈る―
「私自身の人生にも置きかえられる場面いくつも」
映画初主演の工藤遥&伊藤健太郎
演出中の貴重なメイキング映像、初公開!
2014年より「good!アフタヌーン」(講談社)で連載された珈琲原作の人気漫画『のぼる小寺(こてら)さん』が満を持して実写化決定!『ロボコン』(2003)、『ホームレス中学生』(2008)、『武士道シックスティーン』(2010)など青春映画で高い評価を得る古厩智之監督と、実写映画としては約5年ぶりとなる、映画『けいおん!』(2011)、映画『聲の形』(2016)、映画『若おかみは小学生!』(2018)など数々のヒット作を手掛ける脚本家・吉田玲子。若者のリアルを爽やかに描く青春映画の名手が初タッグを組み、心温まる青春映画を作り上げた映画『のぼる小寺さん』(全国公開中)。クライミング部に所属する一見クールでミステリアスだが心優しい主人公・小寺役を今回映画初主演となる工藤遥が演じ、ボルダリングに約4か月の猛特訓を経て本格挑戦している。卓球部に所属し小寺に密かに惹かれる近藤役には、映画『惡の華』(2019)や映画『今日から俺は!!劇場版』(7月17日公開予定)など注目の若手実力派俳優である伊藤健太郎ほか、鈴木仁、吉川愛、小野花梨ら最旬キャストが集結。
この度公開された2種類のメイキング映像は、真夏の体育館裏の花壇に水を撒く小寺さん(工藤遥)に、初めて声をかける近藤(伊藤健太郎)のシーンメイキング。ボルダリングに没頭する小寺さんの姿をただ見つめるだけだった近藤が、決死の覚悟で小寺さんに話しかける。日差しの強い真夏の炎天下、古厩監督の演出を聞き、工藤と伊藤はその時の感情やテンポの説明を受けている。またもう一つは、賑やかな教室の中1人机でボルダリング専門誌を読む小寺さん、その後ろで同じように小寺さんに引き込まれるようにクライミング部に入部し机でこっそりと腕力を鍛える四条(鈴木仁)、その一途に目標に向き合う2人の姿を見つける近藤のシーンのメイキング。古厩監督がシーンの流れを見てカメラ位置を確認している中、途中鈴木仁と目が合い笑ってしまう伊藤が監督より笑わないよう注意を受ける姿も。本作の撮影が行われたのは昨年の8月、栃木県足利市のとある校舎。短い撮影期間の中「みなさんと一緒にお昼ご飯を食べるなど、本当の高校生のような青春を過ごすことができて、とっても楽しかった」と工藤が語るよう、和気あいあいとした雰囲気が垣間見れるメイキング映像になっている。
本作で映画初主演を果たした工藤は、古厩監督の演出について「ボルダリング同様、伊藤さんの卓球シーンも撮影が多く、特にスポーツのシーンはなかなかカットの声がかからないため、(伊藤さんと)お互い励まし合いながら乗り切りました」と撮影時の苦労を語る。古厩監督の作品に参加することについて「実際に、スクリーンに映る自分の姿を初めてみたときには、自分じゃないみたい!と感じました。自分も古厩監督作品の中に小寺さんとそして参加し、自分の中に秘めていたものを引き出してもらうことができたのだと思うととても嬉しかったです。近しい人さえ見せたことのない一面が映っていたように感じました」と自分の新たな一面を見つけることが出来た作品と語る。また「私自身、この作品に自分の人生にも置きかえられるシーンが幾つもありました」とまさに記念すべき20歳の年に、女優としての第一歩を踏んだ工藤を象徴する映画に仕上がっている。
◆メイキング映像
■STORY
クライミング部に所属している小寺さんは、大好きなボルダリングに一直線。その隣で練習する卓球部の近藤は、小寺さんから何故か目が離せず、いつしか惹かれていくように…。しかし小寺さんを見つめているのは近藤だけではなかった。
――これは、目の前の壁に挑戦し続ける小寺さんと出会い、一歩を踏み出そうとする、僕たちの物語。
原作:珈琲『のぼる小寺さん』(講談社アフタヌーンKC刊)
出演:工藤遥 伊藤健太郎 / 鈴木仁 吉川愛 小野花梨
監督:古厩智之 脚本:吉田玲子
主題歌:CHAI「keep on rocking」〈Sony Music Entertainment(Japan)Inc.〉
公式サイト:http://www.koterasan.jp
公式Twitter・Instagram:@noboru_kotera
公式Facebook:www.facebook.com/koterasan.movie
コピーライト表記:Ⓒ2020「のぼる小寺さん」製作委員会 Ⓒ珈琲/講談社
配給:ビターズ・エンド
新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開中!