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岡田准一&小松菜奈、「中島監督はやっぱりクレイジー!・・・いい意味でね」 映画『来る』公開直前プレミア試写会

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映画『来る』公開直前!怖がり屋さん限定プレミア試写会と題したイベントが、11月27日、東京・アキバUDXシアターにて行われ、主演の岡田准一と共演の小松菜奈が登壇した。

第22回日本ホラー小説大賞受賞に輝いた澤村伊智氏の「ほぎわんが、来る」を、『告白』『渇き。』などで知られる鬼才・中島哲也監督の手で実写映画化した本作は、身の回りで起こる超常現象のなか、“あれ”に狙われた人々の心の闇を描く“最恐エンターテイメント”。主人公のオカルトライター・野崎和浩役を岡田が演じる。

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岡田は「最近やっと出来上がりました」と映画完成を報告。「その日にできなければ(公開までに)間に合わないっていう最終日に出来上がったみたいです。全国公開できなくて映画が『来な〜い』になるところでした(笑)」と言って笑いを誘うも、「撮っているときから周りも『間に合うのか?』と心配していたんですが、監督に『間に合いますか?』と聞いたら『知らないよ、そんなの』と言ってました」と苦笑い。中島監督のこだわりの強さには誰も逆らえないようだった。

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さらに「中島監督の呼ばれ、この作品に出演することができて本当にラッキーでした」と映画参加を喜ぶ岡田。「だいぶ包んで“クレイジー”だなと。良い意味で“クレイジーだな!”と思える作品。凄い作品になりそうだと感じさせてくれる現場で、その通りの映画になりました」と中島監督の演出に脱帽の様子。小松も、完成作品を観た感想を「目まぐるしくて強烈な映像を観た感じです」と語り、「・・・変態なんじゃないかなって!いい意味で(笑)」と微笑む。岡田は「“いい意味”でね!(笑) 普通じゃない(笑)」と。

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中島監督のこだわりは、ビジュアルはもちろん役者の芝居にも厳しそうだったようで、小松は「『青春映画のやりすぎだ!』『そんな芝居はやらなくていい!』とか言われていました」と愛ある叱咤を暴露。岡田も「娘というか親子のようだったね。愛情があるんですよ。『どこで覚えてきたんだ、そんな芝居!』って言われてたよね」と笑っていた。そんな岡田も「(セリフを)噛んだ時に、『賞とってるんでしょ?噛むとかどうなの?』ってディスられてました(笑)」と明かし、「全員が中島監督が思い描いているものを探しながらやっていた感じですね」と振り返っていた。

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また、映画の撮影中に起こった恐怖体験はあるか?と聞かれ、小松は「金縛りにあったんです、初めて」と告白する。「寝ていて…下から這い上がってくる感じ。そういうのは目を開けちゃいけないって聞いていたので、頑なに目を閉じてました。誰かが乗っかってきたような感じでした」と吐露。

岡田は「松たか子さんがお祓いするシーンで、鏡が出てくるんがその鏡は、どこかで大切に使われていた神聖なものらしいんです。それで僕はそれを投げなきゃいけなかったんです。撮影といえども、そんな神聖な鏡を投げろって・・・。向こうでスタッフさんが毛布を構えてるんですが、演技をしているのでそっちを見て投げるわけにはいかない。壊さないか不安で、不安で。怖かったですね~、痺れました(笑)」とエピソードを披露。「松さんのファーストカットもかなりヤバいです!(この映画は)『キャー!』だけでなく、『ふふふ』と笑えるシーンもありますから、ぜひ楽しんでください」と含み笑いをしながら見どころをアピールしていた。

映画『来る』
公式サイト:http://kuru-movie.jp/

12月7日(金)全国東宝系にて公開