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坂口拓、舞台上で剣術指南実演!山﨑賢人の殺陣披露に「俺よりもうまい!」 映画『狂武蔵』完成披露無観客イベント

77分ワンシーン・ワンカットの衝撃!!!
幻のアクション映画が9年の時を経て、ついに完成する!

タイトル

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アクション映画『RE:BORN』で主演し、常に日本のアクションシーンを牽引し続ける坂口拓。彼が9年前に撮影し、日の目を見ぬまま眠っていた幻の“侍映画”が遂に映画『狂武蔵』(くるいむさし)として2020年8月21日より公開する!
今回、『GANTZ』『キングダム』シリーズのアクション監督を務めた下村勇ニがメガホンを取り、77分ワンシーン・ワンカットで撮影、坂口がたった独りで400人の相手を斬り捨てるという前代未聞かつ実験的とも言えるアクションに挑戦!撮影中に坂口は、共演者に対して「本気でかかってこい!手を抜いたら殺す!」と周囲に圧をかけ撮影に臨み、その結果、リアルな緊張感の中、400人と本気で殺し合う宮本武蔵の姿を演じ切った。そして宮本武蔵に親友を討たれたことにより深く悲しみ、その仇討ちに燃える、忠助役を映画『キングダム』で共演した山﨑賢人が演じ、復讐に燃える山﨑の鬼気迫る演技は必見!

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8月21日(金)より全国公開を迎える本作の公開を記念し、8月5日、東京・ユーロライブにて「完成披露無観客イベント」を実施。イベントには、主演の坂口拓、山﨑賢人、下村勇二監督が登壇し、77分ワンシーン・ワンカットでの撮影、坂口がたった独りで400人の相手を斬り捨てるという“前代未聞”の試みを行った作品の裏話をたっぷりと語った。

劇衣装をまとって登場した坂口は、77分ワンシーン・ワンカットでルールなし!の撮影を振り返り、「撮影後には精神もボロボロになり、一旦俳優を引退したのですが、プロデューサー、下村監督、そして山﨑賢人さんがこの思いを受け取め、復活させてくれたことにはすごく感謝しています。77分闘う姿というのは、今観ると、この時代に、この状況に訴えかけるものがあるのではないかと思っています」と感無量の表情を浮かべた。
山﨑は「『キングダム』で出会った(坂口)拓さんと下村監督から、『狂武蔵』という作品があるという話を聞きました。『キングダム』の現場でも侍として男として大切なことを教えてもらった拓さん、そして下村監督のためにぜひ、復活させたいという思いがありました。今日を迎えられた日をとてもうれしく思っています」と力強く作品への思いを語った。

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下村監督は「坂口さんが9年前に命をかけて作った作品が、お蔵入りになっていましたが、どうにか観ていただける形にしたいという気持ちで、クラウドファンディングで資金を集めたところ、予想以上に応援してくれる人の声、資金が集まりました。これだけ楽しみに待ってくれている方がいると実感すると同時に、できるだけいい形でお届けしたいという気持ちにもなりました。そこで、この作品に不足していたドラマ部分を追撮することになりました。そのときに声をかけたのが『キングダム』で一緒になった山﨑賢人さんで、僕たちの熱い想いに共感してくれて、参加してくれることになり、完成したのがこの作品です」と胸を張る。

撮影時を振り返り坂口は、「なんでもやっていい。ルールはなしということは相手に伝えていました。僕の中では“相手を傷つけない”というルールを作って撮影に臨みました。本当にみんな、本気でかかって来てくれて……。撮影開始5分で指が折れました」と告白。続けて「心も折れてしまいました(笑)」と恥ずかしそうに振り返った。
完成した作品については、「こんな僕のわがままに付き合ってくれたことに感謝しかない、感謝の作品です。ちなみに、開始5分で指が折れ、撮影中盤で肋骨をやられ、撮影終了後には奥歯が4本、終了した時には燃え尽きて砂のように崩れたけれど、自分が本当に強くなれましたし、今となってはいい思い出です」とコメントした。
下村監督は9年越しで形となった本作について「(山﨑)賢人くんやこの作品を観たいと言ってくれた方たちのおかげで、作品がやっと成仏できた、みんなの気持ちも浄化できたという気持ちでいっぱいです」と微笑んだ。

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山﨑は、『キングダム』の中で1分間、坂口と形を決めずにやった立ち回りについて「拓さんから“闘う”ことはこういうことなんだ、と感じることができました。今思うと、そこには『狂武藏』の存在があったんだなと思っています。77分闘うことが、どれほどすごいことなのか。自分が『キングダム』を通してアクションをやったからこそ、とんでもないことをやっているなと改めて感じています」
また、下村監督は「僕たちの熱い思いを伝えたときに、(山﨑)賢人くんがぜひやりたいと言ってくれたこと、さらに、自分からマネージャーさんにこの話を伝えてくれたことは、今でもすごくうれしく思っています」と山﨑が本作へ参加した経緯を明かした。
坂口は『キングダム』での共演時を振り返り、「彼の剣さばきは、ほんとうにまっすぐ。たった1分の共演シーンだったけれど、それがこの作品に繋がることになるなんて、本当にやってよかったなと思いました」と笑みを浮かべた。これに対し山﨑は「『キングダム』の撮影のときには、1回拓さんの手に当たってしまって……。決めのシーンだったのですが」と恥ずかしそうにコメントすると、「決めるべきところは決めなきゃダメだよ、なんて話をしたのを覚えています」と内容の濃い1分の共演シーン撮影裏話を明かしていた。

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ここで、坂口が殺陣の型を解説付きで実演。「もし、完成披露イベントで敵に襲われたら……」場合の倒し方も披露した。続いて、山﨑も坂口直伝の殺陣を披露する場面も。すると坂口は「うまい!俺よりもうまい。うまくなったし、肩甲骨もよく使えている」と絶賛した。
イベント終盤には、坂口と親交の深い格闘家・朝倉海選手がリモートで登場。『キングダム』が大好きだという朝倉も「劇場で『狂武藏』を観るのを楽しみにしています」と笑顔でコメント。さらに、8月10日に控える「RIZINバンタム級王座決定戦」に向けて「絶対勝ちます!」と意気込みを見せた。
最後の挨拶で下村監督は次回作の構想について触れ「ネタバレになるので言えないですが、侍映画をお届けしたいと思っています」とアピール。山﨑は「77分に拓さんの生き様が詰め込まれています。こんな状況ですが、感染対策をしっかりして、ぜひ劇場で楽しんでください」と呼びかけた。坂口は「日本人として、文化と伝統の侍を残したい。今は(修行の)旅には出れないので、家の中でしっかり鍛えてもっともっと強くなって帰って来ます」と今後の抱負を語り、「この作品を観たら、何かがみなさんの中に残ると思っています。どうぞよろしくお願いします」と挨拶し、イベントは幕を閉じた。

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映画『狂武蔵』
【ストーリー】

1604(慶長9)年、9歳の吉岡又七郎と宮本武蔵(坂口拓)との決闘が行われようとしていた。武蔵に道場破りをされた名門吉岡道場は、既にこれまで2度の決闘で師範清十郎とその弟伝七郎を失っていた。面目を潰された一門はまだ幼い清十郎の嫡男・ 又七郎殿との決闘を仕込み、一門全員で武蔵を襲う計略を練ったのだった。一門100人に加え、金で雇った他流派300人が決闘場のまわりに身を潜めていたが、突如現れた武蔵が襲いかかる。突然の奇襲に凍りつく吉岡一門。そして武蔵 1人対吉岡一門400人の死闘が始まった!

出演:TAK∴(坂口拓)、山﨑賢人、斎藤洋介、樋浦 勉
監督:下村勇二
原案協力:園 子温
2020年/91分/16:9/5.1ch
企画・制作: WiiBER U’DEN FLAME WORKS 株式会社アーティット
配給:アルバトロス・フィルム
©2020 CRAZY SAMURAI MUSASHI Film Partners
公式サイト:https://wiiber.com/

2020年8月21日(金) 全国ロードショー