極彩色ミュージカル・ファンタジー映画『くるみ割り人形』の“TOKYO FM Hellosmile Café presents女性限定3D試写会”が、11月25日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲にて開かれ、声優を務めた藤井隆と増田セバスチャン監督、ハローキティが舞台挨拶に登壇。さらに、フィギュアースケーターの高橋大輔とクララちゃんがサプライズ登場し、会場を沸かせた。
現役引退を表明してから、初のイベント出演となった高橋は、王子様をイメージした衣裳でクララをエスコートしながら登場。「このような場所に招いていただいて光栄です」と爽やかに挨拶した。
世界三大バレエのひとつであるチャイコフスキーの名曲“くるみ割り人形”のテーマ音楽はフィギアースケートでもお馴染み。「多くの女性スケーターがこの曲を選んでいますね。女性向けのイメージがありましたが、この作品のアレンジを聞いて男性でも使えるなと思いました。僕もこれから挑戦したいですね」と意欲を見せた。すると、「曲に合わせた振付とポーズを見せて!」とのリクエストに応え、華麗な舞を披露。
また、劇中のフリッツ王子のセリフにも挑戦。本物の台本を手に、藤井とアフレコ対決を行った。結果は観客の拍手で高橋の勝利に。「恥ずかしい~」と照れまくりの高橋だったが、「いい経験ができて新たなステップになりました。家でアニメを見ながらマネしていたので、やってみたら意外と楽しかった」と満足げな笑顔をみせると、増田監督も「低音がすごくいい。何か他の作品でぜひお願いしたいですね」と太鼓判を押した。
イベントを終えると、「陸の上は恥ずかしい。やっぱり僕は氷の上だな・・・と思いました」と語る高橋。今後の予定は12月~来年2月までアイスショーに出演する以外は特に決めてないという。恋人の存在も今はないそうで、「いつかは純粋に僕を愛してくれるような女性と会えればいいですね。今は特に募集していませんが(笑)」と打ち明けた。
本作について高橋は、「自分を大切にすることが、他の人を助け幸せにすることができるんだと感じました」と伝え、「覗き込むような3Dが素晴しい。お子さんはもちろんですが、特に大人に方にご覧いただきたい映画。ぜひご家族で観てください。僕も7歳の娘と一緒に観ます」と藤井。増田監督は、「遊園地のアトラクションを楽しむような気持ちで観てほしいです」と作品をアピールした。
映画『くるみ割り人形』
<STORY>
ある雪の夜。14歳の少女クララは、大切な“くるみ割り人形”をネズミの大群にさらわれてしまう。ネズ ミを追って彼女が迷い込んだのは、世にも鮮やかな【人形の国】。そこには【ふたつ頭の白ネズミの女王】 に呪いをかけられ、眠ったままのお姫様がいた。邪悪な魔法を解くための【人形とネズミの戦い】に巻き込 まれたクララは、“くるみ割り人形”に隠された悲しい秘密を知る。その時、まだ感じたことのない気持ち が彼女に芽生える。やがて“いのち”と引き換えにしても<守りたい>と思ったものとは―――?
監督:増田セバスチャン/3D監督:三田邦彦
声の出演:有村 架純 / 松坂 桃李 / 藤井 隆 / 大野 拓朗、安蘭 けい、吉田 鋼太郎 / 板野 友美(友情出演) / 由紀 さおり(特別出演)/ 広末 涼子 / 市村 正親
テーマ曲:きゃりーぱみゅぱみゅ「おやすみ―extended mix―」
製作:サンリオ/企画・制作・配給:アスミック・エース
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公式サイト:http://kurumiwari-movie.com/
11月29日(土)から【3D/2D】全国ロードショー!