大倉忠義×成田凌
水城せとなの傑作コミックを行定勲監督が映画化!
『窮鼠はチーズの夢を見る』
「窮鼠シリーズ」11年ぶりの完全新作よみきり掲載!!
<映画『窮鼠はチーズの夢を見る』公開日&
「窮鼠シリーズ」新作、「フラワーズ」での掲載決定>
大倉忠義主演作『窮鼠はチーズの夢を見る』の公開日が【2020年6月5日(金)】に決定した。
原作は、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」/「爼上の鯉は二度跳ねる」。主人公・大伴恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』(13)に続き、単独主演を務める大倉忠義。学生時代から「自分を愛してくれる女性」と付き合い、受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一は、ある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突如想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。そして、そんな恭一を好きになってはいけないと頭ではわかりながらも、彼への想いを募らせ葛藤する姿に誰もが共感せずにはいられない今ヶ瀬渉を、『愛がなんだ』(19)、『カツベン!』(19)など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌が務める。
メガホンを取るのは、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲。その繊細な表現力と確かな演出力で、様々な愛のかたちを写し取った『ナラタージュ』(17)、『リバーズ・エッジ』(18)に続き、本作では、揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を、時に繊細に時に大胆に描く。
今回、映画化を記念し、原作者の水城せとなが描きおろした「窮鼠シリーズ」11年ぶりの完全新作よみきり「ハミングバード・ラプソディ」が月刊フラワーズ3月号(1月28日発売)にて掲載される。「窮鼠はチーズの夢を見る」の番外編となる新作では、現在に繋がる、今ヶ瀬の過去のある出来事が描かれている。また、表紙も描きおろしとなっている。そして4月10日には、映画の原作となる「窮鼠」シリーズ2冊をまとめた「窮鼠はチーズの夢を見る 完全版」(仮)が発売となる。
完成した映画をひと足早く鑑賞した水城は、「素晴らしい演者さんたちの見逃せない瞬間がたくさんあり、原作にある場面も映画オリジナルの場面も、何度も見たいと思っていただけるようなシーンが満載」と絶賛のコメントを寄せている。
●水城せとな
10月23日生まれ。1993年、プチコミック(小学館)にてデビュー。以降、別冊少女コミック、Judy、月刊フラワーズなどで活躍を続け、2012年、月刊フラワーズでの連載『失恋ショコラティエ』で第36回講談社漫画賞を受賞。同作は2014年、テレビドラマ化もされた。代表作に『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』『失恋ショコラティエ』『黒薔薇アリス』『脳内ポイズンベリー』など。
コメント
映画化の企画を頂いてから5年を経て、素敵な作品が完成しました。
大倉忠義さん、成田凌さんという素晴らしい演者さんたちの見逃せない瞬間がたくさんあり、原作にある場面も映画オリジナルの場面も、何度も見たいと思っていただけるようなシーンが満載です。
単行本2冊分の物語ですが、それ以上の濃密さをぜひ劇場で味わってください。
【ストーリー】
7年ぶりの再会 突然の告白 運命の歯車が動き出す―
学生時代から「自分を好きになってくれる女性」ばかりと受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた、大伴恭一。ある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられる。戸惑いを隠せない恭一だったが、今ヶ瀬のペースに乗せられ、奇妙な同棲生活が始まった。ただひたすらにまっすぐな今ヶ瀬に、恭一も少しずつ心を開いていき・・・。
しかし、恭一の昔の恋人・夏生が現れ、ふたりの関係が変わり始めていく。
原作:水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」/「俎上の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックスα」刊)
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
音楽:半野喜弘
出演:大倉忠義 成田凌 吉田志織 さとうほなみ 咲妃みゆ 小原徳子
配給:ファントム・フィルム
©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
映倫区分:R15
公式サイト:http://www.phantom-film.com/kyuso/
6月5日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー