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『ラーゲリより愛を込めて』京都の舞鶴・新宿・赤坂にて大型の展示企画の実施が決定!

映画公開記念!<京都 舞鶴・新宿・ 赤坂>にて
大型展示企画の実施が決定!
劇中衣裳&小道具、今も残される当時の抑留者資料など
本作の世界観を体感できる貴重アイテムの数々を一挙展示!!

タイトル

<『ラーゲリより愛を込めて』公開記念・展示企画開催>

メインカット

第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男<やまもと はたお>である。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの仲間たちの心に希望の火を灯した。

このラーゲリで一筋の希望の光であった山本幡男の壮絶な半生を、その高い演技力と豊かな表現力で俳優・アーティストとして、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮和也が演じ、この冬ついに映画化。妻のモジミを北川景子、山本と同じく抑留者となった男たちを松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と豪華俳優陣が熱演する。

この度、本作の公開を記念し、京都の舞鶴・新宿・赤坂にて大型の展示企画の実施が決定した。
本展示企画は実際に抑留者たちが帰国を果たした土地である京都・舞鶴にある<舞鶴引揚記念館>をはじめ、東京・新宿の<平和祈念展示資料館>、赤坂<赤坂Bizタワー SHOPS&DINING アトリウム2F展示スペース>にて11月9日(水)から順次開催。劇中でキャストが着用した衣裳や小道具を数多く展示。細部までこだわり抜いた制作陣の熱意を感じ取れる貴重なアイテムが揃う。また、「シベリア抑留とは何か」「抑留者たちの生活はどういったものだったのか」など当時の過酷な生活様式を感じることができる解説コーナーも設置。それぞれの地でラーゲリでの真実、さらに本作の世界を深められる展示企画となっている。

■「映画 ラーゲリより愛を込めての世界」イベント概要
映画紹介、映画衣裳、小道具展示、シベリア抑留解説コーナーなど
①京都・舞鶴
[場所] 舞鶴引揚記念館
[住所]京都府舞鶴市字平1584番地 引揚記念公園内
[営業時間]9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
[期間]2022年11月12日(土)~2023年1月15日(日)
※新型コロナウイルスの流行状況などにより変更となる可能性があります。
[定休日]毎月第3木曜日(8月と祝日を除く)、年末年始(12月29日~1月1日)
[電話番号]0773-68-0836
[入場料]一般 個人:400円/団体(20名様以上):300円
学生(小学生~大学生)個人:150円/団体(20名様以上):100円
期間中の映画紹介コーナー:一部無料
[公式サイト]https://m-hikiage-museum.jp/

②東京・新宿
[場所]平和祈念展示資料館
[住所]東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
[営業時間]9:30~17:30(入館は17:00まで)
[期間]2022年11月12日(土)~2023年1月15日(日)
※新型コロナウイルスの流行状況などにより変更となる可能性があります。
[定休日]月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
※祝日または振替休日の場所はその翌月
[電話番号]03-5323-8709
[入場料]無料
[公式サイト]https://www.heiwakinen.go.jp/

③東京・赤坂
[場所] 赤坂Bizタワー SHOPS&DINING アトリウム2F展示スペース
[住所]東京都港区赤坂5-3-1(東京メトロ千代田線赤坂駅3b出口)
[営業時間]11:00~19:00
[期間]2022年11月9日(水)~2022年12月25日(日)
※新型コロナウイルスの流行状況などにより変更となる可能性があります。
[定休日]なし
[入場料]無料

<あらすじ>
第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する捕虜たちに彼は訴え続けた――

身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、日本人同士の争いも絶えなかった。戦争で心の傷を負い傍観者を決め込む松田や、旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢らに敵視されながらも、山本は分け隔てなく皆を励まし続ける。更に、元漁師の純朴な青年・新谷には学問を教え、過酷な状況下で変わり果ててしまった同郷の先輩・原にも声をかけ続けた。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた捕虜たちの心を次第に溶かしていく。

終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。

誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には彼の体は病魔に侵されていた…。体はみるみる衰えていくが、愛する妻との再会を決してあきらめない山本。そんな彼を慕うラーゲリの仲間たちは、厳しい監視下にありながらも、山本の想いを叶えようと思いもよらぬ行動に出る。そしてモジミに訪れる奇跡とは――

◆原作
原作は『男たちの大和』で新田次郎文学賞を受賞した女性作家・辺見じゅん(1939-2011)のノンフィクション
『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫/1992年刊)。私小説・童話・詩歌など幅広い作品を生み出す中でも、関係者への丹念な聞き取りを元に構成されているノンフィクション作品で高い評価を受けており、その中でも発行部数25万部を超え、ベストセラーと謳われている作品である。当時の過酷な収容所生活を鮮烈に、虐げられ続けた日本人捕虜の心情の機微を繊細かつ詳らかに表現し、読者の心を揺さぶる珠玉の作品となっています。

『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫刊)
著者:辺見じゅん
発行部数:250,000部

作品概要
■タイトル:『ラーゲリより愛を込めて』
■原作:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著/文春文庫刊)
*『』(にじゅうかっこ)記載を遵守ください
■監督:瀬々敬久
■脚本:林民夫
■企画プロデュース:平野隆
■出演:二宮和也 北川景子 松坂桃李 中島健人 寺尾聰 桐谷健太 安田顕 ほか
■制作プロダクション:ツインズジャパン
■配給:東宝
■公開日:2022年12月9日(金)全国東宝系にて公開
■撮影期間:2021年10月下旬~2021年12月
■コピーライト:ⓒ2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 ⓒ1989清水香子
■公式サイト:http://lageri-movie.jp/

2022年12月9日(金)全国東宝系にて公開