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二宮和也がサプライズ登場! 230人の高校生を前に希望を灯す熱烈エール!!『ラーゲリより愛を込めて』高校生試写会!

タイトル

感涙する230人の高校生を前に二宮和也がサプライズ登場!
若者たちへ、希望を灯す熱烈エール!!

高校生試写会イベント_1

第二次世界大戦終了後、約60万人の日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留された。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物。それが山本幡男<やまもと はたお>である。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人同士の諍いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの抑留者たちの心に希望の火を灯した。

このラーゲリで一筋の希望の光であった山本幡男の壮絶な半生を、その高い演技力と豊かな表現力で俳優・アーティストとして、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮和也が演じ、この冬ついに映画化。妻のモジミを北川景子、山本と同じく抑留者となった男たちを松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と豪華俳優陣が熱演する。

公開まで約2週間となり日々盛り上がりを見せる本作が、11月22日(火)に東京都品川区にある文教大学付属高等学校にて高校生試写会を実施し、主演の二宮和也がサプライズ登場した!
主演の二宮が本作を通して「<シベリア抑留>の歴史を少しでも多くの方に知ってほしい。特に若い学生たちに観て、感じて、考える場にしてほしい」という熱い想いから実現した本イベント。この日、事前に本編の上映と映画関係者のゲストが登壇するトークイベントが実施されることのみ知らされていた高校生たち230人が集結。まずは校舎内の講堂にて本編の上映が行われ、ハンカチを片手に大粒の涙を流しながら鑑賞する生徒が続出。上映後も本編の余韻に浸っている中、MCの呼び込みでまさかの主演・二宮和也がサプライズで登場!二宮が姿を現すと会場の高校生たちは驚きを隠せず大興奮!ボルテージが一気に加速した中、イベントがスタートした!

高校生試写会イベント_3

まずは二宮から「若い学生さんに観てもらうのは初めてなんで、どのような感想なのか聞けたら嬉しいなと思います。こういう機会を作って頂いた先生方や学校関係者の皆様にも感謝です。僕が代表で来てますが、みんなで作った作品なので、みなさんが感じたことを聞いて、持ち帰りたいと思います。」映画鑑賞直後の生徒たちから「こんなに過酷な生活だったのかと驚いた」「山本さんの仲間を励まし続ける姿に感動した」など率直な感想が飛び出し、二宮は「抗えない環境にあった人々を過少も過大もせず表現して<人間力>を描きました。そして、それは間違ってなかったと思いました。ありがとうございます。」と感激。また山本幡男という実在の人物を演じたからこそ伝えることができる<シベリア抑留>が本当にあった事実であること、決して忘れてはいけない歴史であることを話し、生徒たちと語り合う貴重な場となった。

高校生試写会イベント_2

その後、生徒たちから募集した質問に二宮が全力で回答!二宮節の効いた回答で会場を沸かせた!
そして、本作の大ヒットを願い、生徒たちが用意してくれた寄せ書きをプレゼント!「大ヒットを願ってます!」「今日の経験は一生の思い出です」など、映画のキャスト・スタッフ・関係者への応援や感謝のメッセージがびっしりと書かれた寄せ書きを受け取った二宮は「ありがとうございます!!かならず共演者やスタッフに届けます!」とコメントし、胸を熱くさせた。

また今日集まった高校生へ「「若さが才能」ということに気づいてないけど、大人になると色んな選択肢が狭まって来る。今は窮屈な世界と思うかもしれないけど、ちょっとチャレンジして失敗するくらいは家族や先生がフォローしてくれるし、甘えられる時期はそれを存分に活用して色々な経験をしてほしいです!そこから見つかることもあるので!」とコメントし、エールを贈った!

そして最後には二宮が「記念にみんなで写真を撮ろう!」と発案し、230人の生徒たちと横断幕を手にフォトセッション!未来を担う若い学生たちを前に<シベリア抑留>という歴史を伝え、また青春を過ごす彼らの悩みや将来について語り合い、たくさんの希望が詰まった濃厚なイベントとなった!

生活様式や価値観が大きく変わり混沌とする現代にこそ贈りたい、鬱屈したこの時代に光をともす<愛の実話>。
珠玉の人間讃歌であり、観る者全ての心震わす感動巨編にご期待ください。

◆高校生試写会 二宮和也コメント
<高校生たちから映画の感想>
★山本幡男さんが生きる希望を持てない収容所の人たちを前向きに勇気づけていている姿がかっこよくて、とっても印象に残っています。ちょうどシベリア抑留について学んでいて、言葉や知識は少し知っていましたが、映画を観て想像以上に残酷で過酷な環境で生きていたと思うと驚きました。今、私たちが笑顔で学校生活を送れるのも、こういった時代があったからなのだと思いました。

二宮:え?もう5回くらい観た?(笑)読解・理解力がすごい!数字で習う勉強ももちろんあって、ただその奥にどんどん入って行くと抑留者の家族たちへの影響も何百万人にも膨れ上がるし、北川さんが演じたモジミのように「待っている」という戦いもある。抗えない環境にあった人々を過少も過大もせずに描いたので、山本さんをはじめ人間力を描いたので、それは間違ってなかったと思いました。ありがとうございます。

<高校生たちからの質問>
★山本さんは抑留者仲間とコミュニケーションをとって絆を深めていきました。まわりの人たちとのコミュニケーションをとる能力は、今後、大人になる上で大事になると思っているのですが、人とコミュニケーションをとる上で大切にしていることはありますか?

二宮:相手を否定をしないことですかね。そのほうがスムーズに事が運ぶことが多い気がする。でも僕が16歳くらいの時はちょうどデビューした時で、トガッていた気がします。(笑)先生方は大変だと思いますが、この時期にトガッていたほうが大人になってから丸くなる!大人になってトガるのが一番イタイ!!まだ学校という社会の時に先生たちに怒られた方がちょうどいい!先生たちは心が広いから甘えましょう!でも自分が行動しないと教えてもらえないことも多いから、そこは頑張って、楽しむこと!!

★高校生の時に“これをやっといて良かった”とか“やっておけば良かった”など大人になってから感じたことはありますか?

二宮:学校行事!!僕が学校の行事にほとんど出れてなくて卒業アルバムの最後に色々と写真が載っているけど、そこに全く写ってなくて寂しかった。めんどくさかったり、別にいいかって気分の時もあったけど、参加したほうが絶対にいい!思い出になるし、経験になるから、それを未来に活かせるかもしれないから積極的に参加したほうがいい気がします。今日も映画が観れて、いい経験になったらいいなと思います!

★高校生の時に憧れていたスターは?

二宮:いやー、それはー、先輩たちです!全ての先輩たちです!!(笑)

★質問ではないのですが映画の主人公:山本幡男さんはどんな状況でもまわりを勇気づける人だったと思うのですが、私たちを勇気づけるような言葉をかけてもらいたいです。

二宮:若い時は「若さが才能」ということに気づいてないけど、大人になると色んな選択肢が狭まって来る。今は窮屈な世界と思うかもしれないけど、ちょっとチャレンジして失敗するくらいは家族や先生がフォローしてくれるし、甘えられる時期はそれを存分に活用して色々な経験をしてほしいです!そこから見つかることもあるので!

<あらすじ>
第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する捕虜たちに、彼は訴え続けた――

身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、誰もが心を閉ざしていた。戦争で心に傷を負い傍観者と決め込む松田。旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢。クロという子犬をかわいがる純朴な青年・新谷。過酷な状況で変わり果ててしまった同郷の先輩・原。山本は分け隔てなく皆を励まし続けた。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた抑留者たちの心を次第に溶かしていく。

終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には、彼の体は病魔に侵されていた…。

松田は、危険を顧みず山本を病院に連れて行って欲しいと決死の覚悟でストライキを始める。その輪はラーゲリ全体に広がり、ついに山本は病院で診断を受けることになった。しかし、そこで告げられたのは、余命3ヶ月― 山本により生きる希望を取り戻した仲間たちに反して、山本の症状は重くなるばかりだった。それでも妻との再会を決してあきらめない山本だったが、彼を慕うラーゲリの仲間たちは、苦心の末、遺書を書くように進言する。

山本はその言葉を真摯に受け止め、震える手で家族への想いを込めた遺書を書き上げる。仲間に託されたその遺書は、帰国の時まで大切に保管されるはずだった…。ところが、ラーゲリ内では、文字を残すことはスパイ行為とみなされ、山本の遺書は無残にも没収されてしまう。山本の想いはこのままシベリアに閉ざされてしまうのか!?死が迫る山本の願いをかなえようと、仲間たちは驚くべき行動に出る――

戦後のラーゲリで人々が起こした奇跡―― これは感動の実話である。

<原作>
原作は『男たちの大和』で新田次郎文学賞を受賞した女性作家・辺見じゅん(1939-2011)のノンフィクション
『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫/1992年刊)。私小説・童話・詩歌など幅広い作品を生み出す中でも、関係者への丹念な聞き取りを元に構成されているノンフィクション作品で高い評価を受けており、その中でも発行部数25万部を超え、ベストセラーと謳われている作品である。当時の過酷な収容所生活を鮮烈に、虐げられ続けた日本人捕虜の心情の機微を繊細かつ詳らかに表現し、読者の心を揺さぶる珠玉の作品となっています。

『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫刊)
著者:辺見じゅん
発行部数:250,000部

作品概要
■タイトル:『ラーゲリより愛を込めて』
■原作:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著/文春文庫刊)
■監督:瀬々敬久
■脚本:林民夫
■企画プロデュース:平野隆
■出演:二宮和也 北川景子 松坂桃李 中島健人 寺尾聰 桐谷健太 安田顕 ほか
■制作プロダクション:ツインズジャパン
■配給:東宝
■公開日:2022年12月9日(金)全国東宝系にて公開
■撮影期間:2021年10月下旬~2021年12月
■コピーライト:ⓒ2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 ⓒ1989清水香子
■公式サイト:http://lageri-movie.jp/

2022年12月9日(金)全国東宝系にて公開