映画『ラプラスの魔女』の公開直前イベントが、日本大学文理学部にて行われ、主演の櫻井翔と共演の広瀬すずが、500名の生徒と出席し、地球科学科の加藤央之教授と竹内真司教授による特別講義を受けた。
本作は東野圭吾の同名小説を原作にしたサスペンスミステリー。謎多き事件の調査に当たる大学教授・青江修介役を櫻井翔、自然現象を予言する女性・羽原円華役を広瀬すず、円華が探す失踪中の青年・甘粕謙人役を福士蒼汰が扮する。
櫻井が初の大学教授役を演じた櫻井は、竹内教授から「映画ではあり得ないことが起こっている。まず、こんなにカッコいい人が大学教授になっていること」と言われ大照れ。加藤教授も「粛々と講義をするシーンはとてもリアリティがありました」と櫻井の教授ぶりに太鼓判。
櫻井が本当に教授だったら講義を受けたいか?と聞かれた広瀬も「もちろんです。櫻井さんはお話を面白いし、楽しく(講義を)受けられると思います」とニッコリ。
そんな櫻井は「僕は理数系ではなかったので、科学のことはまったくダメ。セリフでさえ聞き馴染みのない言葉だったので本当に難しかったです」と語ると、広瀬も「いつものセリフより覚えるのが大変でした」と同調した。
講義では、教授たちへ率直な質問も。櫻井が「気象現象で殺人は可能ですか?」と尋ねると、映画で櫻井が演じる青江の言葉に合わせ「あり得ません」と回答。その後もスクリーンに映し出された映像は、実際に学生たちによる実験に参加するなど、「がっつり、授業なんですね」と真剣な眼差しを向けた櫻井。
学生からの科学的な質問も飛び交い、充実した講義を受けた櫻井と広瀬は、「楽しかった」と満面の笑みを浮かべる。櫻井は「映画の中の現象が実際にあるんだな・・・と。撮影ではグリーンバックの前で絵コンテを見ながら演じていたので、実際の現象を見れるとうれしいですね」と興奮気味に話した。
最後に広瀬は「(映画では)非現実的なものが多く出てくるけれど、講義を受けて身近に感じたので、それと人物の気持ちをあわせて映画をもう一度観たいと思いました」と、講義の感想を述べ、櫻井は学生たちを見渡しながら「勉強も大事だけれど、大学生活は一生の友達をはぐくむ大事な時間。思いっきり楽しんで過ごしてください」とエールを送り、イベントを締めくくった。
公式サイト:http://laplace-movie.jp/
映画『ラプラスの魔女』
5月4日(金・祝)全国東宝系にてロードショー