映画『ラプラスの魔女』の完成披露イベントが、4月4日、東京ミッドタウン日比谷ステップ広場にて行われ、主演の櫻井翔をはじめ、共演の広瀬すず、福士蒼汰、志田未来、佐藤江梨子、高嶋政伸の豪華キャストと、三池崇史監督が出席。キャスト陣は、階段上から登場し、レッドカーペットを闊歩。1,000名を超える観客に笑顔でファンとの交流を楽しんだ。
本作は東野圭吾の同名小説を原作にしたサスペンスミステリー。謎多き事件の調査に当たる大学教授・青江修介役を櫻井翔、自然現象を予言する女性・羽原円華役を広瀬すず、円華が探す失踪中の青年・甘粕謙人役を福士蒼汰が扮する。
櫻井は「東京ミッドタウン日比谷が完成したと聞いて、行ってみたいなと思っていたんですが、まさかレッドカーペットを歩く形で来られると思っていなかったので嬉しいです」と笑顔を見せ、各局のインタビューを受けて「ちょっと外タレ気分になって高揚感でいっぱいです!」と話し、会場を沸かせた。
また、ボヂィーガード役を演じた高島は、「50歳を過ぎて、アクションシーンがあるということで、6kg以上体重を落として(撮影に)臨みました」と明かすと、櫻井から「今日は加賀谷専務ではないですよね?」と振られ、「鳴海~!」と応え、ファンを喜ばせていた。
約4年ぶりの映画単独主演となる櫻井は、「そんなに時間が空いてしまったのか・・・という感じ。『ヤッターマン』から10年の時を過ぎ、再び違うテイストの作品で三池監督とご一緒できて嬉しいです。そして、本当に豪華なキャストの皆さんと1つの作品を作ることができて嬉しく思っています」と感無量の様子。
10年ぶりの三池組について「いち出演者として言うのはおこがましいですが、故郷に帰ってきたような、昔のクラスメートとの再会のようでした。10年ぶりというより、つい半年、1年前にご一緒させていただいていたような柔らかい空気の中で撮影させていただき本当に楽しかったです。
そんな櫻井を三池監督は、「現場の若いスタッフにも気軽に声をかけてくれていた。トップスターなのに、なかなかできないこと。現場ではみんな翔君のファンになっていました」と絶賛。
福士は「この前まで着物を着て戦っていた気がするんですが、今は絶賛失踪中です。ぜひ(公開日の)5月4日に僕を見つけてください」と挨拶。三池組では3回目の出演となるが、「現場では安心感、信頼感がありました」と振り返り、「三池監督がまた自分に試練をくださった気がした。三池組がちゃんと出来上がっているので、自分も俳優部として頑張っていこうという気持ちになれるんです」と吐露。
今回、三池組初参加となる広瀬は、「現場には三池色がある。その色は、“メタリックな緑”」と明かし、「三池監督はとてもチャーミングな方だったので、緊張しながらもいい意味で肩の力を抜いて撮影に臨むことができました」と感謝の気持ちを伝えた。
また、撮影の合間には広瀬と仲良くトレーニングに勤しんでいたという櫻井。「クライマックスの撮影の前に、すずちゃんと福士君と3人で“広瀬′sブートキャンプ”をやっていたんですが、福士君は大人で途中で「本番行ってきまーす」と言って抜けたんですが、僕は、本気でやってしまって、『本番です』と声をかけられたときには汗びっしょりで・・・。(メイクさんたちに)ご迷惑をおかけしました(笑)」と、エピソードを明かす場面も。
最後に櫻井が「出演している皆さんの“こんな表情見たことない”と思える作品です。想像しているよりはるかにおおきなエンターテイメントに仕上がっています。ぜひ劇場で楽しんでください」と自信たっぷりPRし、イベントを終了した。
映画『ラプラスの魔女』
5月4日(金・祝)全国東宝系にてロードショー