『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優、モーガン・フリーマンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つクライヴ・オーウェン(『クローサー』『シン・シティ』)を主演に迎え、『CASSHERN』『GOEMON』で無類の世界を築き上げた紀里谷和明監督が5年の歳月をかけて完成させた映画『ラスト・ナイツ』。
世界30カ国以上での上映が決定しているが、この度、KIRIYA PICTURESとギャガの共同配給により、11月に全国約200館規模で公開する事が決定した。
紀里谷監督にとって初のハリウッド進出作であり、日本人監督としては類のない、ワールドワイドに展開される『ラスト・ナイツ』は、紀里谷監督が活動の場を移したハリウッドで出会った、驚くべき脚本からその創作は始まった。それは二人のカナダ人によって「忠臣蔵」を題材に描かれた心震える騎士達のドラマ。徹底的な時代考証の調査が施され、オリジナルの魂を忠実に受け継いでいたその脚本を読んだ紀里谷監督は「内なる声がシンプルに呼びかける。『これは正しいのか、それとも間違っているのか?』と。その答えは、民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだ。」と感じ、その脚本を世界に向けて映画化することを決意した。
主演俳優は紀里谷和明と同様に、その脚本に深く魅了された二人。『クローサー』でアカデミー賞にノミネートされたイギリスの名優クライヴ・オーウェンは「とてもエレガントで優れた脚本だった」、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞したアメリカが誇る名優モーガン・フリーマンは「非常に高潔な人物たちを描く、他に類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」と語ります。総勢17カ国に及ぶ一流のキャストとスタッフが結集。『硫黄島からの手紙』を始め、数々の海外作品にも出演している実力派俳優、伊原剛志が、ただ一人日本人俳優として世界の名優たちと肩を並べる。
忠誠を誓った主君の不当な死に報いるために、気高い騎士たちは立ち上がるー。構想から5年の歳月をかけ、遂に世界に放たれる『ラスト・ナイツ』。心の声を呼び覚ます、今こそ見届けるべき、かけがえのない映画が誕生した。
監督:紀里谷和明
出演:クライヴ・オーウェン モーガン・フリーマン 伊原剛志 アン・ソンギ
2015年/アメリカ映画
原題:「LAST KNIGHTS」
日本語字幕:戸田奈津子/PG-12
提供:DMM.com
配給:KIRIYA PICTURES/ギャガ
(C) 2015 Luka Productions
公式ホームページ:http://lastknights.jp
2015年11月、TOHOシネマズスカラ座ほかにて全国ロードショー