映画『ライオン・キング:ムファサ』の“ムファサ&タカ 応援上映会”と題したイベントが、1月8日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、超実写プレミアム吹替版声優を務めた、尾上右近、松田元太(Travis Japan)、MARIA-Eが登壇した。
本作は、孤児のムファサをタカ(のちのスカー)が助けたことから、血の繋がりを超えて兄弟の絆で結ばれながらも、隠された驚くべき秘密を実写版で描くエンターテイメント作品。この日は、主人公ムファサ役の右近と、ムファサと恋に落ちるサラビ役を演じるMARIA-Eさんが登場。
年末年始も多くの観客が本作を鑑賞していることに、右近は「歌舞伎の方々でも『1日に観に行ったよ』と言ってくださる方がいて、とても嬉しかった」と笑顔を見せ、本作のヒットを実感。
あらためて、自身が演じたムファサについて「雄ライオンだけじゃなくて、雌ライオンとも同じように接するんです。しなやかな視野と包容力、強くて柔らかく器が大きいライオン。王になるゆえんだと思います」と、その魅力を伝える。
ここで、ムファサと恋に落ちるサラビ役を演じたMARIA-Eが登場。MARIA-Eも「ムファサは圧倒的王者。女性なら誰しも彼の器の大きさと立ち姿に了されますよ」と言い切り、「でも、自分のことはわからないムファサ。そこに母性本能がくすぐられるんです」と続けると、右近は「サラビはムファサにとって心の支えになる。その確信で絆を持たせてくれた。夫婦の理想の形ですね」としみじみ。
そして、ムファサとサラビが互いに芽生えた恋心について歌うラブバラード「聞かせて」を2人で生歌唱。顔を見合わせて歌うのは2回目というMARIA-Eだったが、しっとりと歌いあげ観客を魅了。右近が「何度歌っても歌っていたい。多幸感が溢れる歌」と言うと、MARIA-Eも「もう、歌い足りないくらい。何度でも歌いたいです」と楽曲への愛着を滲ませた。
そんな中、ムファサの兄弟、タカ(若き日のスカー)役の松田も客席を通って登場!これまでのイベントで何度も舞台挨拶に登壇し、本当の兄弟のように仲の良い関係を見せていた右近と松田だが、ヴィラン・スカーになるタカを演じた松田は、「タカは可愛らしさももっているけど、のちのスカーなので闇落ちしていく姿は、タカとしても肝になっているということを意識しました」と述懐。
MARIA-Eが「タカは不器用でそこが愛らしくて愛されるキャラ。でも闇落ちしていく姿はカッコいいんですよね」と言いながら、松田の歌声を「上手いのはもちろん、声の幅の広さ、音域の広さが凄い!」と絶賛。右近も「タカは純粋でまっすぐ。いろんなことを知らない。(頭の)回線が3つくらいのライオンちゃん。でも、それがいいんです。闇落ちしていくのは純粋だから。(純粋さは)げんげん(松田)を見てそう思う」と、タカと松田のキャラクターを重ね、「心がこもっている。以前、げんげんは”誰よりもタカに寄り添って、誰よりもタカを愛している”って言っていたけど、その通り!」と感慨。「技術も大事だけど、気持ちを注いでやりきった。ファンの方も違う一面を見てびっくりしたのでは? 松田元太の大きな転換期になるかもしれない」と松田を称賛。
松田は「ケンケン(右近)が演じるムファサはリーダーシップがあって、その存在にありがたみがある。僕もとても刺激をもらった」と返し、お互いの絆を確かめていた。
右近が「スカーの闇落ボイスを聞かせていただきたい」と突然、“ムファぶり”を。松田は照れながらも「俺にはなにもない。すべてムファサが奪ったんだ!」と劇中のセリフで闇落ちボイスを披露し、ファンを喜ばせた。
ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”の物語。最後はやはりムファサとタカの「ブラザー/君みたいな兄弟」を笑顔で歌いきり、会場から温かい拍手が送られていた。
<STORY>
『美女と野獣』『アラジン』を超えるディズニー映画全世界No.1ヒット作『ライオン・キング』、その“はじまり”の物語。
息子シンバを命がけで守った父ムファサ王。孤児であった彼の運命を変えたのは、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーとの幼き日の出会いだった──血のつながりを越えて兄弟の絆でむすばれた彼らは、恐ろしいホワイト・ライオンから群れを守るため、新天地を目指す旅に出る。「君がいたから、強くなれた」──ムファサを偉大な王にした兄弟の絆に隠された、驚くべき“秘密”とは?
心ゆさぶる楽曲にのせて、超実写版で描くキング・オブ・エンターテイメント!
”超実写吹替版”とは?
ハイクオリティのCGにより、実写もアニメーションも“超える”全く新しい“映像世界”に、一流の演技力と歌唱力を兼ね備えた豪華キャストが集結した“日本語吹替版作品”のこと。
映画『ライオン・キング:ムファサ』
原題:Mufasa: The Lion King 全米公開:2024年12月20日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:バリー・ジェンキンス
字幕版声優:アーロン・ピエール、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ティファニー・ブーン、ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ、マッツ・ミケルセン、ブルー・アイビー・カーター
超実写吹替版声優:尾上右近、松田元太(Travis Japan)、渡辺謙
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