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『LOGAN/ローガン』最後のウルヴァリン!ヒュー・ジャックマン 来日記者会見

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1年7ヶ月ぶりに来日し、前日には大盛況のうちに幕を閉じた『LOGAN/ローガン』レッドカーペットイベント、舞台挨拶に登壇したヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールド監督が来日記者会見に出席。
X-MENシリーズ最高傑作と言われる『LOGAN/ローガン』について、17年に渡りウルヴァリンを演じてきたヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールド監督が総勢150名の報道陣を前に、今の思いを語った。

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親日家として知られるヒュー・ジャックマンは「こんにちは、日本に来られてとても嬉しいです」とまず日本語で挨拶。「たぶん世界中でいちばん訪れている国は日本だと思います。本当に日本が大好きで昨日の晩も大勢の方に来ていただきました。日本が『LOGAN/ローガン』ツアーの最後の地となりましたが、私にとっても17年間ウルヴァリンを演じてきた、旅の終わりが東京だということで、日本の関係者の皆様に感謝するとともに『LOGAN/ローガン』についてお話しできることをとても楽しみにしています」と続けた。
司会者に日本語を褒められると「先程、楽屋で練習した時、私の日本語は95点だと言われましたが、ごめんなさい。今の日本語は60点くらいだと思います」と恥ずかしそうにすると、会場から99点!との声に「スバラシイスバラシイ。ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべた。

「かつて『オクラホマ!』の舞台出演時、イギリスの舞台・映画界の大御所であるトレヴァー・ナンから舞台を続けている俳優は5つルーツとなる作品・役を持つもの(『オクラホマ!』もその一つだ)と言葉をいただいたことがあるが、この『LOGAN/ローガン』ウルヴァリンが本当の意味でのルーツに出会ったといえる。最高のパーティーの最中、いつその場を離れるべきタイミングなのか難しいように、最後を決めるのは非常に難しい。しかし、ジェームズ・マンゴールド監督との本作は私が思った以上の作品となりましたし、監督から最高の贈り物をもらったようで、今はとても幸せな気分だ」と語ったヒュー・ジャックマン。

ジェームズ・マンゴールド監督はヒュー・ジャックマンと3回目のタッグとなる最後のウルヴァリンの本作について「キャラクターを称える作品にしたかったので、従来の救出ものやカラコンなど使用する特殊効果の撮り方からは自然と離れていった」と話し、「今世の中で作られているシリーズ作品や大作映画などの多くは人々の考える力を眠らせてしまっている。口の中に入れるとすぐに溶けてしまうアイスキャンディーのように、早く消えてしまう作品は望んでいない。映画は世相を反映したものであるべき」と語った。

そのことについて、ヒュー・ジャックマンは本作で国境の壁が描かれていることについて、「大統領選の前からすでに脚本にあり、誰かがトランプ氏にリークしたのかも」と冗談を交えながらも、「結果として政治的なメッセージを伝えることになったシリーズ作品としては大変新しく、深い作品となった」と毅然とした面持ちで本作への思いを話した。

最後にジェームズ・マンゴールド監督は今作がシリーズはじめてのR指定映画となっていることについて、「R指定にすることで制約されることなく、アイディアを自由に生かした大人向けの成熟した作品を作ることができた。ヒュー・ジャックマンらスバラシイ俳優たちのソウルフルで、ハートに溢れた演技により、暴力的な作品であっても、映画がハートに溢れている、愛や犠牲を肯定する本作を是非観てほしい」と熱く語った。

ウルヴァリンとしての最後の来日会見は、大盛況のうちに終了した。

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最後の希望、愛と感動のX-MEN最終章『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国ロードショー!

『LOGAN/ローガン』公式サイト

『LOGAN/ローガン』
6月1日(木) 全国ロードショー
20世紀フォックス映画配給
(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation