アカデミー賞®歴代最多受賞『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズが帰ってくる!
“始まりの物語”にかけて衝撃の原点エピソードが明らかに!
市村正親、小芝風花、津田健次郎 登壇!
特別ゲスト・阿部一二三 世界へ挑む本作にエール!!
〈一つの指輪〉をめぐる壮大な冒険を描き、アカデミー賞®最多受賞を果たした『ロード・オブ・ザ・リング』3部作には、200年に遡る戦いの物語があった――J・R・R・トールキンの原作「指輪物語 追補編」に記された、その始まりのエピソードの映画化に、3部作を監督したピーター・ジャクソンが製作総指揮として立ち上がる!そしてハリウッド超大作の監督の座を託されたのは、日本アニメーションの第一人者と讃えられる神山健治(『東のエデン』『攻殻機動隊S.A.C.』「精霊の守人」)。この冬、〈中つ国〉の未来を決める伝説の戦いを見届けて初めて、『ロード・オブ・ザ・リング』は完結する――。2004年の「王の帰還」日本公開から20年の時を経て、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ最新作『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』が、12月27日(金)より全国劇場公開!(日本語吹替版/字幕版同時公開※一部劇場除く<Dolby Cinema®/Dolby Atmos®/4DX/MX4D/IMAX®>)
この度、全米3000館以上、全世界で数万スクリーンに及ぶ拡大公開が決まり、日本語吹替版での上映を希望する国も複数あるという本作のジャパンプレミア開催した!日本初お披露目を記念して、吹替キャストの市村正親、小芝風花、津田健次郎、そして世界各国でのプロモーションツアーを経て帰国した神山健治監督が登壇。さらに日本から世界へ羽ばたく本作を応援する特別ゲストとして、今夏日本、そして世界を兄妹で大いに沸かせた柔道家・阿部一二三選手もお祝いに駆けつけた!当日は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの“始まりの物語”である本作にちなみ、登壇ゲストそれぞれの“始まり”のエピソードを披露。衝撃のエピソードも明らかになり、大盛り上がりのイベントとなった。
<イベントレポート>
『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は先週末から世界80以上の国と地域で公開され、日本では来週12月27日よりついに公開を迎える。12月16日に初披露となるジャパンプレミアを実施し、日本語吹替版キャストである市村正親、小芝風花、津田健次郎、監督の神山健治が登壇した。
一足先に世界各国で公開となった本作の【日本語吹替版】が、デンマーク、ドイツ、オランダ、イタリア、スウェーデン、アラブ首長国連邦、香港、シンガポール、台湾の9つの国と地域でも上映が決定。神山監督は「英語版での制作でしたが、頭の中ではずっと日本語版で演出していました。日本語版をみたいと言ってくれる海外の方が多くて、すごく誇りに思います」と嬉しそうに話すと、それを聞いて、「今日初めて聞いたのでびっくりしました!」と市村。小芝は「アフレコの時に日本語版が基準になるとプレッシャーをかけられていたので、そうゆうことかと!」と当時を振り返り、津田は「ありがたいし、嬉しいです」とそれぞれ心境を語った。
改めて完成した本編を観た感想を尋ねられると、市村は「僕は1人でアフレコだったので、みんなが結集したのを聞いて興奮しました!全編、ほぼ戦いなので最初から最後までハラハラしっぱなしでした。子供にも観せたいと思います!」とカッコいいヘルム王の役どころに自信をみせた。小芝は「映像が美しくて、実写に見えるほど。映像に入り込んだかのような映像美で、戦いがより迫力満点でワクワクしました」と興奮気味に語ると、“背景実写説”について「海外でも何度も言われたんですが、今回はすべて手描きです!」と改めて監督から宣言があった。そして、津田は「劇場で見るべき映画。映像も音も、本当に“大作”です。物語は人間のドラマですが、途中からやっぱりこれは『ロード・オブ・ザ・リング』なんだと感じる。このタイミングでこのシリーズに関われると思ってなかったので、光栄です」と感慨深く語った。
話題はアフレコ時のエピソードになり、市村は「僕は1人でアフレコだったので、孤独で頑張りました(笑)。ヘラ役の小芝ちゃんは私の娘だと思って演じましたし、ウルフにはいじめるなよって思いながら演じました」と意外なエピソードを明かし、「公演の合間をぬってアフレコしたんですが、かなり声を出さないといけなかった。合間にあった取材の時も声を大事にしながら、2日間で無事収録できました。出来上がったら最高でした!」と苦労も語りながらも、完成した作品を絶賛。また、今作で初の親子役して市村と共演した小芝は、「お父さんが子を想う気持ちがぐっとくる。泣いちゃいそうになるくらい素敵で。(アフレコする時に)市村さんの声が入っていてよかったです」と感謝した。
アニメーションのアフレコは初めてだったという小芝、「プレッシャーがすごかった。監督が優しく迎え入れてくださったので、当日はリラックスして挑めた」と明かすと、市村は「ヘラはしっかりしていて、美しいキャラクター。小芝ちゃんは少女のイメージがあったけれど、出来上がった作品を観たら、しっかり立派な女性でした!」と小芝を褒めたたえた。
また、「複雑なキャラクターで、心情も込み入っていて演じ甲斐があった」と語るのはウルフ役の津田。幼なじみにして敵対するヘラとウルフについて、「なんでこうなるのー!ってなります(笑)」と小芝。津田も小芝に同意しつつ、「(アフレコ時)お二人の声が入ってたので、一番幸せな状態でアフレコに挑ませていただいた」と感謝。そして、ウルフを演じるにあたって「全力投球した。全員アクションがあるので、みんな声をはっていたと思います。丁寧にアフレコさせていただいた」と全力で挑んだことを明かした。
そんなキャストたちのトークを受けて、神山監督は「皆さん、第一声からキャラクターを掴まれている印象だった。皆さんに演じていただいてよかった。実はガラスの向こう側で何回か泣いてました」と静かに涙したことを告白すると、みんなからは驚きの声があがった。
また、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の200年前を舞台にした、あの指輪の物語につながる“始まりの物語”ということで、登壇者に“これが私の原点”という写真&エピソードを披露していただくことに。トップバッターの津田からは衝撃の丸刈り少年の写真が公開され、「かわいい!!」と歓声があがり、「野球も何もなく趣味で坊主でした(笑)。校則でもなく、土曜に学校が終わったらモヒカンにしたり、遊んでました」と謎の動機に登壇者たちも動揺。「今思うとなんでそんなことしたのか…何かに反発もしていたわけでもなく、趣味で…(笑)“つるっぺ”って言われてました」と可愛いあだ名と共に驚愕エピソードを告白した。
続いて小芝は、オーディション時の写真をみせ、「芸能界に入るきっかけになったオーディションの写真です。受かってからはレッスンはじめたり、私生活が180度変わって、今ここに立ってる原点。当時14歳で披露できる特技がなく、スニーカーでフィギュアスケートのようなことをして…根性座ってたなって思います(笑)」と語ると、「さっきの写真、13歳ですよ!1歳しか変わらないのになんだこの差は!(笑)」と嘆く津田に会場からは笑いが起こった。市村は眼鏡をかけた好青年姿を収めた1枚を披露し、「これは24歳の劇団四季のオークションの写真。ここから僕の俳優人生がスタートした。ただ役者になりたかった。夢の原点です」とそれぞれ衝撃的なエピソードから和やかなエピソードまで幅広く語られた。
本作の世界での公開を祝して、また、世界へ挑む本作にエールを送るため、グランドスラム12大会、世界選手権4大会制覇、東京&パリオリンピック金メダリスト、パーク24所属柔道家の阿部一二三選手がゲストとして登場。小芝へ花束を渡し、「世界公開、本当におめでとうございます!」とコメント。市村からは「僕は中学校柔道部だったんだけど、投げられる専門だった(笑)」と意外な共通点が明かされた。
阿部もキャストと同様に“原点の写真”を披露してもらうと、兄妹の可愛らしい写真が公開された。「小学校2年生くらい。妹の詩がまだ柔道してない時だと思います。僕はずっと泣いていて、上のお兄ちゃんが一緒に柔道やってくれたので続けられた。女の子に投げられる側でずっと泣いてました」と今の姿からは想像もつかない、阿部兄妹の“原点”が明かされた。
また、本編を一足先に観た阿部は「始まりから映像が美しくて目が離せなかったです。僕も3人兄妹なので彼らの関係性をみて、やっぱり兄妹って良いなと思いました。妹の詩がヘラと同じ一番下の妹なので、ヘラが頑張っている姿を見て感動しました」と共感したそうで、アクションシーンについて「終始ドキドキハラハラしました。自分が戦っているんじゃないかって感覚になりました」と絶賛。実は兄妹そろって『ロード・オブ・ザ・リング』好きだそうで、「詩も今日来たがっていました」と明かすと、劇場公開したら一緒に観に行きたいと語った。
最後に、監督は「スタッフ一同、皆さんに楽しんでいただけるよう奮闘した3年間でした。楽しんでいただける作品ができたと思います。今日は最初に観ていただくと思うので、楽しんでいただけたら嬉しいです」とイベントを締めくくった。
(オフィシャルレポートより)
【ストーリー】
騎士の国ローハンは偉大なるヘルム王に護られていた。しかし突然の攻撃を受け、王国の平和が壊されていく。すべての運命は、一人の若き王女ヘラに託された!最大の敵はかつて共に育ったヘラの幼馴染ウルフ。果たしてヘラは、国の民の未来を救えるのか!? “あの指輪”をめぐる壮大な冒険へと繋がる、まだ誰も知らない伝説の戦いの幕が開ける!
原題:THE LORD OF THE RINGS:THE WAR OF THE ROHIRRIM
監督:神山健治(『東のエデン』『攻殻機動隊S.A.C』「精霊の守り人」)
製作:フィリッパ・ボウエン、ジェイソン・デマルコ、ジョセフ・チョウ
製作総指揮:フラン・ウォルシュ、ピーター・ジャクソン、サム・レジスター、キャロリン・ブラックウッド、トビー・エメリッヒ
脚本:ジェフリー・アディス&ウィル・マシューズ、フィービー・ギッティンズ&アーティ・パパゲオルジョウ
ストーリー:アディス&マシューズ、フィリッパ・ボウエン
日本語吹替版キャスト:市村正親(ヘルム王)、小芝風花(王女ヘラ)、津田健次郎(ウルフ)、中村悠一(フレアラフ)、本田貴子(オルウィン)、坂本真綾(エオウィン)、斧アツシ(フレカ)、森川智之(ハレス)、入野自由(ハマ)、山寺宏一(ターグ将軍)、沢田敏子(老ペニクルック)、田谷隼(リーフ)、大塚芳忠(ソーン卿)、飯泉征貴(シャンク)、村治学(ロット)、勝部演之(サルマン)
字幕版キャスト:ブライアン・コックス(ヘルム王)、ガイア・ワイズ(王女ヘラ)、ルーク・パスクァリーノ(ウルフ)、ミランダ・オットー(オルウィン)ほか
ワーナー・ブラザース・アニメーション and SOLA ENTERTAINMENT制作作品
映画公式サイト:http://lotr-movie.jp
映画公式X:https://x.com/LotR_JP ハッシュタグ:#LotR #ローハンの戦い
配給:ワーナー・ブラザース映画
クレジット:LOTR TM MEE lic NLC. © 2024 WBEI
12.27(Fri)全国公開!
吹替/字幕版同時公開 ※一部劇場除く
<Dolby Cinema® /4D/IMAX®>