『劇場版 ルパンの娘』の完成披露舞台挨拶が9月27日、東京・豊洲PITにて行われ、主演の深田恭子をはじめ、共演の瀬戸康史、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、大貫勇輔、麿赤兒、観月ありさの豪華キャスト陣と、武内英樹監督が登壇した。
代々泥棒一家である “Lの一族”の娘・三雲華(深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋を描いた「ルパンの娘」。ロングセラーの人気を誇る同名小説を原作に、2019年、2020年とフジテレビ系列にてドラマ化。シリーズを通じて、SNSなどで中毒者が続出するなど話題に事欠かなかった「ルパンの娘」の待望の続編にして最終章となる『劇場版 ルパンの娘』が完成した。
劇場版には、主演の深田恭子はじめ、TVシリーズから引き続き瀬戸康史、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、橋本環奈、大貫勇輔、麿赤兒ほかが出演。さらに劇場版ゲストとして観月ありさが出演。L族の最後のお仕事は予想不能な展開となっていく。
ドラマパート1、パート2を超え、映画の撮影現場の様子を聞かれた深田は「こんなに長く物語を撮影させていただくのはなかなかないこと。とても居心地のいい本当の家族のような現場でした」と振り返る。ドラマから映画までの期間他の作品には出ず、ずっと華だけを演じてきたという深田。「(映画で)華を演じることが待ち遠しかったです」と身も心も華だったそうで、「華の放つ決めセリフが言えるか心配でしたが、ドロボースーツに身を包むと何とか言うことができました」と笑顔を見せた。
瀬戸は、今回アクションシーンがシリーズ中でももっとも多いことから「僕と1対大勢とか、ジャケットを使ったアクションシーンがあって楽しかったです」とニッコリ。
今回も悦子節が光っている小沢は「パロディーシーンも楽しんでいただきたいですし、凍りそうになるシーンは、本当に寒い中の撮影でリアルに演じることができました」と振り返り、見どころをアピール。
栗原は橋本環奈演じる北条美雲との急接近が気になるところ。「ドラマでは2秒以上喋らない渉くんが話すので渉くんらしい声が出せて良かったと思います」と満足気。
一方で、どんぐりが「つららの1つ1つが手作りでシリコンで重くてロボットみたいに歩いていました(笑)」と明かすと、監督から「ネタバレしちゃったじゃん」と責められ、「申し訳ございません・・・」とポツリ・・・、会場の笑いを誘う場面も。
突然ミュージカルを歌い踊り出す役を演じる大貫は、この日もイベント冒頭で華麗なダンスを披露!「今回は、どろぼうワールドカップもあるし、全ての家族でミュージカルシーンができて嬉しかったです」と嬉しそう。
シリーズ初参加となる観月は「ドロボースーツを着れるとは思わなかったのでうれしかったです。でも、ピチピチなのでロケ地ではちょっと恥ずかしかった」と回顧。その言葉に深田も同調し、「どこから見てもおかしい(恰好)じゃないですか。最初、渡部さんは、スタジオ内でも歩くのが恥ずかしいって言っていたんですよ」と明かすも、渡部は「いや、そんなことはなかったですよ」とうそぶいていた。
さらに、観月は自身の役どころについて、「玲の若いころから今の姿まで両極端な姿を見せているので、物語のエッセンスになればいいなと思います」とコメントした。
本作の見どころを聞かれた渡部は「シリーズの集大成だと思う。すべてが見どころです」と自信をのぞかせる。
本作では家族の絆が描かれていることにちなみ、「最近絆を感じたことは?」と聞かれると深田は「この現場ですね。再集結してこの作品を作ることができた。この時間が大きな絆になりました。皆さんが頼もしいです」と満面の笑みを浮かべていた。
劇場版 ルパンの娘』
【出演】 深田恭子 瀬戸康史 橋本環奈 小沢真珠 栗原 類 どんぐり(竹原芳子)
観月ありさ / 岡田義徳 太田莉菜 / 藤岡 弘、(特別出演)
市村正親 大貫勇輔 小畑乃々 マルシア 信太昌之 我修院達也 麿 赤兒 渡部篤郎
【原作】 原作:横関 大『ルパンの娘』シリーズ全5作(講談社文庫ほか)
【スタッフ】 監督:武内英樹 脚本:徳永友一 音楽:Face 2 fAKE
【コピーライト】©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
【公式HP】 https://lupin-no-musume-movie.com/
【公式Twitter】@lupin_no_musume
【公式Instagram】 lupin_no_musume
10月15日(金) 全国ロードショー