はやみねかおるの大人気小説シリーズ“マチトム”遂に実写映画化
主演:城桧吏『約束のネバーランド』『万引き家族』
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監督・河合勇人『チア☆ダン』×脚本:徳尾浩司『おっさんずラブ』
城桧吏&酒井大地のサプライズ登場に原作者・はやみねかおるも驚き!
城と酒井、東京五輪のアスリートたちの姿にマチトムを重ねる
城桧吏初主演となる映画『都会のトム&ソーヤ』が7/30(金)よりTOHOシネマズ日比谷、イオンシネマほか全国公開中。
8月1日、本作の公開を記念して、都内スタジオで原作者・はやみねかおると脚本家・徳尾浩司による公開記念オンライントークイベントが行われた。イベント後半には内藤内人役の城桧吏と竜王創也役の酒井大地がサプライズ登場した。
映画はシリーズ累計200万部を超える大人気の推理小説シリーズ「都会(まち)のトム&ソーヤ」(講談社YA!ENTERTAINMENT刊)が原作。ごく普通の中学生だが、実は類稀なるサバイバル能力を持つ内藤内人と、一大財閥“竜王グループ”の御曹司で学校一の秀才である竜王創也の対照的な二人が、天才ゲーム・クリエイター集団「栗井栄太」が仕掛ける、街中を舞台にしたリアルRPG<エリアZ>に出現する数々の「謎」を解きゲームクリアを目指すため、都会の様々な場所を舞台に推理と冒険を繰り広げていく物語。映画版は原作では描かれていないオリジナルストーリーを展開。
主人公の内藤内人役は本作が初主演となる城桧吏。内人とバディを組む相棒・竜王創也役は「スターダストプロモーション 第 1 回 スター☆オーディション」で男子グランプリを射止め、本作で映画デビューを飾る酒井大地。内人の好意に気付かず、創也に想いを寄せる同級生・堀越美晴を豊嶋花。中川大志が竜王創也のボディーガード・二階堂卓也役で出演。正体不明のゲームクリエイター集団“栗井栄太”を市原隼人、本田翼、森崎ウィン、玉井詩織(ももいろクローバーZ)が演じている。監督は『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』が控える河合勇人。脚本は『おっさんずラブ』などの大ヒットメーカー、徳尾浩司が担当。
映画の公開にはやみねは「嬉しいというか実感がない。でも映画になって夢みたい」と喜び、徳尾も「小説の世界観をそのまま映像化するために時間をかけて脚本を作ってきたので、無事に公開されて嬉しい」と封切りに感慨。脚色に当たって徳尾が「今回の原作を読んで、子供の頃に感じたワクワクする体験を大人になって体験させてもらった。その感じを脚本に落とさなければと思った。原作は皆さんに愛されている作品なのでプレッシャーもありました」と明かすと、はやみねは「セリフなどを読んで僕の原作を大事にしてくれていると思って安心しました」と徳尾氏による脚色に太鼓判を押していた。
また本作にカメオ出演しているはやみねは「一瞬ですので瞬きをしていると見逃します。目を見開いて見てください!撮影では6回くらい撮り直して、使われたのは1秒くらい。自分は物書きなので演技をしたことがないので恥ずかしい。もう体験したくない」と照れながら話し、それに徳尾は「ファンの方にとっては先生のカメオ出演は一つの楽しみになるはずです」とコメントした。
また執筆の際のルーティンに話が及ぶと、徳尾は「僕はノートに書き留める癖や習慣はないけれど、面白い話や人の話し方の特徴には注目しています。それが自分の作劇に活かされているような気がする」と人間観察を重要視。はやみねは「構成やトリックのアイデアをノートに書くことはあるけれど、あとから読み返すと意味不明でほとんど役に立っていない」と苦笑いも「僕は子供向け作品を書いているので、僕の本を買った子供たちがお小遣いを損したと思わないようなレベルに達するまで原稿は渡しません」と作家としてプライドをうかがわせた。
そしてサプライズで城と酒井がステージに登場。この粋なサプライズにはやみねは「ビックリ!」、徳尾も「二人が映画の中から飛び出して来たみたい!」と大興奮。城は脚本について「あっという間に読み終わった」と絶賛で、酒井も「脚本の面白さにハマりすぎて学校の授業に遅れそうになった」と笑わせた。そんな二人のコンビネーションぶりに徳尾氏は「抜群!」、はやみねも「仲の良さが画面から伝わって来て、二人が走るシーンは見ていてウルっときた」とバディぶりに目を細めていた。
現在、東京ではオリンピックが開催中。酒井が「男子バレーは見ていて面白かった」と言うと、城は「競泳では大橋悠依選手が二冠して『金メダルだ~!』と思った」と日本勢の活躍に嬉しそう。徳尾は日本勢のメダルラッシュに沸いた新種目のスケボーを挙げて「男子も女子も金メダル。ストリートの遊びから生まれたスポーツだと考えると、若者たちが頑張っている姿も含めて『都会のトム&ソーヤ』のことを思い出しながら応援していました」と本作との共通点を見出していた。これに城も「スケボーは感動しました。自分よりも年下なのに金メダルを獲得していて凄い!」とアスリートたちの姿に尊敬しきりだった。
最後に主演の城は「二人の凸凹コンビが支え合いながら補い合いながら、謎解きを通して成長していく姿が魅力的。是非映画館に足を運んでください」とアピール。酒井も「僕にとっても大切な作品で、最高の仲間もできました。僕ら凸凹コンビぶりにも注目してもらって、一緒に冒険をしているような気分になってほしいです」と呼びかけていた。
映画『都会のトム&ソーヤ』
<あらすじ>
平凡な中学生・内藤内人は下校途中に、クラスメイトで大企業の御曹司・竜王創也が突然姿を消すのを目撃する。小さな路地の前には創也の秘密の場所へと繋がる鍵が落ちていた。鍵を拾った内人がたどり着いた先は創也がゲームを作っている秘密基地のような空間の「砦」。そこで正体不明のゲームクリエイター“栗井栄太”が新作ゲームのテストプレイヤーを募集しているという不思議な画面を見た内人。「不敵にほほ笑む創也に誘われ、翌⽇2人は地下道を進み、奥にある扉を開ける。そこには天才ゲームクリエイター“栗井栄太”の4人がいた。2人は“栗井栄太”に挑発され、新作ゲーム「エリアZ」に挑むことに。しかしその会場で恐ろしい姿をしたZが次々と参加者を襲い始める。「この街はエリアZとして封鎖されました!……街を救うことができなければ世界政府の手によって街ごと爆破されてしまうのです!」 。内人と創也は「エリアZ」をクリアして、街を救うことができるのか…。
出演:城桧吏 酒井大地 豊嶋花 渡邉心結 吉原徠地 山下森羅 りきまる 谷垣有唯
松本ししまる 松本大輝 松澤和輝 山本麗美
中川大志 玉井詩織(ももいろクローバーZ) 森崎ウィン 本田翼 市原隼人
監督:河合勇人
脚本:徳尾浩司
原作:はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ」シリーズ(講談社YA!ENTERTAINMENT刊)
製作幹事:電通、ヨアケ
製作プロダクション:ROBOT
配給:イオンエンターテイメント
©️2021マチトム製作委員会
公式サイト:https://machitom.jp/
TOHOシネマズ日比谷、イオンシネマほか全国公開中