映画『アイ・アム まきもと』
公開直前!!
阿部サダヲ“この映画の主役は僕じゃないのかもしれない”
阿部が空気を読まずにサプライズ登壇‼
阿部サダヲ演じる、小さな市役所の「おみおくり係」を務める<ちょっと迷惑な男>牧本壮。空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かない。そんな牧本が孤独に亡くなった人を独自のルールに従いおみおくりしていく中、様々な人々と出会い、少し煙たがられながらも彼らの心に変化をもたらしていく。牧本の “ 迷惑 ”がいつしか “ 無垢な気持ち”として、周囲と自らに影響を与えていくヒューマンストーリー『アイ・アム まきもと』。
この度、映画『アイ・アム まきもと』の公開10日前を記念し、“サプライズ登壇試写会イベント”を実施。
当日は、事前にキャストの誰が登壇するのか知らされていない観客の目の前に、全く空気が読めない、周りからするとちょっと頑固で迷惑な男・牧本壮役を演じた主演の阿部サダヲが“空気を読まずにサプライズ登壇”!そして、この秋一番の心温まる感動作として期待が高まっている今、映画の感想を交えながら本作の魅力などを熱く語った。さらに、サプライズで遺品整理ティックトッカーのさとうようへいが大阪から駆け付け、独自の視点から本作の魅力を深く語った。
<イベントレポート>
公開直前の9 月 20 日(火)に、全国のTOHOシネマズ60劇場で1万人が同時鑑賞する全国TOHOシネマズ特別試写会を実施。その会場の一つである劇場に主演の阿部サダヲがサプライズで登壇した。(以下、阿部)
ラッキーな観客を前に、「最近あまり観客の方と直接お会いする機会がないので、緊張します(笑)」と照れつつも、「ご覧になった方々から感想をまだ聞けてないので、今日ご鑑賞される方はぜひ褒めてください(笑)。牧本は“迷惑かける人”って言われていますが、果たしてそうなのか…どう思われたのか呟いていただきたいです!」とアピール。そして、自身の演じたキャラクター・牧本について、「こんな真っ直ぐなキャラクターを演じるのは初めて。迷惑なキャラクターのようでとても温かい人。」と称し、「人に興味を持っているところは僕自身も共感できて、僕も牧本も人が好きなんだと思います。珍しくまた演じたいと思いましたし、一生演じられるくらい、シリーズ化したいくらい好きなキャラクターです。」と熱く語った。また、一足先に阿部の家族は鑑賞したそうで、「子供が初めてうるっときたと言ってくれて、この話についてたくさん会話しました。」と笑顔をみせ、「ただ、牧本の真似したら“牧本さんはそんなんじゃない”って言われてしまいました。」と厳しいツッコミを受けたことも明らかに。
また、阿部自身の”マイルール”に変化をもたらすような出会いについて尋ねられると、「僕はすぐ変化するタイプなので、どんどん変わって良いと思っています。話し方も昔はこんな喋り方ではなかったし、いろんな方との出会いを経て変わっていく。僕にとって“ルールを決めないこと”がルールかもしれません。」と明かした。そして、影響を受けた人物として、本作にも出演している松尾スズキについて触れ、「芝居を始めるきっかけになったのは松尾さん。本当に面白い方で、本編のタバコのシーンで、うまく吸えてないんです(笑)そうゆうところも良いなと思います。」と魅力を語った。
そして、さらにサプライズゲストとして、牧本は身寄りのない方を埋葬するおみおくり係という役柄にちなみ、実際に遺品整理のお仕事をされているさとうようへいが大阪から駆け付けた。(以下、さとう)大雨の中駆け付けてくれたさとうに、「そんな危険を犯してまで…」と心配をみせる阿部。「雨風に打たれましたが、今日この場に立てて皆さんにお会いできたことは良い思い出です。」と喜んだ。
まず挨拶とともに、「号泣しました。実は刑事を10年間やった後、遺品整理の仕事についたのですが、神代刑事の立場も、牧本の気持ちもわかるので、その両方の目線で拝見して感動しました。」と本作の感想を語った。自身の活動に関して、「なるべくセンシティブにならないように、リアルなものを伝えられるように活動しています。その人の生き様を知ることができて、部屋毎にその人の人生がわかってしまう。ペットを大事にしていたことや、音楽の趣味だったり、すごく家族を想っていたんだなとか…」と明かすと、阿部は「牧本はまだまだ演じれるエピソードがたくさんありますね。」と感慨深げにコメント。改めて本作の見どころを尋ねられたさとうは、「様々な現場に立ち会ってきましたが、この物語の亡くなられた方に自分自身を投影することができました。もしかすると、この映画の主人公は阿部さんじゃなく、亡くなった方が主人公なんじゃないかなと。そんな視点で観ていただけると、より物語を深く楽しんでいただけるのかもしれません。」と自身の想いを込めた。
最後、阿部は「さとうさんのおっしゃる通り、主役は僕ではないんだと思います。この作品に登場する人物に、どこかご自分が重なってくる部分があるはず。将来を考える良い機会になりますし、観た後は心が温まる作品。素敵な時間を味わっていただきたいと思います。」とイベントを締めくくった。
9月20日(火)より【まきもと感想投稿キャンペーン】がスタート。Twitterにて公式アカウント(@iammakimoto_JP)をフォローし、【#アイラブまきもと】をつけて本作の感想を投稿した方に、抽選で『アイ・アム まきもと』の激レアアイテム含むオリジナルグッズをプレゼントします。
詳細はこちら<https://www.iammakimoto.jp/campaign/?qr=preview>
佐藤洋平さん プロフィール
株式会社シンパシー 代表取締役(創立7年目)
TikTok さとうようへい@遺品整理の学校 58,000人フォロワー
高校卒業後、警察官として10年間、主に刑事主任として様々な事件の捜査にあたる。29歳の時に警察官を退職し上京。刑事時代に感じた「この孤独死をした人の部屋は一体誰がどうやって片付けるんだろう」という疑問が原体験となり、紆余曲折後の34歳の時に遺品整理専門会社「シンパシー」を設立。 「家族の手のような作業をお約束します」をモットーに、刑事時代の知見を活かして日々故人や遺族のために汗と涙を流している。
<ストーリー>
ある見知らぬ男の人生を“まき”戻すことになった「おみおくり係」のまきもと。
彼がたどり着いた“奇跡のさいご”とは――
小さな市役所に勤める牧本の仕事は、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」。故人の思いを大事にするあまり、つい警察のルールより自身のルールを優先して刑事・神代に日々怒られている。ある日牧本は、身寄りなく亡くなった老人・蕪木の部屋を訪れ、彼の娘と思しき少女の写真を発見する。一方、県庁からきた新任局長・小野口が「おみおくり係」廃止を決定する。蕪木の一件が“最後の仕事”となった牧本は、写真の少女探しと、一人でも多くの参列者を葬儀に呼ぶため、わずかな手がかりを頼りに蕪木のかつての友人や知人を探し出し訪ねていく。工場で蕪木と同僚だった平光、漁港で居酒屋を営む元恋人・みはる、炭鉱で蕪木に命を救われたという槍田、一時期ともに生活したホームレス仲間、そして写真の少女で蕪木の娘・塔子。蕪木の人生を辿るうちに、牧本にも少しずつ変化が生じていく。そして、牧本の“最後のおみおくり”には、思いもしなかった奇跡が待っていた。
『アイ・アム まきもと』
阿部サダヲ
満島ひかり 宇崎竜童 松下洸平 でんでん 松尾スズキ 坪倉由幸(我が家)
宮沢りえ 國村隼
監督:水田伸生
脚本:倉持裕
原作:Uberto Pasolini “STILL LIFE”
製作総指揮:ウィリアム・アイアトン 中沢敏明
製作:映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
制作:セディックインターナショナル ドラゴンフライ
©2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会
◆公式HP:iammakimoto.jp
◆公式Twitter:@iammakimoto_JP
9月30日(金) 全国の映画館で公開!