ブラッド・ピットがアカデミー賞(R)監督ロバート・ゼメキスとタッグを組んだ主演最新作『マリアンヌ』が2月10日(金)に公開される。タイトルの秘密を抱える女である“マリアンヌ”を、『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』でアカデミー賞(R)主演女優賞に輝いた実力派マリオン・コティヤールが務める本作は、衝撃的な真実に向き合いながらも愛する人を信じて運命に立ち向かう2人が繰り広げる切ないラブストーリー。
この度、2月2日”夫婦の日”に公開直前イベントを開催。それぞれ家族ぐるみで仲の良い夫婦同士ということで、タレントの山口もえと東貴博の二人が登壇した。
本編鑑賞後の観客が待ちわびる会場に、第3子の妊娠を発表し今まさに幸せの絶頂にある山口が、マリアンヌをイメージした美しい衣装に身を包み登場。本作『マリアンヌ』が本年度のアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされており、山口は「マリアンヌ色でやってきました。マリアンヌのようにウエストをキュっとしたドレスを着たかったのですが、いま80cm以上あって入らなくなってしまったので(笑)、色だけでもマリアンヌになりきってきました。」と挨拶。
続いて、劇中でブラピが演じる役名・マックスにちなみ、日本版マックスとしてブラピに勝るとも劣らないダンディな衣装で東MAXこと東貴博が登場。ややウケの会場にむかって「下町のブラッド・ピット、東MAXです。出てきたとき失笑が起きてましたが(笑)、MAXとして呼んでいただきありがとうございます。しかしこの会場も暑いですね・・・」とさっそくお札で汗をふきつつ挨拶し会場を盛り上げ、本作については「スパイ映画と思いきや、深い愛の物語に感動しました。」と語りました。
東が「恰好も髪型もしっかりブラピにしてきたんですよ!」とアピールすると、山口から「まったく一緒ですね」との誉め言葉をもらうも「まったくではないね、久々に髪を上げたら角がだいぶ上がってきてました・・・」とまさかの悩みを打ち明けました。
映画の感想を問われた山口は「本当にいい映画だったので、夫ともう一度観に行きたいです。1940年代という時代は、自分の意志だけでは生きられず、つかなくてはならないウソや偽りの中で格闘しながら、楽しみと幸せを見つけて生きていたんですよね。ぜひ今の方々に観ていただきたいです。守るものができた女性はここまで強くて、時代が違ったら本当に幸せな家族だったのに、と思うと切ないです。」と見どころをアピール。
東は「スパイ同士ということで冷静沈着にミッションを進め、感情を乗せちゃいけないのに、愛に捕まったらどんどん突き進んでいく姿に泣けました。こんなに愛に満ちた映画は最近なかなかお目にかかってなかったです。」と語り、自身と照らし合わせ「安めぐみと付き合ってからというもの、まさに僕もいまそういう感じです。出産シーンや、初めて子供が歩いたシーンは自分たちの時を思い出してリンクして涙が止まらなかったです。」と深く共感したことをアピールしました。
本作は、すべてを敵に回しても夫が妻を信じぬく”夫婦の絆”を感じさせる物語であり、山口は「1999年に夫とはじめてレギュラー番組で一緒になったのですが、その番組で、お互いタキシードとウェディングドレスを着て結婚式場の下見をするロケをやったんです。お互い色んな人生を経て、本当に結婚式をすることになりました。」と運命的なエピソードを披露。
東は「2人の結婚式に行けなかったんですがせっかくなので、と手紙を送りまして、司会の古坂大魔王が読んでくれたらしいんですが、長かったので途中ハショられたそうです。」と残念そうに振り返りました。
東は、「披露宴で爆笑問題の2人が来てくれて、太田さんがうるさくかき回してたのに、田中さんが全然止めなかったので不思議に思っていたら、ずっと(山口)もえちゃんと話し込んでたようでそれがキッカケで進展したらしいです。」と自身の結婚式で山口と夫・田中裕二が出会ったという縁に触れ、旧知の先輩夫婦として「夫婦円満の秘訣は金をじゃんじゃん使うこと。田中さんはお金持ってますし!(笑) 最高の旦那さんですよ!」とアドバイスを送りました。
また、最愛の妻に重大な秘密が発覚することがキーポイントとなる本作になぞらえ、夫・田中裕二に秘密にしていることを問われた山口が「東さんの披露宴の時に、夫と連絡先を交換したんですが、その紙の切れ端を今でも大事に持っています。通帳と同じ袋に大事に入れてます。」と幸せMAXなエピソードを告白!東も思わず「とんでもない秘密が出てくるかと思ったらいい話!」と感動し、「俺も安から最初にアドレスをもらった紙の切れ端、持ってます。」と同じく幸せMAXであることが判明!
一方、東は妻・安めぐみから秘密にされていたことを問われて「妊娠中につわりが酷くて、家事全般をやっていたんですが、ごはんを作るとやたらと食べるんですよ。本当につわりが酷いのか聞いてみると「そうでもない、作ってくれるからついつい(笑)」と言われてビックリしました。大事なセーターがないなと思ったら乾燥機で縮んでしまったからヤバイと思って捨てていたりとか、安さんはああ見えてちょいちょいウソつくんです。」と明かしました。
また家族ぐるみで仲の良い両夫婦だけに、田中の秘密を聞かれた東ですが「まだ2人がお付き合いしているころ、バレるといけないと田中さんだけランチに行かずに東家で留守番をしていたらしく、帰宅したらソファーで小さいおじさんが寝ててビックリしたことはありましたが、あの人は他に何も秘密のないまっさらな人なんですよ。」と明かすと、山口も「秘密が下手で、すぐバレると思います。嘘もつかないですね。」と幸せにあふれた笑顔で話しました。
また東は、最近秘密が公にされて話題となっている若手お笑いタレントにむけて「みんなワキが甘いね・・・。自分にもたぶんお金もチャンスもあったりすると思うけど、それを使わない贅沢という心の余裕があります。周りが騒がしくなっているのでもうちょっと気を付ければいいのに、とは思いますね。」とコメントしました。
その後、日本版マックスを豪語する東が、いかにブラピ演じるマックスになり切っているかを証明すべく難題に挑戦することに!判定員として山口が見守る中、劇中でマックスが話す流暢なフランス語のセリフの読み上げに挑むも、何度読んでもまったくフランス語には聞こえない独特のセリフ回しが展開されると会場は笑いに包まれ、山口は「力強かったです。」とお褒めの言葉を送るも「絶対できないでしょ!だんだん力が入ると東北訛りみたいになっちゃいましたね。すぐ汗が出てきました。ブラピはすごいですね。」と納得いかない様子。
さらに重要なシーンでマックスが美しい涙を流すシーンの再現に挑むことになり「地獄が見えています・・・」と恐れながらチャレンジし、流れた(?)涙をお札で拭いながら「地獄のフリだ!泣けるわけないでしょ!夜うなされますよ!」と文句タラタラ。山口は「すごく良かったです。私ももらい泣きしそうでした。」となんとかフォローするも東は「すっげえ気持ちが入ってねえ!手ごたえないわ!」とやはりブラピ演じるマックスには及ばず嘆きました。
最後に東が「山口さんの実家に遊びに行ったら、夫婦が寄り添う写真が飾ってあったんです。我が家も子供が出来てより絆が深まって、田中家も幸せかもしれませんが東家の幸せも負けていないと自負しております。」とアピールすると、山口は「幸せMAXな東MAX夫婦のご縁で我が家は成り立っていますので、お二人を見習って幸せMAXでいたいなと思います。」と締め、”2月2日=夫婦の日”に相応しい素敵なエピソードがバンバン飛び出す、終始和やかな雰囲気に包まれた公開直前イベントが幕を閉じました。
『マリアンヌ』
愛する妻に向けられた、信じられない“疑惑“ 72時間以内に疑いを晴らせなければ、妻の命はこの手で奪うことになる
1942年、カサブランカ。マックス(ブラッド・ピット)とマリアンヌ(マリオン・コティヤール)は出会った。極秘諜報員とフランス軍レジスタンス――決して交わることのない人生を歩んでいたふたりは、ある重大なミッションによって引き寄せられる。それは夫婦を装い、敵の裏をかき、ドイツ軍大使を狙う作戦だった。そして終戦を迎え、ロンドンで再会したふたりだったが、彼らには決して人には言えない「ある秘密」を抱えていたのだった。
監督:ロバート・ゼメキス 『フライト』『キャスト・アウェイ』『フォレスト・ガンプ/一期一会』
主演:ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール/リジー・キャプラン、マシュー・グード
2月10日(金) TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 他 全国公開