映画『ママレード・ボーイ』の公開記念舞台挨拶が、4月28日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、W主演の桜井日奈子と吉沢亮をはじめ、共演の中山美穂、谷原章介、筒井道隆、佐藤大樹、優希美青と、廣木隆一監督が登壇した。
本作は、1992~1995年にかけて少女漫画雑誌「りぼん」で連載された人気少女コミックを実写映画化。互いの両親の離婚、そしてパートナーを交換して再婚し、ひとつ屋根の下で暮らすことになるという光希(桜井)と遊(吉沢)が互いに惹かれあっていく姿を描く、ピュアな恋愛ストーリー。
劇中で一番ときめいたシーンを問われ、桜井は「遊と(希が)二人でシチューを食べるシーン」を挙げ、「二人がまだお互いをよく知らない中ときで、でも意識し始めているのが視線でわかってキュンキュンします」と説明。「光希に『マスタードガールだな』と言う遊がマスタードのCMみたいに見えました」と言って会場の笑いを誘った。
一方の吉沢は「京都で遊が光希からもらった腕時計をしていて、光希が遊からもらったブレスレットをしながら歩くシーン」と答え、「『まだつけてるんだ』と言われて『お前もしてんじゃん』って返したとき、光希が『私はいいんだよ…だって…』。グというところでは、ぐーって一気に心臓持っていかれる感じ。もうギュンギュンでした。初ギュンです! ギュンはキュンの上です」と、ときめきを表現。すると、桜井が「私もギョンギョンしてました。ギュンより上です」と言ってさらに盛り上げる。
光希の同級生・須王銀太役の佐藤も「この二人を見ていて、ずっとニヤニヤしていました」とニッコリ。
人生の先輩として恋愛のアドバイスを求められた中山は「恋愛中は何をしていても楽しいし幸せ。なので、それぞれが自立していることができていて(恋愛を)進めていくのがいいのでは?」と微笑む。谷原は「恋は盲目っていうじゃないですか。だから何を言っても無理。ただ、(恋愛を)やらないで後悔するより、やって後悔したようがいい」とキッパリ。
筒井は「今思うようにすればいい。周りの話なんて参考にしなくていいと思いますよ。自由に頑張ってください」と吐露。そのちょっと突き放したような独特な言い回しに、隣に立つ佐藤が大うけ。「おもしろいな~。僕は筒井さんが本当にツボです(笑)」と言って大笑いしていた。
また、サプライズで原作者の吉住から桜井と吉沢にコメント付きのイラストが贈られ、感激を隠せない二人。桜井は「『日奈子ちゃんの光希が大好きです』というコメントに、許された気持ちになりました」とコメント。「公開されてこんなこと言うのもあれですが、『私で良かったんだろうか』と、心のどこかで自信がなかった自分もいたので。先生本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを表した。
さらに、桜井には続けてサプライズが。岡山在住の母親からイラスト付きの手紙が送られ「初主演映画公開おめでとう!! この素敵な作品を多くの方に観ていただけるといいですね。映画『ママレード・ボーイ』は“恋は甘いだけじゃない”・・・ですが、人生もまた甘くはありません。この先迷ったり、遠回りすることもあるでしょうが、経験全てが財産だと思って、あなたが主役の人生を精一杯輝いて歩んでくださいね。いつも心はそばに……応援しています」と読み上げられると、桜井の目から大粒の涙が。そこへ吉沢がすっとハンカチを差し出し涙を拭う。
桜井は「舞台挨拶で涙している方がいるのをニュースで見たりするんですけど、私だったら絶対泣かない!って思っていたけど、ずるいです、これは。泣いちゃいました」と照れ笑い。「コンタクトしているから、涙は流れないと思ってました・・・」と天然ぶりを見せ、吉沢には「ごめんなさい。ハンカチは洗って返します」と伝え、最後まで観客を和ませていた。
映画『ママレード・ボーイ』
<STORY>
本気の恋は 甘いだけじゃない
ある日突然、両親から離婚することを告げられた高校生・光希。旅先で出会った松浦夫妻と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたためお互いパートナーを交換して再婚すると言いだして!?更には松浦夫妻の1人息子で光希と同い年の遊も含めてみんなで一緒に暮らすことに…。一度自分をフったはずの初恋相手の銀太からの告白、親友の茗子のある事件など思いがけない出来事が起こる日々のなかで、光希は次第に遊に惹かれていく。甘いけれどクールな遊に翻弄されながら、ひとつ屋根の下に住む毎日はトキメキの連続。でも、ある日、遊は光希と自分の間にある秘密を知ってしまう。二人の恋の行方は・・・?
■出演:桜井日奈子 吉沢 亮
佐藤大樹 優希美青 藤原季節 遠藤新菜 竹財輝之助 / 寺脇康文
筒井道隆 谷原章介 檀 れい 中山美穂
■原作:「ママレード・ボーイ」吉住 渉(集英社文庫〈コミック版〉)
■監督:廣木隆一 脚本:浅野妙子 廣木隆一 音楽:世武裕子
■製作:映画「ママレード・ボーイ」製作委員会 制作プロダクション:プラスディー
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■コピーライト表記: ⓒ吉住渉/集英社 ⓒ2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
■公式HPアドレス:http://marmaladeboy.jp
■Twitter:@marmalade_movie ハッシュタグ:#ママレードボーイ
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