映画『ママレード・ボーイ』のの完成披露試写会が、3月21日、東京・品川インターシティホールにて行われ、W主演の桜井日奈子と吉沢亮をはじめ、共演の中山美穂、檀れい、谷原章介、筒井道隆、佐藤大樹、優希美青と、廣木隆一監督が登壇した。
本作は、1992~1995年にかけて少女漫画雑誌「りぼん」で連載された人気少女コミックを実写映画化。互いの両親の離婚、そしてパートナーを交換して再婚し、ひとつ屋根の下で暮らすことになるという光希(桜井)と遊(吉沢)が互いに惹かれあっていく姿を描く、ピュアな恋愛ストーリー。
キャストたちは、ママレード色のカーペットを闊歩してステージに上がり、イベントスタートから会場を盛り上げる。
本作で映画初主演を果たした桜井は「この場に立つ幸せを噛み締めています。この作品に携わるすべての皆さんに感謝します」と挨拶した。
ありえないと言える設定について、桜井は「違和感たっぷりじゃないですか。もともと一緒にいた両親が別の人と仲良くしてるなんて…」と光希の気持ちと同調。吉沢は「最初に聞いたときは『ぶっ飛んでんなー』と思いましたけどね」と笑いつつ、「でも夫婦がこれだけ仲いいというのは、家族のあり方として素敵だと思います」とコメントした。
恋のお相手、光希役・桜井の印象について、吉沢は「ずっとキュンキュンしていました」とストレートに告白。「彼女は、精霊感があって、美しさや雰囲気もミステリアスなんです。なんていうんだろう…」と言葉を探しながら「妖精みたいなんです。でも一緒にやってみるとノリもいいし、すごく人間的。雰囲気は妖精、中身人間・・・」と表現し、桜井もちょっぴり困惑ぎみ。「(この)洋服のせいですかね?」と答え、そのおとぼけぶりに会場も大爆笑。
すると、谷原が「日奈子ちゃんは、プンプン起こっていても、にこやかなのもチャーミング。いろんな面があって魅力的なんですよね」とフォローし、「そういうことです!」と吉沢も同調。
一方の桜井も「私もキュンキュンしてました」とニッコリ。「吉沢さんは、私がポロッと岡山弁が出たりすると、真似して和ませてくれました」と吉沢気遣いに感謝。
家族6人での撮影の様子を谷原は、「あの二人が(吉沢と桜井)がソファの端に座って話していたときは、『なんだあの2人は! けしからん!』と親のように思ったり、応援したい気持ちになったりした」と振り返り、中山は桜井を「1人でプンプン怒っているのもかわいかった(笑)」と述べた。
また、イベントでは、「あなたはママレード・ボーイ?」と題して恋愛診断テストを遂行。それぞれが質問に○×で回答し統計で診断。「恋人ができたら周りの人に紹介するか?」という質問に、佐藤は、「しますね。まず、HIROさんに紹介します!」と答え、“ワンコ(子犬)”のような笑顔を見せていた。
『ママレード・ボーイ』
<STORY>
本気の恋は 甘いだけじゃない
ある日突然、両親から離婚することを告げられた高校生・光希。旅先で出会った松浦夫妻と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたためお互いパートナーを交換して再婚すると言いだして!?更には松浦夫妻の1人息子で光希と同い年の遊も含めてみんなで一緒に暮らすことに…。一度自分をフったはずの初恋相手の銀太からの告白、親友の茗子のある事件など思いがけない出来事が起こる日々のなかで、光希は次第に遊に惹かれていく。甘いけれどクールな遊に翻弄されながら、ひとつ屋根の下に住む毎日はトキメキの連続。でも、ある日、遊は光希と自分の間にある秘密を知ってしまう。二人の恋の行方は・・・?
桜井日奈子 吉沢 亮
佐藤大樹 優希美青 藤原季節 遠藤新菜 竹財輝之助 / 寺脇康文
筒井道隆 谷原章介 檀 れい 中山美穂
原作:「ママレード・ボーイ」吉住 渉(集英社文庫〈コミック版〉)
監督:廣木隆一
脚本:浅野妙子 廣木隆一
製作:映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
©吉住渉/集英社 ©2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
■公式HPアドレス:http://marmaladeboy.jp
■Twitter:@marmalade_movie ハッシュタグ:#ママレードボーイ
4月27日(金)全国ロードショー