―令和に復活した大人気『魔神英雄伝ワタル』シリーズ最新作―
『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 ー再会ー』
戦部ワタル役田中真弓、虎王/翔龍子役伊倉一恵、剣部シバラク役西村知道が登壇!
田中真弓&伊倉一恵による生歌披露で会場が感涙!
さらに田中真弓もバースデーサプライズで感泣!?
1月7日(金)から始まった劇場にて3週間限定上映の特別編集版『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 -再会-』。1月16日(日)、新宿ピカデリーにて、豪華声優陣と監督による舞台挨拶が行われた。
戦部ワタル役の田中真弓、虎王・翔龍子役の伊倉一恵、剣部シバラク役の西村知道、神志那弘志監督が登壇。本作『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 -再会-』や「ワタル」シリーズに対する熱い思いを語った。
MC・綾見優希さんによる司会進行のもと始まった舞台挨拶。まず「本作が初めての劇場上映ですが、そのご感想は?」という問いかけに、
(田中)
「35年近く『ワタル』シリーズをやってて、一度も映画になったことがなかったし、何度も企画が立ち上がるたびにダメになってしまっていたので、今回は本当にうれしかったです!みなさまのおかげです。」
(伊倉)
「一昨年、『ワタル』シリーズの新作を作るっていうことを聞いただけでびっくりしたんですけど、さらにそれが劇場になって、全国的に公開になるっていうのを聞いてほんとにびっくりしました。うれしかったです!」
(西村)
「僕は劇場でやるって聞いてなかったんですよ。聞いたのはつい最近です。だからおかしいなぁと思って(笑)。でもこうやって30年以上経ってまたできるってことはすごく素敵なことだと思います!本当にみなさんが愛してくださってるおかげだと思います。だからこれだけじゃなくて、毎週一回でもシリーズみたいにやってもらえるようになったらもっと嬉しいかなと思います。」
(神志那)
「今までもイベントはやっていたのですが、本作は劇場34館でやるって聞いて。最初に劇場でやるって聞いたとき4~5館かな、って思ってたんですよ(笑)。イベントのたびに遠くから来ていただいているファンの方も多いので、全国で観ていただけるっていうのは本当にうれしいです。」
と回答。30年以上の時間が経っての初の劇場上映に、驚きと喜びが隠せなかった様子が伝わってきた。
次に、「本作の中で印象深いところはどこですか?」という質問に、
(田中)
「冒頭ですが、オジジとオババが夫婦じゃなかったっていう(笑)。あれはびっくりしました、夫婦だとずっと思っていたので。茶飲み友達だったんですね。」
(伊倉)
「魔神が続々と、結構派手に出てくるじゃないですか。景気がいいわ~って思いながら観ました。」
(西村)
「台本に“映える”って書いてあるんですけど、どういうことなんだろう?って思って。子供たちに聞いてみたら“ばえる”っていうんですね。そういう言葉を僕らは使わないし、スマートフォンも持ってないんで。そういう人間がアフレコの現場でそんな言葉を使うとなんかいやだなぁと思って(笑)。戦神丸の呼び出し方もスマートフォンになってて、やっぱりそれくらい時代が変わってきたんだなと思いちょっとびっくりしました。」
(神志那)
「印象的なことではないですけど、今まで僕は作画監督で、(今回は)監督をやるっていったときに、最初にアフレコするときのそれぞれのキャラクターの声を現場で聞くっていうのはすごくドキドキして。その時一番印象に残ってるのがシバラク先生なんですよ。第一声で『あ、先生!』ってワタルの気持ちになっちゃって。感動したのを今でも覚えてます。全然変わってなくて。」
と、各々が印象に残ったことを回答し。そこから西村の年齢の話や、キャラクターは年を取らないけど演者は年を取るといった話になり、30年という年月の重みを感じることができた。
そして、「本作のサブタイトルは“再会”ですが、制作や上映で数多くの“再会”があったと思われます。みなさんがもう一度再会したい人、または再会したいことなどあったら教えてください。」という質問では、
(田中)
「昔『STEP』をファンのみなさまと一緒に歌ったことがあって。その時一緒に歌った子どもたちが…(何人か挙手をして、)あ!手を上げてる!いらしてくださってたんですね!お会いしたいと思っておりました、ありがとうございます。」
と、会場内で思いがけない再会が叶ったり、
(伊倉)
「あの頃の私たちに再会してみたいかな~。西村さんと毎週豚キムチを食べに行ってたあの頃の私たちに。」
(西村)
「僕もそう思う。」
と、おふたりは当時を振り返り、様々な思い出話に花を咲かせたり、
(神志那)
「僕は芦田師匠になります。もう一度会って、(本作の)感想を聞いてみたいなと思います。きっと今日この会場にもいらしてると思います。」
と、いう監督の想いも聞かせてもらった。
中盤に差し掛かると、なんと田中と伊倉がオフィシャルイメージソングの『Prism』を生歌唱するという豪華なプログラムも。。
歌が終わると会場からは大きな拍手が起こり、西村さんからも「素晴らしい」との言葉が送られた。
そして前日の1月15日が誕生日であったという田中のために、サプライズでバースデーケーキが登場。伊倉からメッセージが送られ、ささやかながら壇上で田中の誕生日会が開かれ、田中も思わず涙を浮かべた。
最後に、ゲストから
(西村)
「今日は来ていただいて本当にありがとうございます。やっぱり『ワタル』は永久に不滅です!これからもまたお会いできることを楽しみにしておりますので、どうか、応援よろしくお願いいたします。」
(伊倉)
『ワタル』の本筋の「闇の世界をきれいにしていく話」も観たいですけど、スピンオフのシバラク先生が活躍するお話とかヒミコのお話とか、いろんなことができると思うので、私たちも元気に頑張ります!いろんなドラマが見ていければと思います。本日はありがとうございます。」
(神志那)
「30年以上待たせちゃったなっていう気持ちと、でも30年待ってもらえたなら次も待ってもらえるよね!という気持ちです(笑)。どういう形で次の『ワタル』を展開できるかわかりませんが、きっと出ると思います。それが令和なのか次の年号かわかりませんが、ぜひ見に来てください!」
(田中)
「『魔神英雄伝ワタル』は、これからもハッキシ言っておもしろカッコイイぜ!」
と決め台詞で会場を湧かせ、舞台挨拶は終了した。
『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 -再会-』は1月28日まで全国34館にて上映中。みなさんもぜひ劇場に足を運んで大スクリーンで「ワタル」や「虎王」たちと“再会”してみてください。
『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 -再会-』
■ストーリー■
またも訪れた創界山の危機に駆けつけたワタル。
しかし、正体不明の敵『ドバズダー』との戦いで、龍神丸がバラバラになってしまった!
絶望するワタルのもとに龍神丸の声が届く。自分はまだ、辛うじてその命を繋いでいる、と。そして夢の中でワタルは、逆さまの創界山を目にする。『無想界山』『龍の見る夢』とも呼ばれるそれは、ここではないどこか、いまではないいつかの世界。龍神丸はそこにいると感じたワタルは、虎王、ヒミコと共に、いま再び冒険に旅立つのだった。
■スタッフ■
企画・製作:サンライズ /原作:矢立肇 /監督:神志那弘志 /脚本:永井真吾 /キャラクターデザイン:牧内ももこ
/メカニカルデザイン:新谷学 /デザインワークス:湯川純 /キーメカアニメーター:重田智、東賢太郎 /美術監督:池田繁美・丸山由紀子 /色彩設定:佐藤美由紀 /撮影監督:長田雄一郎・後藤春陽 /編集:野尻由紀子 /音響監督:藤野貞義
/音楽:兼崎順一、門倉聡、神林早人/ 配給:サンライズ
権利表記:©サンライズ・R
全国34館にて3週間限定上映