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カン・ドンウォン、撮影は大変だったが楽しかった! 日本の映画にも出たい!と意欲! 映画『MASTER/マスター』舞台挨拶

TOHOシネマズ上野のオープンを記念して、映画『MASTER/マスター』のプロモーションのため来日したカン・ドンウォンが舞台挨拶に登壇した。

本作は、韓国史上最大規模の詐欺事件と言われるチョ・ヒパル詐欺事件をもとに、投資会社の社長チンと、知能犯罪捜査班に所属する刑事キム、天才ハッカーのパク(キム・ウビン)らが描き出すクライムアクション。主犯の大悪人・チン役にイ・ビョンホン、その悪徳行為を追跡する刑事・キム役をカン・ドンウォンが挑む。

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大歓声に迎えられ、客席後方から登場したカン・ドンウォン。久しぶりの来日にもかかわらず、愛情いっぱいの歓迎ぶりに満面の笑みを浮かべた。

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これまであらゆる役柄を演じてきたドンウォンだが、刑事役は今作が初めて。撮影を振り返り「フィリピン・マニラでの撮影は暑くて大変でしたが、それよりも貧民街を訪れたとき想像以上に苦労が多い生活をしている場面を目のあたりにして、貧富の差を感じ、それを見守るだけで心が痛みました」と身体だけでなく、精神的な苦労があったことを明かした。

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本作は、切れのあるアクションも見どころの一つだが、撮影中に危険な事故に遭遇してしまったドンウォン。「ガラスが割れるシーンで、自分の顔に破片が刺さってしまい、顔の内側を3針、外側を4針縫いました。首にも刺さり、顔中血が流れるほどで、もう引退しないといけないかな・・・と思うほどでした」と語ると、会場からは「辞めないで~!」と今にも泣きそうな声がかかる。

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共演のイ・ビョンホンと、キム・ウビンについて、「ウビンとは、この撮影で凄く仲良くなれました。(ウビンとは)歳が離れていないしね。って、ぼくが思っているだけですけど(笑)」と言って会場を和ませ、「ビョンホン先輩は、集中力がすばらしく、発声がいいのでとても勉強になったし、共演シーンは少ないけれど、楽しく撮影できました」と称え、「僕も頑張らなくてはいけないなと思いました」と真摯な姿勢をみせる。

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俳優として世界にも目を向けるカン・ドンウォンだが、どんな監督と一緒に仕事がしたい?と聞かれ、「是枝裕和監督や、中島哲也監督と一緒に映画を撮ってみたいですね。心は、いつもオープンですが、準備が・・・」と言って日本語の準備がまだできていないと語るも、「いま、7年前よりどんどんいいですが、まだ無理じゃないかな?」と流暢な日本語を披露。
カン・ドンウォンが日本映画に出演する日もそう遠くないかもしれない・・・と、ファンに期待を持たせていた。

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映画『MASTER/マスター』
【ストーリー】
投資会社のチン会長(イ・ビョンホン) は、その綿密な計画性と天性の口のうまさを駆使し、韓国最大規模の金融投資詐欺で多額の資金を市民から巻き上げる。やがて会社は倒産、チン会長は金と共に海外へ逃亡する。警察の知能犯罪捜査班のキム(カン・ドンウォン) は、優れた知性を武器に彼を逮捕すべくチームを編成。チンの部下だったITの天才パク(キム・ウビン) を仲間に引き入れ、チンの足取りをたどっていく。だが突然、チン会長の死体が外国で発見されたと報道される。容疑者死亡で捜査は終了かと思えたが、これもチンの策略と見たキムは、秘かに捜査を続行する。はたしてチンは東南アジアで別人を装い、新たな詐欺ビジネスを展開していた。捜査の手をすり抜けるチンと執拗に追い続けるキム、二人の静かで熱い攻防は、どちらの勝利で終わるのか―!
監督・脚本:チョ・ウィソク
出演:イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビン ほか
2016年/韓国/143分/カラー/スコープサイズ/5,1chデジタル
英題:「MASTER」
配給:ツイン
公式サイト:http://master-movie.jp/
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11月10日(金) TOHOシネマズ 新宿ほか、全国ロードショー!