Open Close

イ・ビョンホン来日! 映画館全スクリーンで舞台挨拶を決行! 映画『MASTER/マスター』「小さなファンミーティングみたい」と笑顔

DSC_6132

映画『MASTER/マスター』の舞台挨拶が、9月4日、東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、主演のイ・ビョンホンが登壇した。

本作は、韓国史上最大規模の詐欺事件と言われるチョ・ヒパル詐欺事件をもとに、投資会社の社長チン(イ・ビョンホン)と、知能犯罪捜査班に所属する刑事キム(カン・ドンウォン)、天才ハッカーのパク(キム・ウビン)らが描き出すクライムアクション。主犯の大悪人にイ・ビョンホンが挑む。

DSC_6127

DSC_6093

満席の会場に“キラースマイル”を携え登場したビョンホン。映画『メモリーズ 追憶の剣』以来、約2年ぶりの来日を観客は大歓声で出迎えた。
この日は、ハリウッドスター初となるTOHOシネマズ新宿の全10スクリーン(4DXとMX4Dは除く)をジャックし、ノンストップで連続舞台挨拶をイ・ビョンホンが敢行。「映画館ジャックは、いろんな映画を観客の方に見ていただくという意味ではあまりいいことではないかもしれませんが、今日一日は許していただけるのではないかと・・・」と笑顔を見せ、「海外の俳優では初と聞いて、とても光栄で気分がいいです」 と喜んだ。

DSC_6140

悪役を演じることについて「どんな役であっても、演じる以上はその役柄に説得されなければいけません。自分がその役をしっかりつかまないと演技ができない」と述べつつ、「今回は実在した事件の人物なので、行動や言葉は残っていますが、詐欺を働いてきた実在の人物に説得されることはできませんから、理解するのが難しく、役作りも大変でした」と振り返る。

また、注目してほしいシーンを問われると、「映画の冒頭、数万人の会員の前で演説するシーンです。個人投資家からお金を搾取するために、まるで羊の仮面をかぶったように話をしています。こういう人なら思わず投資してしまうだろう、と観客に思ってもらわないといけないので、現実的に見せるかが大事。いかにリアルに見せるかを考えながら演じました。個人的には、権力者に対して、記者から何か言われたらら上手いことを言って乗り切ってほしい、と頼む場面が気に入っています」と目を輝かせた。

DSC_6147

DSC_6122

最後は、会場を見渡しながら「映画の試写会ではなくて、ミニ・ファンミーティングみたいですね(笑)」と 見慣れたファンの顔を見つけリラックスした笑顔を振りまき、「この映画は実際の事件をモチーフにしています。史上稀にみる詐欺師が出てきますが、こんなことが実際に起こりうるんだな・・・と思いながら観ていただければより楽しめると思います」とメッセージを残し、次の会場に向かって行った。

映画『MASTER/マスター』
【ストーリー】
投資会社のチン会長(イ・ビョンホン) は、その綿密な計画性と天性の口のうまさを駆使し、韓国最大規模の金融投資詐欺で多額の資金を市民から巻き上げる。やがて会社は倒産、チン会長は金と共に海外へ逃亡する。警察の知能犯罪捜査班のキム(カン・ドンウォン) は、優れた知性を武器に彼を逮捕すべくチームを編成。チンの部下だったITの天才パク(キム・ウビン) を仲間に引き入れ、チンの足取りをたどっていく。だが突然、チン会長の死体が外国で発見されたと報道される。容疑者死亡で捜査は終了かと思えたが、これもチンの策略と見たキムは、秘かに捜査を続行する。はたしてチンは東南アジアで別人を装い、新たな詐欺ビジネスを展開していた。捜査の手をすり抜けるチンと執拗に追い続けるキム、二人の静かで熱い攻防は、どちらの勝利で終わるのか―!

監督・脚本:チョ・ウィソク
出演:イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビン ほか
2016年/韓国/143分/カラー/スコープサイズ/5,1chデジタル
英題:「MASTER」
配給:ツイン
公式サイト:http://master-movie.jp/

11月10日(金) TOHOシネマズ 新宿ほか、全国ロードショー!