Open Close

三浦春馬、主演映画『真夜中の五分前』初日舞台挨拶に登壇! 上映後の観客がスタンディングオベーション!

DSC_3706
映画『真夜中の五分前』が12月27日初日公開を迎え、新宿バルト9にて主演の三浦春馬と行定勲監督が舞台挨拶に登壇した。

本多孝好のベストセラー恋愛小説を映画化した本作。舞台設定を中国・上海へ移し、双子の女性を愛した2人の男を描いた切なく美しい愛のミステリー。日本から出演した三浦のほか、中国の人気女優リウ・シーシー、台湾を代表する俳優チャン・シャオチュアンといった3ケ国のライジング・スターが共演している。

DSC_3608

上演後二人が登場すると、観客はスタンディングオベーションに。いつまでも鳴り止まない拍手に、三浦は「監督の奮起を中国で見ていたので、その熱意と頑張りがみなさまに届いて、このように拍手をいただけることが嬉しいです。本当にありがとうございます」と感謝の意を述べ、本作について「ラブミステリーではありますが、愛というテーマをより深く考えていただける内容になっています。自分の中の普遍的な愛について考えていただければ嬉しい」と思いを伝えた。

DSC_3615

DSC_3634

本作撮影のため、中国語を熱心に勉強したという三浦。「今までに見たことない景色、中国語で芝居をさせていただきました。海外から公開がスタートするというのは初めて。すべてが新鮮で、自分の役者人生だけでなく、1人の人間として大きな経験をさせていただきました。すごく楽しかったです」と振り返った。
現場でのコミュニケーションを中国語でとることもあったそうで、「分かるところは中国語で。分からないときは通訳さんの力を借りたり、つたない英語で(笑)。どうしようもないときはジェスチャーですね」と笑った。

DSC_3659

DSC_3639

また、先に行われた中国での記者会見では、日本との違いにかなり戸惑った様子。「台本はないし、挨拶の途中に効果音が入ってくる。もう笑うしかなくて・・・驚きました」と三浦。行定監督も、「向こうは司会の人が主役で、いきなりダーツをしたり、双子当てクイズもしたんですよ」と明かし、「日本の舞台挨拶は硬すぎなんじゃない? ダーツやろうよ、ダーツ!」と言い出し会場を沸かせる場面も。

DSC_3755

また、好きなシーンを尋ねられると、三浦は、「バイクに乗ってプールに向かうシーン。街が見えてくるというカットが好きで、最初からインパクトがあって凄くいいんです。」と目を輝かしていた。

『真夜中の五分前』
<STORY
時計修理工のリョウ(三浦春馬)は、ひょんなことからルーメイ(リウ・シーシー)という美しい女性と出会う。彼女には女優をしているルオラン(リウ・シーシー/二役)という一卵性双生児の妹がいた。今、ルオランにはレオン(チャン・シャオチュアン)という婚約者がいて、その婚約祝いには是非ともルオラが思いもつかないようなプレゼントを贈りたい・・それで出会ったばかりのリョウにプレゼント選びを手伝ってもらうことに。唐突で奇妙な出会いではあったが、リョウは美しいルーメイと知り合えたことに胸を躍らせる。しかし親しくなるにつれて、リョウはルーメイが抱える心の闇に気づいていく。ルーメイは自分の人生の片割れでもあるようなルオランを深く愛しているのだが、「同じものを好きになってしまう」というこの双子姉妹の性(さが)から、ルーメイもレオンを愛してしまっており、そのことでルオランに対する激しい嫉妬を抱えていた。そんなルーメイを優しく受け止めてやるリョウ、二人の関係はやがてゆっくりと恋人へと発展していく。

原作:本多孝好『真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-A/side-B』(新潮文庫刊)
監督:行定勲
出演:三浦春馬、リウ・シーシー(中国)、チャン・シャオチュアン(台湾)
配給:東映
Ⓒ2014 “Five Minutes to Tomorrow” Film Partners
公式サイト:http://mayonaka5.jp/

新宿バルト9他、全国85館で絶賛公開中!