永井豪画業50周年プロジェクト始動!
“元祖”にして“伝説”のスーパーロボットアニメが映画館で復活!!
『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』
あのマジンガーZがついに応援上映の世界に突入!
その名も”Z”叫上映!響き渡る400人の「パイルダーオン!」
全員兜甲児気分で戦闘開始!新しいマジンガー伝説が誕生!
1970年代一世を風靡した永井豪原作の巨大ロボットアニメ「マジンガーZ」が映画で超復活!搭乗型巨大ロボットアニメの元祖として知られる「マジンガーZ」はロケットパンチなど多彩な武器や、出撃シーン、合体シーンなど、その後のロボットアニメの特徴を全て含んだ、原点にして伝説のロボットアニメだ。
画業50周年を迎える永井豪のスーパープロジェクトとして、45年の時を経て復活した『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』。
1/20(土)、新宿バルト9にて<大“Z”叫(ぜっきょう)応援上映会>が開催された。
イベントがはじまり、主人公・兜甲児役の森久保祥太郎、弓さやか役の茅野愛衣、リサ役の上坂すみれ、兜シロー役の花江夏樹が、司会の金丸裕プロデューサーに呼び込まれる。割れんばかりの拍手と大歓声で迎え入れられた森久保は「マジンガーZの応援上映ってどんな感じになるんだろうかと思ってましたけど、なんの心配もいりませんね!(笑)」と笑顔を見せ、「みなさん絶叫慣れしてますね!」と会場の熱気に、茅野も安堵の表情を浮かべた。
会場には、すでに本作を1回のみならず、4Dなどのアトラクション上映でリピート鑑賞している方に加えて応援上映経験者も多く、花江は「今日は経験者の方に先導してもらいましょうね(笑)」とビギナーに向けてもやさしく声をかける。
イベントでは、ペンライトを光子力ライトと称し、兜甲児は赤、弓さやかはピンク、リサは青、兜シローは緑など、服や髪色などそれぞれのキャラクターを象徴する色によって劇中キャラクターの色分けを行い、キャストも光子力ライトを片手にお客さんと一緒にレクチャーを行った。上坂は自身が演じたリサの青色にライトの色を変更しようとするも、なかなかうまくいかず、スイッチでなくライトを力いっぱい振りかざしたり、森久保がライトの色を変えるためのスイッチ操作に苦戦する姿が見られるも、会場からは「かわいい」と温かい声援がとんだ。
続いて、キャストから上映中の“Z”叫(ぜっきょう)ポイントを指南するコーナーで、茅野が「劇中でさやかがマスコミに囲まれて非難されているところがあるんですけど、叩かれてるさやかさんを応援して欲しい!」と述べると、客席からは「さやかコール!」と声がかけられ、会場一体になって「さ・や・か!さ・や・か!」の大合唱が沸き起こり大盛り上がり。大満足と言った表情の茅野は「お父さん(弓首相)とのシーンも、言い合いでケンカみたいになっているところがあるので応援してください!(笑)」とさやかの“Z”叫ポイントを指南。
そしてリサ役の上坂が「リサがはじめてラーメンを食べるシーンがあるんですけど、そこで『ラーメンおいしい?』って聞いてあげて欲しいです。よくライブの時に『お水おいしい?』とか客席から聞かれるやつですね(笑)」と絶叫ポイントを答えると、すかさず森久保が「そこのシーンで甲児が色々言われちゃってたりしてかわいそうなので、『ドンマイ!』って言ってあげてください」と被せると、MCから「みんなつらいところを応援してほしんですね(笑)」とツッコミが入り場内大爆笑。
統合軍三番隊の小隊長・兜シロー役の花江は、「シローが『三番隊、いくぞ!』と言うと、『おう!』と隊員が呼応するシーンがあるんですけど、そこの『おう!』をぜひやっていただきたいですね!」と答え、ここは実際に劇中映像を観ながら絶叫ポイントをレクチャー。さらに花江は「インフィニティを初めて見たシローが、その大きさに驚くシーンがあって、アフレコでも結構アドリブですごい騒いだりしたんですけど、本編見たら結構カットされてまして・・・(笑)。だからその分代わりにみなさんにガヤをいれていただきたいです。『富士山でけー!』『新幹線はえー!』とか(笑)」と会場の笑いを誘うと、「そんなアドリブだったからカットされたんじゃない(笑)」と森久保にツッコミを入れられる場面も。
そんな森久保演じた兜甲児の絶叫ポイントはもちろんマジンガーZが出撃する際の「マジーンゴー!」の掛け声と、甲児が乗り込んだホバーパイルダーがマジンガーZにドッキングする時の「パイルダーオン!」の掛け声を紹介。
森久保は「(初代兜甲児役の)石丸博也さんがやられているような感じで、叫ばさせていただいたんですが、実はアフレコの際に、当時を知っているミキサーさんがいらっしゃって、『石丸さんはね、あんまり力んでないよ』と伺いまして」と収録秘話を披露。「力まず軽く、コーン!と脱力して頭のてっぺんから出す感じです」と秘訣を教え、客席一体となって絶叫ポイントを練習。
そしてマジンガールズが乗り込むロボット・ビューナスAの必殺技「おっぱいミサイル」に話題が及ぶと森久保が「おっぱいミサイルから放たれるミサイルの気持ちになって『ボイン!ボイン!ボイン!ボイン!』とか叫ぶのもありですね(笑)」と提案し、これも実際に映像に合わせて練習。異様な光景を前にも上坂は「おっぱいなんて街中じゃ普段あんまり言えないですもんね」とコメント。茅野も「ほかの応援上映でもおっぱいはなかなか言えないんじゃないでしょうか」とたんたんと答えると、そんな本作ならではの“Z”叫ポイントに客席が沸き立つ。
最後にキャストそれぞれから、「楽しい時間になりました。応援するポイントたくさんありますので、楽しんでいただければ!」(花江)。「応援上映なるものを見たことがなかったのですが、ぜひ少年の心で大いに大はしゃぎしていただければ!」(上坂)。「みなさんと最後まで一緒に応援したい気持ちでいっぱいですが、光子力ライトを使って応援してください!」(茅野)。「マジンガーZの絶叫上映なんて予想もつかなかったです。マジンガーは”技のデパート”で結構大変ですがついてきてください!それと煮え切らない甲児とさやかのところも『ヒューヒュー』なんて言ったりね!」(森久保)と、客席へメッセージが投げかけられ、大熱狂のまま舞台挨拶を終えた。
続く上映では、スクリーンに「東映」のロゴが投影された時点ですでに“Z”叫が飛び交い、水木一郎が歌うオープニングテーマ「マジンガーZ INFINITYバージョン」では、もはや当たり前といった感じで大合唱。のっけからボルテージMAXで“Z”叫上映がスタート!上映前にキャストと練習した“Z”叫ポイントでは、練習の成果が存分に発揮され爆発的な大“Z”叫が起きたほか、甲児の盟友・ボスの登場シーンには「まってました!」とまるで歌舞伎の応援のような掛け声や様々な声援が飛び、人気キャラクターぶりを見せつける。
やはり一番の“Z”叫ポイントは、上映前にキャストと一緒に練習した主人公・兜甲児の「マジーンゴー!」からの「パイルダーオン!」のシーン。マジンガーZが起動すると客席からは拍手も巻き起こり、終始“Z”叫や楽しいツッコミが冴え渡り、大盛況で上映を終え、長い歴史をもつ伝説のロボットアニメ「マジンガーZ」にまたひとつ、あらたな伝説が誕生した。
マジンガーZとは?
「マジンガーZ」は1972年に漫画家・永井豪によって「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された漫画作品。搭乗型巨大ロボットの祖となる作品で、多彩な武器と圧倒的な強さを誇る 「マジンガーZ」の迫力と存在感、主人公「兜甲児」をはじめとする個性的なキャラクターなど、永井豪の魅力がつまった作品。連載当時、爆発的な人気を博し国内のみならずアジア、ヨーロッパ各地で多数のファンを獲得し、今もなお熱狂的なファンが多く存在する作品。
TVアニメーション「マジンガーZ」
放送期間:1972年(昭和47年)12月3日から1974年(昭和49年)9月1日。
放送回数:全92話 放送時間:毎週日曜日19時 – 19時30分 放送局:フジテレビ系列 制作:東映動画。旭通信社。
最高視聴率は、1974年3月17日放送(第68話「地獄の用心棒ゴーゴン大公」)の30.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
最終回はそのまま『グレートマジンガー』に続く。
<ストーリー>
あれから10年―。新たな運命が人類を待ち受ける。それは神にも悪魔にもなれるー
かつて悪の科学者Dr.ヘル率いる地下帝国によって滅亡の危機に瀕した人類は、兜甲児が操るスーパーロボット・マジンガーZや光子力研究所の仲間の手によって、悪の野望を阻止し、平和を取り戻した。
あれから10年-。パイロットを離れ、祖父や父のように科学者の道を歩み始めた兜甲児は富士山の地中深く埋まった超巨大構造物と謎の生命反応に遭遇する-。そして、時を同じくして現れる機械獣や宿敵Dr.ヘル。新たな出会い、新たな脅威、そして新たな運命が人類を待ち受ける。かつてのヒーロー・兜甲児の下す未来への決断とは。
再び人類の未来を託されたマジンガーZと人々の激闘を描く、壮大なアクション巨編!
森久保祥太郎 茅野愛衣
上坂すみれ 関 俊彦 小清水亜美 花江夏樹 高木 渉 山口勝平 菊池正美
森田順平 島田 敏 塩屋浩三 田所あずさ 伊藤美来 朴璐美 藤原啓治 石塚運昇
石丸博也 松島みのり /おかずクラブ(オカリナ・ゆいP)/ 宮迫博之
原作:永井 豪
監督:志水淳児
脚本:小沢高広(うめ)
キャラクターデザイン:飯島弘也
メカニックデザイン:柳瀬敬之 美術監督:氏家 誠(GREEN)
CGディレクター:中沢大樹 井野元英二(オレンジ)
助監督:なかの★陽 川崎弘二 音楽:渡辺俊幸
オープニングテーマ「マジンガーZ」水木一郎
エンディングテーマ「The Last Letter」吉川晃司
アニメーション制作:東映アニメーション
配給:東映
©永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会
公式サイト:http://mazinger-z.jp
大ヒット公開中だゼーット!