累計プレイヤー40万人以上を誇る大人気ゲーム「明治東亰恋伽」が、実写ドラマ&映画化。現在ドラマが絶賛放送&配信中! 映画はシネマート新宿ほか全国順次公開中だ。
本作は、明治時代にタイムスリップしてしまったヒロインが歴史上の偉人たちと出会い、恋に落ちる恋愛ファンタジー。主演の綾月芽衣(あやづき・めい)役を2017年、日本高校ダンス部選手権大会(ダンススタジアム) で“バブリーダンス”を披露し話題になった伊原六花が扮し、連続ドラマ&映画初主演を務める。そして、ストーリーの鍵を握る謎の奇術師・チャーリー役を演じるのはBOYS AND MENの小林豊。また、愛知県大山市の明治建築を保存展示する野外博物館「博物館 明治村」が撮影ロケ地として使用され、リアルな明治の世界を再現している。
この度、伊原六花さんと小林豊さんにインタビューを遂行。物語の中で生き生きとキャラクターを演じたお二人に、撮影を振り返りながら作品への思いを語ってもらった。
― 大人気ゲームの実写版となりますが、出演オファーを受けたときのお気持ちをお聞かせください。
小林豊(以下、小林):こんなにも愛されている作品に出演して「俺で大丈夫かな・・・」と一瞬驚きました。でも、自分で言うのも変ですが「もしかして俺ってチャーリーに似てるんじゃない!? いけるかも!」って思って(笑)、プラスな部分と不安な気持ちが入り混じった感じでした。素直にこの作品に出演できるということと、僕にやってほしいと思っていただけたことが嬉しかったです。
伊原六花(以下、伊原):本作は私にとって初の映画作品でもあり、初主演作品になります。原作に基づいた作品ですが自分自身もアニメや漫画が好きで、自分がイメージしているキャラクターもあるので、実写でできる範囲と原作ファンの皆さんが大切にしているイメージとの割合いが難しいと思いました。約1か月間犬山市で撮影ロケをしましたが、地方ロケも初めての体験でした。初めてのことばかりで「どうなるんだろう・・・」とまったく未知の世界でした。共演の皆さんとお会いして、衣装を着て明治時代の世界観の中で撮影できたことにとても助けられました。役を作るというより、芽衣として明治時代にタイムスリップしたような感覚で演じることができたので良かった。本当にありがたかったです。
― 確かに原作がある作品は、もとからのファンの方々がいらっしゃるので実写を演じるのは難しさもあると思います。でも、お二人とも原作のキャラクターにかなり近いのでは?
小林:できるだけ寄せたいと思って臨みました。
伊原:芽衣はお肉が好きでチョコレートも大好きなんですが、私もお肉とチョコレートが(好きな中の)ベスト3に入るんです。そういうところが似ていて安心しました(笑)。
小林:キャラがリンクしてるんだよね。
― 本当に美味しそうに召し上がっていますね(笑)。
伊原:けっこう食べるシーンが多いんですが、食べることが大好きなんです (笑)。
小林:わざとNG出して、もっと食べようとしてたんだよね~(笑)。え?してない?
伊原:してない、してない! あ、チョコはしたけど・・・(笑)。
― ロケ地となった明治村はいかがでしたか?
小林:明治村は僕が所属するグループ・BOYS AND MENの拠点が名古屋ということもあり、昨年までメンバーの勇翔くんがイメージキャラクターになっていたので身近に感じていましたが、今となると俺たち(本作のキャスト陣)のホーム!と思っています(笑)。もう全部知ってるし!
―ドラマや映画のセットではないので、より臨場感があります。
伊原:そうなんです!
小林:作り物ではないからこそ出る味があると思います。レトロな雰囲気はもちろん、ドアの1つ1つが本当に重かったり、その時代にタイムスリップしてそこに住んでいる感じがしていたので、自然な演技ができたと思います。
伊原:その場にいるだけで、役に入りやすかったです。
― レトロといえば、明治時代の衣装も素敵です!
伊原:袴を身につけることも初めてでした。最初は着ることも、歩くことも大変でしたが、撮影が終わる頃には、スタイリストさんとの息もピッタリで、着替えも早かったです。袴姿のほうがしっくりくるくらい馴染んでいました。
小林:「チェンジ入りまーす!」とスタッフさんから声がかかったと思ったら、「早ッ!」っていう感じで着替え終わっていたもんね。
― チャーリーの衣装もよくお似合いです。本当にチャーリーそのものですね。
小林:ありがとうございます!
伊原:たぶん研究もされていると思いますが、「明治東亰恋伽」のゲームの冒頭に出てくる、タイムスリップする呪文の声のチャーリーとそっくりなんです。
小林:何回も聞いて、できるだけ寄せるように頑張りました。
― 役作りで特にこだわったところは?
小林:特に代表的なセリフは(ゲームの声を)よく聞きました。あと、明るく言ったほうがいいのか、それとも暗いほうがいいのかと迷うようなセリフは、原作を見直して研究しました。
伊原:撮影に入る前に、ゲームをやりながら芽衣の性格を模索して役に臨みました。ただ、ゲームをやっている方は芽衣の立場になって森鴎外さんに恋をするのが楽しいと思うので、ドラマや映画を観ている皆さんも、芽衣の立場になって一緒にストーリーが進んでいったらいいなと思いました。
― お二人は今回初共演とのことですが、お互いの印象を教えてください。
小林:そんなこと、恥ずかしくて言えませんよ~(笑)
伊原:ウソだぁ~!(笑) もう、こんな感じで、初めて会ったときから凄く面白くて優しく接してくださいました。チャーリーとは二人だけのシーンが多かったので、撮影の合間にも色々お話したり、いつも現場を明るく盛り上げてくださって。本当にチャーリーが小林さんで良かったなと実感しています。小林さんのことはずっと「チャーリーさん」と呼んでいました。
小林:僕は、最初に真面目な子だな・・・と思いました。
伊原:本当ですか!?(笑)
小林:うん。しっかりと挨拶して、台本もきっちり読み込んできていて。でも、真面目だなと思っていたら、15分後には大きな声でケラケラ笑っているんです。ピュアな感情が思いっきり出ている女の子だと思いました。
― 本作はタイムスリップして物語が進んでいきますが、ご自身がタイムスリップするとしたら、過去と未来のどちらがいいですか?
小林:僕は未来で車が空を走っていたら嬉しいな。 空を飛ぶのが夢ですね。
伊原:そういえば「空を飛びたい」って言ってましたよね!
小林:空飛びたい。自分自身が飛べるのも嬉しいし、車が飛ぶのもいいな~。鳥になってみたいです。たしか実際にもう世界には何台かあるはずですよ。
伊原:じゃあ、夢が叶うかもしれませんね!
伊原:私は高校の部活時代(大阪府立登美丘高等学校ダンス部)に、「人生って何があるかわからないな」と思う経験をしたので、未来か過去を選ぶとしたらずっと昔の過去がいいです。本作の物語に出てくる森鴎外もそうですが、歴史上のそうそうたる人物に会って直接話を聞きたいです。本当に芽衣の立場になってみたいです。
― では、お二人が考える本作の注目ポイント、魅力を教えてください?
伊原:実は、私の母も今、原作ゲームの「明治東亰恋伽」にハマっているんです。物語のどこかに自分がハマるキャラがいると思います。自分の推しメンを見るのもいいですし、物語の世界観がとても素敵なので浸るのもいい。どの世代の方にも楽しんでいただける作品になっていると思います。明治村で撮影したことにより、“めいこい”の魅力がギュッと詰まっていると思います。
芽衣と私は性格も似ていると思うので、あまり気負いせず周りの皆さんの演技にあわせながら彼女を生きることができました。本当に明治時代にタイムスリップしたら“怖い”と思うはずですが、最初は困惑しつつも芽衣の発言や行動によって周りの人たちを巻き込んで変えていくところにも注目してほしいです。
小林:登場人物それぞれが乙な恋愛をするので、ご覧になる皆さんが原作同様にキュンキュンしてもらえたらいいなと思います。こんなに人って違うんだと思う個性があります。チャーリーについては、ちょっとひねくれた性格があるけれど、ストレートな愛情を持った男なので、その清純さを観ていただけたら嬉しいです。あと、明治時代のノスタルジックな雰囲気も楽しんでください。
【伊原六花(いはらりっか)プロフィール】
1999年6月2日生まれ。大阪府出身。大阪府立登美丘高等学校でダンス部に所属し、「ダンシング・ヒーロー」を使用した“バブリーダンス”で話題を集め、2017年の郷ひろみのバックダンサーとして第68回NHK紅白歌合戦に出演。高校卒業後に芸能界デビュー。2018年6月には「rikka」で写真集を発売、さらに井上陽水の9年ぶりのシングル「care」PV出演し、2018年7月『チア☆ダン』(TBS系)で女優デビュー。2019年1月デビューシングル「Wing beast」を配信し、アーティストとしての顔ものぞかせる。NHK連続テレビ小説「なつぞら」に出演、6月1日に2nd写真集も発売され、今後は女優としての活躍も期待される。
【小林豊(こばやしゆたか)プロフィール】
1989年3月19日生まれ。名古屋発の男性10人組、BOYS AND MEN(通称ボイメン)のメンバー。元パティシエであり、2009年芸能界デビュー。2013年、『仮面ライダー鎧武/ガイム』にてテレビドラマ初レギュラー出演。主人公のライバル・ 駆紋戒斗/仮面ライダーバロン役を務める。他にも『ミナミの帝王ZERO』(2019/カンテレ)主演、『あなたには帰る家がある』(2018年/TBS)出演など、映画、ドラマ、バラエティなど幅広いジャンルで活躍中。
撮影:ナカムラヨシノーブ
スタイリスト:網野正和
ヘアメイク:【伊原六花】清水恵美子 (マロンブランド)、【小林豊】松田容子
衣裳協力:【伊原六花】DIANA、【小林豊】No.id
ドラマ&映画『明治東亰恋伽』
<ストーリー>
偉人たちが女子高生に恋をする!?
ごく普通の女子高生である主人公・綾月芽衣(伊原六花)は、赤い満月の夜に出会った自称・奇術師、チャーリー(小林 豊)の手によって明治時代へとタイムスリップ。そこは物の怪の存在が認められている、少し不思議な明治時代の”東亰”。
チャーリーの導きにより、たどり着いたのは鹿鳴館。パーティーに忍び込んだ芽衣を待ちうけていたのは、森鴎外(宮崎秋人)をはじめ、菱田春草(髙橋真佳把)、川上音二郎(山崎大輝)、泉鏡花(とまん)、藤田五郎(久保田悠来)、小泉八雲(岩永徹也)といった歴史上の人物達。彼らとの出会いでタイムスリップした事実を認めざるをえない芽衣。パーティーの途中にチャーリーとはぐれてしまい、時代に合わない姿を藤田五郎に問い詰められているところを森鴎外に助けられる。行くあてのない芽衣は彼の自宅へ向かうことに。その夜、芽衣のもとにチャーリーが訪れ、現代に戻れるのは一ヶ月後の満月の夜であると告げられる。
少し不思議な明治時代の”東亰”で戸惑いながら、鹿鳴館で出会った明治の好男子たちとの再会により、自分が明治時代で珍重される「魂依(たまより)」という、物の怪の姿を視ることができる能力があることに気付く。現代とは違い、ありのままの自分で生きられる明治という時代に惹かれてゆく。果たして芽衣は元の時代に戻れるのか、それとも…。時空を越えた恋物語が今、幕が上がる!
出演:伊原六花 小林 豊
宮崎秋人 岩永徹也 松島庄汰 とまん 山崎大輝 髙橋真佳把
久保田悠来
原作:「明治東亰恋伽」MAGES./LOVE&ART
脚本:おかざきさとこ
監督:副島 宏司
主題歌:「一夜ノ永遠ニ君想フ」 KENN
特別協力:博物館 明治村
宣伝:ツインピークス キャンター 制作プロダクション:キャンター
製作:ドラマ/映画「明治東亰恋伽」製作委員会
© MAGES./LOVE&ART ©ドラマ/映画「明治東亰恋伽」製作委員会
公式サイト:http://movie-meikoi.com/
Twitter:@MovieMeikoi
テレビ神奈川ほか全国8局にて2019年4月から放送&U-NEXTにて独占配信
シネマート新宿ほか全国順次公開中
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