ミュージカル『アイーダ』を1000回以上演じた濱田めぐみが METオペラ《アイーダ》の魅力を語る！ 「ＭＥＴライブビューイング アンコール2019」東劇トークイベント

メトロポリタン・オペラの人気作を一挙上映！
ＭＥＴライブビューイング アンコール2019
ミュージカル女優 濱田めぐみ 登壇
《アイーダ 》 トークイベント 開催

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場通称： MET( メト の世界最高峰の最新オペラ公演を大スクリーンで楽しむ MET ライブビューイング。 現在、過去の上映作品より選りすぐりの人気作を一挙に上映する 『アンコール上映 2019』が8/2（金）～ 10/3（木）まで、東劇にて絶賛上映中。

8月4日、東劇で開催された MET（メト）ライブビューイング アンコール 2019 《アイーダ》 のスペシャルトークイベントでは、ミュージカル女優として 活躍中の 濱田めぐみが登壇した。
劇団四季にて看板女優として数々の舞台でヒロインを演じ、退団後はミュージカルを筆頭に幅広い分野で活躍する濱田 。特にミュージカル『アイーダ』のタイトルロールは日本初演のオリジナルキャストや 、劇団四季の退団公演も含め、「1000 回以上演じた」という思い入れ深い役。 ミュージカルの原作ともなったオペラ 《アイーダ》の上映に際して、 濱田が「アイーダ」の魅力を語るとあって、多くのファンが来場し、外の猛暑にも負けない熱気が会場を包んだ。

濱田めぐみが今回のオペラ《アイーダ》を鑑賞し、「とにかく歌手の声のエネルギーに圧倒されました。（3800 席の世界最大級のオペラハウスでPAを使わず）3 時間強も歌いきるには物凄い体力と精神力が必要だと思います」と。 今回のオペラで主役を演じた現代最高のソプラノ、アンナ・ネトレプコがデビュー当時の華奢な身体から成長し、声も熟成してアイーダ役を歌えるようになったことについて、ミュージカル『アイーダ』で1000回以上タイトルロールを歌われた濱田も、「声を出すための首の周りの筋肉と肺活量を支える肋骨の周りの筋肉がものすごく発達し、衣装のワンピースが“ずん胴”になってきたりもしました(笑)。そうしないと喉を守れないと思います」と実体験を交えて共感を語った。

オペラ版とミュージカル版の比較について、「ミュージカルでバラードだったところが、オペラではすごく情熱的な歌唱になっているとか、真逆の表現方法のところがあり斬新で新鮮でした」と語りながらも、「アイーダ役のとらえ方は全く一緒。いろんな悩みを持ち、いろんな決断をし、必死になって無我夢中で演じないと終わりがない役。あと、三角関係の作品は、誰が演じるかでパワーバランスが変わってくるので、演じる人でどう違って見えて来るのか、対比するのは面白いと思います」と様々な視点からコメント。「オペラもミュージカルも人間の根幹にあるもの、悲しみ、喜び、嫉妬、苦しみ、欲望などから生まれる人間関係を表現しているのは一緒 。やはり、人って変わらないんだなと思います」と語った。濱田が今回 MET演出版の《アイーダ》を初めて観た感想は、「桁外れにすごかったです。馬が2頭、舞台を横切っていったり、舞台セットもエジプトの実物より大きいのではないかと思ったくらい(笑)。 とにかく、絢爛豪華さに口があんぐり 。絶対、本場のMETに行ってみたくなると思います！」と熱く語った。フォトセッションでも会場のファンににこやかに手を振り、トークイベントは終了となった。

★METライブビューイング アンコール2019★
【東京】東劇 8/2(金)～10/3(木)
【神戸】神戸国際松竹 8/2（金）～9/26(木)
【大阪】なんばパークスシネマ 8/23(金）～9/19(木)
【名古屋】ミッドランド スクエアシネマ 8/23（金）～9/19(木)
詳細はこちら　https://www.shochiku.co.jp/met/news/1987/
METライブビューイング公式ＨＰ： http://www.shochiku.co.jp/met/

METライブビューイング ［東劇アンコール上映 2019］ 10/3（木）まで絶賛上映中！
神戸国際 松竹でも 9/26(木）まで 上映中！
なんば・名古屋は 8/23（金）より上映！