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桐谷健太、沖縄のエネルギー&人の温かさに感謝! 映画『ミラクルシティコザ』沖縄先行公開舞台挨拶

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(写真は左から、平一紘監督、桐谷健太、大城優紀、山城智二)

主演に桐谷健太を迎え、日本復帰前の1970年と現代の沖縄を描いたタイムスリップ・ロックンロール・エンターテイメント『ミラクルシティコザ』。沖縄日本復帰50周年の節目となる2022年1月21日(金)シネマQ、シネマライカム、ミハマ7プレックス、サザンプレックスにて沖縄先行公開が始まった。そして桐谷の誕生日でもある2月4日(金)には新宿武蔵野館ほか全国順次公開が決定している。

1月21日(金)ミハマ7プレックス (沖縄県中頭郡北谷町美浜8-7)にて主演の桐谷健太、ヒロインの大城優紀、桐谷演じるハルの息子役 山城智二、監督の平一紘が舞台挨拶に登壇した。

1970年代のコザ で米兵を熱狂させていた伝説のロックミュージシャン、ハルを演じた桐谷は、大阪出身であるとしながら、子供の時、沖縄の空港に降り立った時に感じた風で鳥肌が立ったという思い出話を披露した。
そんな沖縄を愛する桐谷と、沖縄出身の3人の舞台挨拶は、上映後、自然と拍手で湧いた満席(50%座席運用)の観客の前に登場すると、「おかえりなさい」という沖縄の空気感を感じ取って、楽しい会話に終始した。

<桐谷健太>
コロナの影響で3回くらい撮影が延期になった時、平監督、優紀さん、竜斗くんに加え、たくさんの出演者のみなさんが、僕だけのために動画を作ってYoutube にあげてくれてたこともあって、撮影が始まって、はじめましてという感じもなく、一気に打ち解けました。それは沖縄が持ってるエネルギーであり、人のあたたかさなのだと思います。
沖縄の言葉で、いちゃりばちょう(出会ったら友達という意味)ですね。そんな感覚になれました。
本日はこのような状況の中、たくさんお越しくださいまして、大感謝です。ありがとうございます。
座席が50%ということなので、だからこそ2倍ロングランして、ご覧になりたい方、みなさんに見ていただきたいと思います。
沖縄のこの地で、初日が迎えられたことを誇りに思います。

<大城優紀>
撮影が何度も延期になった時、桐谷さん主演ということもあり、撮影が伸びるたびに緊張も伸びる、早く本番を迎えたいような、でも緊張するので、来てほしくないような、、、
じつは、延長を知らされるたびに、少しホッとするような自分もいて…(笑)
いざ、クランクインになった時、最大限に緊張していたのですが、リアル桐谷さんが現れた時、現場をすごく和ませていただいてリラックスして撮影できました。とても楽しかったです。

<山城智二>
劇中、50年前の8ミリフィルム映像を見て、無くシーンがあったのですが、撮影現場で監督が用意してくれた映像は、監督の会社の若い男性スタッフが踊っている映像だった。ポストプロダクションで亡き母の映像を合成するとのことでしたが、これはバツゲームだったのかと思いながら、芝居しました。いい経験になりましたね(笑)
楽屋で桐谷さんとご一緒した時があったのですが、桐谷さんが、とてもナチュラルで驚きました。 撮影以外でも役者やスタッフと、時間を共にされていたのが印象的でした。

<平一紘監督>
日本復帰50周年の沖縄で公開できるのは、じつは狙ったわけでなく、撮影延期などたいへんなことを乗り越えた結果のまさにミラクルだと思います。
このミラクルシティコザが沖縄県民に暖かく迎えてもらって、出演者、スタッフ一同、感激しています。
この映画を1日でも長くロングラhできるよう、作品の魅力を伝え続けるために頑張ります。
応援宜しくお願い致します。

◆映画『ミラクルシティコザ』作品概要
ロックスターだったハルが、孫に託した、最後の夢。
沖縄市コザ、かつては隆盛を極めた街だが、現在ゴーストタウンの一歩手前!? そこで暮らす翔太は、特にやりたいこともなく、惰性 な日々を過ごしていた。彼にはちょっと変わった祖父(ハル)がいた。ハルは、かつて、ベトナム戦争に向かう米兵たちを熱狂させた 伝説のロックンローラーだった。ある日、自慢の祖父ハルを交通事故で亡くし、失意の翔太の前に現れたのは、なんと死んだはずの祖父。「やり残したことがある」とハルが翔太の体をのっとると、翔 太の魂は、タイムスリップして1970年のハルの体へ入ってしま う。 翔太はロックンローラーだったハルとして、ベトナム戦争特需に沸く70年代の沖縄で、驚きの真実を知り、未来へのサプライズを仕掛けようとするが……。

伝説のバンド“紫”の全面協力!
1970年、日本復帰前の沖縄にて結成。1975年大阪万博記念公園に 於ける野外ライブで圧倒的なライブ・パフォーマンスを見せつけ、 「紫」の名前は一躍全国へ。翌年には1stアルバム「MURASAKI」、 立て続けに2ndアルバム「IMPACT」を発表し日本のロック史に風穴 を開けた。当時の人気は凄まじく、1977年の音楽誌「ミュージック ライフ」では、国内グルーブ部門で1位を獲得するほどだった。 「ミラクルシティコザ」では、ジョージ紫を筆頭とするメンバーが、 ストーリーに共感し、代表曲を提供し、劇中で登場するバンドのライブ音源を新たにレコーディングした。劇伴音楽はベーシストのChrisが担当。ボーカリストのJJは、印象的な役どころでの出演も果たした。脚本執筆にあたり、1970年当時の「紫」が体験した破天荒なエピソードが脚本に盛り込まれている。そして当時のライバルバンドであるコンディション・グリーンの楽曲も採用されている。 そして、現代の沖縄音楽を代表するORANGE RANGEも この映画に賛同し主題歌「エバーグリーン」を書き下ろした。

沖縄先行公開中! シネマQ、シネマライカム、ミハマ7プレックス、サザンプレックス
2月4日(金)新宿武蔵野館 ほか全国順次公開!