12月29日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショーされるパペットアニメーション映画『ムーミンパパの思い出』の先行上演イベントが12月13日(水)に行われ、“ムーミン好き芸人”の ティモンディ(高岸宏行、前田裕太)と共にムーミン&ムーミンパパ(from 「ムーミンバレーパーク」)も登壇した。
70年以上にわたり世界中のファンに愛され続けているトーベ・ヤンソン原作の「ムーミン」。 この度、本国フィンランドにて制作されたパペットアニメーション映画『ムーミンパパの思い出』がいよいよ12月29日(金)に公開される。
日本語吹き替え版には、高山みなみ、大塚明夫、かないみか、中尾隆聖、子安武人、佐久間レイ、谷育子など平成版アニメ「たのしいムーミン一家」の人気レギュラー声優が集結。
トーベ・ヤンソン原作の小説「ムーミンパパの思い出」を元に、若い頃のムーミンパパの大冒険を通して、スナフキンの親・ヨクサルやスニフの親・ロッドユール、リトルミイら個性的な仲間たちとの出会いや友情が描かれていく。
公開に先立ち、12月13日(水)に新宿バルト9にて行われた先行上映では、“やればできる!”お笑いコンビ・ティモンディ(高岸宏行&前田裕太)とムーミン&ムーミンパパ(from「ムーミンバレーパーク」)が参加。
『ムーミン』の大ファンというティモンディのふたりは『ムーミン』イラストのシャツを着て登壇。拍手喝さいを浴びると、高岸は「観客の皆さんのテンションこそ素晴らしい!ムーミン好きは温かい!」とハイテンション。『ムーミン』について前田は「幼少の頃からテレビを付けたら『ムーミン』がやっているような環境で、他の幼児アニメに比べて両親も見ていた。僕はリトルミイが大好きです」と明かし、高岸も「常に生活の中に『ムーミン』があって、僕はニョロニョロの歯ブラシを使って歯を磨いていました!」と慣れ親しんでいることを明かした。
ちなみに高岸はムーミンを「師匠」と呼んでいるそうで「僕はムーミン師匠に人生を教わりました。ムーミン師匠は常にずっと先に行っている方で、追いかけてもその背中を追い越すことのできない大先輩でもある」とリスペクト。子供の頃はムーミンのクッション性のある人形を持っていたそうで「僕はそれを握って握力を付けてフォークボールの投げ方も覚えた。握り過ぎてムーミンは真っ赤になっていた」とボケて笑わせた。
ティモンディは本作『ムーミンパパの思い出』を先んじて鑑賞済み。前田は「パペットアニメーションということで、観ていて心が温かくなる。全世代が楽しんで観ることのできる作品。日本語吹き替え版声優の方々の声も当時と変わっていなくてビックリ。年齢を重ねているとは思えない」と太鼓判。高岸も「パペットアニメーションが非日常という遠くに観客を誘ってくれる。日本語吹き替えは懐かしさもあって深みも感じて流石だと思った。耳が聴き惚れます!」と絶賛した。
本作を通して学んだことについて、前田は「一歩踏み出す勇気。挑戦することの大事さを感じた」、高岸は「ネバーギブアップ心。そして時には流れに身を任せる大切さも教わった」と明かした。
『ムーミンパパの思い出』で描かれるのは、ムーミンパパの若かりし頃の冒険譚。それにちなんでティモンディお2人の若かりし頃の武勇伝を発表。高校の野球部時代、ケガが多かったという高岸は霊能力者に透視をしてもらったという。その結果「小動物の霊が16体も憑りついていた。でもみんないいやつだと言われたので、除霊をせずそのまま。ゆかいな仲間たちです」と謎のエピソードを披露した。
舞台挨拶終盤にはムーミン&ムーミンパパがステージに登場。ムーミンたちのふくよかな下半身に高岸は「冒険しているからかフィジカルがしっかりしている。かなり追い込んでいる。スクワットかな?」と褒めていた。
最後は観客全員で『ムーミンパパの思い出』を応援。高岸の「やれば…」の音頭で「できる~!」の大合唱。前田は「年齢に関係なく大人も感じるものがあり、子どもも楽しめるそんなテイストのパペットアニメーション。グッとくる声優陣も揃っています」とアピール。高岸は「懐かしさはもちろんの事、心が熱くなるシーンも沢山ある。『ムーミンパパの思い出』を観て、目標や夢に向かって走り抜けるエナジーに変えてほしい」と呼び掛けていた。
ムーミンパパの思い出
キャスト:高山みなみ 大塚明夫 谷育子 かないみか 中尾隆聖 子安武人 佐久間レイ
原作:トーベ・ヤンソン
監督:アイラ・カーペラン プロデューサー:トム・カーペラン アイラ・カーペラン
制作国:フィンランド 配給:東映ビデオ © Filmkompaniet / Animoon Moomin Characters™
公式サイト https://moominpapa-movie.com/
12月29日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー