世界中で愛されるキャラクター「ムーミン」の長編アニメーション映画
『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』の公開を2月13日に控え、2月3日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにてジャパンプレミアが行われました。昨年は原作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年の年、そして、今年は“ムーミン”が書籍化されて70周年という、まさに「ムーミンの年」です。アニバーサリーイヤーに相応しい本作で、本格声優デビューを果たしたさまぁ~ずのお2人と、フランス人監督の爆笑舞台挨拶には、なんとムーミンも激励に駆けつけてくれました!!
舞台挨拶はさまぁ~ずのお2人が、ムーミンの手を引いて登場する優しい気遣いからスタート!
ムーミンファンが埋め尽くした場内は大盛り上がり。グザヴィエ監督ともすっかり意気投合した様子で、大竹さんが「ムーミン役を担当しました大竹です」と自己紹介をし、のっけから笑いをとると、グザヴィエ監督の発言を三村さんが通訳になり切って出鱈目なコメントをするなど終始笑いの絶えない舞台上。「本当に多くの人に集まっていただいて、感謝しています」とグザヴィエ監督の挨拶の後、本作で、本格声優デビューを果たしたお2人は「誰もが知っているムーミンのゲスト声優に、我々でいいんですか??と心配になってしまいました」とオファーが来たときの戸惑いの心境を暴露するも、「即決でした」と男気を見せる場面も。実際のアフレコの思い出を「わからないことだらけだったので、全部一から教えてもらって、声のトーンから、言い方からすべて指示に従いました。」と回想しつつ、「自分が声優だと言わなければ、わからなかったと言われた」と自信をのぞかせました。
そんなお2人の出来栄えをグザヴィエ監督は「声も素敵で、演技も素晴らしい!」と大絶賛。「(お2人の役どころ)モンガガとクラークはユーモアもあり、重要な役どころを素敵に演じてくれて、1,000回ありがとうと言いたい。フランス語版の声優にもぜひ!」と熱烈オファー!!!大竹さんは、注目してほしいシーンとして、予告編でも象徴的な黒いビキニを着たフローレンに対してまるで裸じゃないか!とムーミンが怒るシーンをあげ、グザヴィエ監督は「あれは、ジョークだったんです」と国境を越えたユーモアに満足げな表情。
「空や海の色がオシャレ」だと見どころを語った三村さんに対して「あれは、ブルーの絵の具がなくなって、仕方なく黄色を使ったのです」とグザヴィエ監督がボケる一幕も。「シークェンスごとにひとつの色を決めて、それをグラデーションで描くようにしていました。そこに登場する人物の心情を色で表しています」とその後ちゃんと意図を説明。
さまぁ~ずのお2人は「見終わったあとに、いろいろ感じることがある映画なので、ぜひ楽しんで!」と映画の魅力をPRし、グザヴィエ監督からファンに向けて「子供も大人も楽しめる映画です。個性豊かなキャラクターたちの大冒険を楽しみながら見てください。絶対後悔はさせません!」とメッセージを残すと、最後もやはりムーミンの手をとって舞台を後にしました。
旅に出ても、大冒険に出会っても、やっぱりムーミン谷が一番幸せ。
『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』
本国フィンランドで作られた初の長編アニメーションが映画化!
みんなが大好きなムーミン一家が、ムーミン谷を抜け出して南の海で大冒険!いろんな騒動に巻き込まれながら、一家バラバラの危機を迎えながら、一番の幸せを見つけます。それはやっぱり、ムーミン谷で家族みんなで暮らす生活。パパ、ママ、ムーミン・・・みんなの愛がたくさん詰まった映画がやってきます。
【ストーリー】
一家はムーミン谷を抜け出して南の海へ旅に出かけます。わくわく楽しいはずのバカンス先で、いろんな大騒動に巻き込まれます。海賊に追いかけられ、パパとフローレンは豪華な暮らしに浮かれて一家がバラバラの危機に!果たして一家は、ムーミン谷にみんなで戻れるのでしょうか?
公式サイト:http://www.moomins-movie.com/
2月13日(金)より、全国ロードショー