パペットアニメーション映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』のジャパンプレミアが、11月14日、東京・丸の内TOEIにて開催され、日本語吹替版キャストを務めた宮沢りえ、森川智之、朴ろ美と、本作の主題歌「ウィンターワンダーランド」を担当したサラ・オレインが登壇。さらにムーミン、スナフキン、リトルミイも登場し、“ムーミン”ファンたちを喜ばせた。
世界中の人々に愛され続けている、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによるムーミンの物語。映画最新作となる本作は、冬のムーミン谷を舞台に、ムーミンたちが初めてクリスマスを迎える姿を描く。
主人公・ムーミン役の宮沢はオファーを受けた時の気持ちを「ムーミのことは幼い時から大好きだったので、すごく興奮してドキドキしました」と興奮ぎみに語り、「録音では、とてもステキな時間を過ごせました」とニッコリ。「ムーミンの魅力はピュアな心と冒険心に満ち溢れているところだと思います。穏やかな生活をしているムーミンのことを想像しながら演じました」と振り返り、「新しいムーミンとして、受け入れていただければ嬉しいです」と自信をのぞかせた。
本作で5役を務めた森川は、「実は昔、テレビシリーズのオーディションでスナフキン役を受けたんですよ」と告白し、皆を驚かせた。「見事に落ちまして…(笑)。このときのために神さまがとっておいてくれたのかなと思いました」と笑顔を見せ、「スナフキンもパパもやらせていただいて、本当に感無量です。幸せな収録スタジオでした」としみじみ。
一方、ムーミンママやリトルミイなど、森川を上回る13役をこなした朴は「こんなにおったまげた事はなかったですよ。台本を開いたら、朴ろ美の嵐で・・・」と会場の笑いを誘うも、「何も考えずに挑んでいきました」と淡々とこなしていった様子を吐露。
また、主題歌を担当したサラ・オレインは、オーストラリア出身。日本語版のほか、英語版の主題歌にも抜てきされ世界中にその歌声を届けることとなった。さらに赤いリス役で日本語版声優にも挑戦し「ずっと大好きなムーミンに携われて夢のよう。(声優で)ムーミンに話しかけるなんで、興奮しました」と感激していた。
【STORY】
物語のはじまりは、木の葉が舞い落ちる秋。冬になるとムーミン一家は春まで眠りにつきますが、好奇心いっぱいのムーミントロールはムーミン谷にまもなく訪れる冬を感じようと出かけます。そこで知ったのは、まもなくやってくるという「クリスマス」の存在。”クリスマスさん”って誰? どんな人? ムーミン一家はクリスマスさんをもてなそうと大騒ぎ! やがてムーミンが出会う不思議な冬の魔法、驚きの数々、そしてムーミン谷に訪れる最高の夜・・・・・・。ムーミンたちが初めてクリスマスを迎えるまでを描いた、心あたたまる物語。
『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』
原題:『MOOMINS and the WINTER WONDERLAND』
【監督】ヤコブ・ブロンスキ、イーラ・カーペラン
【エグゼクティブ・プロデューサー】トム・カーペラン
【声の出演】宮沢りえ、神田沙也加、森川智之、朴璐美
【主題歌】サラ・オレイン(ユニバーサル ミュージック)
【配給】東映
【コピーライト】©Filmkompaniet / Animoon
Moomin Characters ™
【公式サイト】http://www.moominswonderland.jp
2017年12月2日(土)全国ロードショー