映画『胸が鳴るのは君のせい』の公開記念舞台挨拶が、6月5日、東京・新宿バルト9にて行われ、主演の浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)をはじめ、共演の白石聖、板垣瑞生、原菜乃華と、髙橋洋人監督が登壇した。
紺野りさの大ヒットコミック「胸が鳴るのは君のせい」を原作に実写映画化した本作は、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた、切なくもピュアで真っ直ぐな青春ラブストーリー。普段はクールでだが、つかさからの片思いを知りながらも変わらず友達として接する有馬隼人を浮所飛貴、一度フラれてしまっても“片思い”を諦めない真っすぐなヒロイン・篠原つかさを白石聖、有馬の中学時代の同級生でモデル風イケメン・長谷部泰広を板垣瑞生、泰広のいとこであり有馬の元カノ・長谷部麻友を原菜乃華が演じる。
観客を前にして初の『胸が鳴るのは君のせい』の舞台挨拶となったこの日、初の主演映画が無事に公開を迎えて、浮所は「できるかできないか分からない状態が続いていたので、皆さんの前に元気な姿を見せることができて本当に凄く凄く嬉しいです!」万感の想いを吐露。会場には涙を浮かべるファンの姿もあり、「僕もここに来たとき、ヤバかったです。めっちゃ我慢していました。危なかったです」と気持ちを共有。
最近ドキドキしたこと、胸キュンしたことを聞かれると、浮所は「今日の朝、ミッキー(板垣)にメールをしたら『たの、しんで、いこう』と意味のわからない改行をした言葉をくれたんです。心強くさせてもらって朝からキュンキュンしました」とニッコリ。それに対して板垣は「(改行は)特に意味はないです(笑)。まっすぐに『楽しんでいこう』というのが恥ずかしかったから・・・」と照れていた。
同じ質問に、白石は「大好きなかき氷をお仕事で4つも食べることができて、キュンキュンしました」と屈託ない笑顔を浮かべると、原は「急いていたので、サンドウィッチを食べながら歩いていたら、目の前にカラスが現れて。驚いて思わずサンドウィッチを落としてしまい、それをカラスが持っていって・・・ドキドキしました」と笑った。
また、「座長・浮所にキュンキュンしたことは?」という問いに、白石が「学校の撮影で台本や自前の靴を忘れてきてしまったら、それを(次の現場に)持ってきてくれたんです」と明かすと、すかさず板垣が「イケメンですね!」と言い、「知ってます!」と返した浮所。すぐに「ウソです!!」と訂正したが、そのやり取りに会場もほっこり。
続けて、板垣は「『一緒にお昼ご飯食べよう!』って言ってくれて。何日か会ってないのに、なかなか言えないじゃないですか。男として惚れちゃうと思いました」と。原はお姫様抱っこのシーンを挙げ、「腕とかしんどいはずなのに、『体勢辛くない?大丈夫?』って気遣ってくださって。リアル王子様、リアル有馬くんだなと思いました」と褒めちぎる。
監督も「初対面のとき、第一声の挨拶が素晴らしくて心を鷲づかみにされました。そういうところに全てが現れる」と称えた。みんなから絶賛され、浮所は「嬉しですけど、恥ずかしいですね」とはにかんでいた。
ここで、黒幕がかかっているバックパネルを浮所が代表して除幕。開かれたパネルにはファンからのコメントと、この日登壇できなかったキャストの河村花、若林時英、箭内夢菜、入江海斗、浅川梨奈からのメッセージが書かれたカードが。若林からのカードを見つけた浮所は「ジェイ(時英)、めっちゃいい人!」と大興奮。
さらに、監督からキャストへそれぞれのテーマカラーをあしらった花束贈呈のサプライズもあり、感動しきりのキャストたちだった。
最後に浮所が「この映画で、少しでも世界が明るくなれば。ニコニコできるようになっている映画だと思います。そう思っていただいたら嬉しいです」とメッセージを送りイベントを締めくくった。
映画『胸が鳴るのは君のせい』
【STORY】
転校生の有馬に片思い中のつかさ。親友のように仲のいい2人は周囲からも「絶対に両思い」と囃し立てられ、ついに告白するつかさだったがまさかの玉砕。「これからも友達」として変わらず優しく接してくれる有馬に対し、つかさは変わらず思い続けることを決意するが、クラスメイトのイケメン・長谷部や有馬の元カノ・麻友の存在によって徐々に心を揺さぶられていく。そして、恋に前向きになれずにいた有馬も一生懸命に恋をするつかさの姿を見て、自分の本当の気持ちと向き合い始め、それぞれの恋と青春が動き出していく。
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.) 白石聖
板垣瑞生 原菜乃華
河村花 若林時英 箭内夢菜 入江海斗・浅川梨奈 RED RICE(湘南乃風)
監督:髙橋洋人
脚本:横田理恵
主題歌:「虹の中で」美 少年/ジャニーズJr.
音楽:KYOHEI(Honey L Days)
原作:紺野りさ「胸が鳴るのは君のせい」(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)
制作協力:ドリームプラス
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
配給:東映
©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
公式HP:https://munekimi-movie.com/
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