◆由緒ある“神田明神”にキャスト&監督が集結し大ヒット祈願◆
12月18日、東京・神田神社(神田明神)にて、大泉洋、長尾謙杜(なにわ男子)、松本若菜、堤真一、入江悠監督が、映画『室町無頼』の大ヒット祈願を行った。
日本屈指のパワースポットとして多くの参拝者を集める神田明神。武士の先駆け「兵(つわもの)」として、かつて命を懸けて民衆たちを守ったと言われる平将門公が、除災厄除の神様・まさかど様としてもまつられるこの場所に、武士階級として初めて一揆を起こした実在の人物・蓮田兵衛の物語を描いた本作の大ヒットを祈願し集まった、蓮田兵衛役の大泉洋、才蔵役のなにわ男子の長尾謙杜、芳王子役の松本若菜、骨皮道賢役の堤真一、そして、本作を見事に作り上げた入江悠監督。
公開まで1カ月に迫る中、豪華絢爛な和服にそれぞれ身を包んだ5人は、映画成功へ祈りをこめてヒット祈願を。そして、2025年の幕開けを飾る本作に向けて、5人それぞれが、来年の抱負を書いた絵馬を奉納した。
大泉は『人体改造!!無敵になる‼』と記しながらも、「他の方のものを見たら、掛けるのやめようかなと思いました(笑) 堤さんのとか、えらいかっこよすぎますよ」とおどけ、そんな堤が書いたのは『挑戦』と簡潔に力強い抱負。「還暦を迎えましたが、何か新しいことを始めたいなと。そんな思いで」と、年齢を重ねても挑み続けるという、堤のかっこよすぎるコメントに、大泉も「いや、僕も『人体改造』って、そういうことなんですよ!(笑) “挑戦”ということ!」と、仲の良い掛け合いを見せた。
『負けない!』と書いた長尾は、大泉に「これもちょっとバカっぽいんじゃない?(笑)」と絡まれながらも、「映画の中でも負けない戦いをみせましたが、日常でも、眠気に負けないだったり、あらゆる欲望に負けないで頑張る!という願いです」と語った。
続く松本は『縁を大切に 感謝を忘れず』と、誠実な人柄が溢れる絵馬を披露。そして、入江監督は『室町無頼 大ヒット祈願!』と、様々な内容が飛び出す中で、公開迫る映画のヒットをしっかりと抱負として掲げ、冬晴れに恵まれる中行われたヒット祈願を締めくくった。
映画『室町無頼』
【ストーリー】
1461年、応仁の乱前夜の京(みやこ)。大飢饉と疫病がこの国を襲った。
賀茂川ベリにはたった二ヶ月で八万を超える死体が積まれ、人身売買、奴隷労働が横行する。しかし、時の権力者は無能で享楽の日々を過ごすばかり。貨幣経済が進み、富める者はより一層富み、かつてない格差社会となっていた。
蓮田兵衛は、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人。
各地を放浪する彼の眼差しは、ひとり遠く、暗黒時代の夜明けを見つめていた。
一方、才蔵はすさまじい武術の才能を秘めた若者。天涯孤独で餓死寸前を生き延びたが、絶望の中にいた。しかし、兵衛に見出され、鍛えられ、才蔵は兵法者としての道を歩み始める。才蔵の武器となるのは、“六尺棒”。地獄の修行を終えた時、超人的な棒術を身につけた才蔵の前に敵は無い―。
時は来た―。才蔵だけでなく、抜刀術の達人、槍使い、金棒の怪力男、洋弓の朝鮮娘ら、個性たっぷりのアウトローたちを束ねる兵衛。ついに巨大な権力に向けて、京の市中を舞台に空前絶後の都市暴動を仕掛ける。行く手を阻むのは、洛中警護役を担う骨皮道賢。兵衛と道賢はかつて志を同じくした悪友ながら、道を違えた間柄。かつては道賢、いまは兵衛の想い人である高級遊女の芳王子が二人の突き進む運命を静かに見届ける中、“髑髏の刀”を手に一党を動かす道賢に立ち向かい、兵衛は命を賭けた戦いに挑む。
この世の地獄をぶち壊せ!京を覆う紅蓮の炎の中から明日をつかめ!!
■監督・脚本:入江悠
■原作:垣根涼介『室町無頼』(新潮文庫刊)
■出演:
大泉 洋
長尾謙杜 松本若菜
遠藤雄弥 前野朋哉 阿見 201 般若 武田梨奈
水澤紳吾 岩永丞威 吉本実憂 ドンペイ 川床明日香 稲荷卓央 芹澤興人
中村 蒼 矢島健一 三宅弘城
柄本 明 北村一輝
堤 真一
■配給:東映
■コピーライト:©2025『室町無頼』製作委員会
2025年1月17日(金)公開