監督行定勲(『世界の中心で、愛をさけぶ』)×主演:松本潤×ヒロイン:有村架純
2006年版「この恋愛小説がすごい」第1位!禁断の純愛物語、待望の映画化!!
ナラタージュ
【坂口健太郎の出演が決定!】
松本潤&有村架純と禁断の三角関係繰り広げ、
嫉妬に揺れる青年役を熱演!!
一生に一度しか巡り会えない、永遠に心に刻まれる狂おしいほどの恋―。
2006年版「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた、島本理生原作の恋愛小説「ナラタージュ」を嵐・松本潤主演で映画化(東宝=アスミック・エースの共同配給)、ヒロインは有村架純が務め、2017年10月に全国公開することとなった。
第25回野間文芸新人賞を最年少で受賞した島本理生(しまもとりお)が、20歳の若さで執筆した、狂おしいほど純粋に禁断の恋に落ちる二人を描いた恋愛小説「ナラタージュ」(2005年角川書店刊。累計発行部数40万部)、発売から12年、原作に出会ってから長年にわたり映画化を熱望し、企画・構想を温めてきた、恋愛映画の名手・行定勲監督(『世界の中心で、愛をさけぶ』)により、満を持しての映画化。高校教師と生徒として出会った二人が、時が経ち再会した後、決して許されはしない、けれど、一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちる―。眩いばかりのふたりの想いが放つ光と、思いあうほどに濃くなる純愛の陰影を、同時に紡ぎ出す。
主人公:葉山貴司(はやま たかし)役には、高視聴率をたたき出したドラマ「99.9 -刑事事件専門弁護士―」でもその圧倒的な個性と際立つ存在感を見せつけた、松本潤(まつもと じゅん)。『花より男子F』や『陽だまりの彼女』など、これまでの恋愛映画で見せてきたまっすぐな青年役とは違う、許されない恋に悩みながらも思いに抗えない高校教師・葉山を演じます。そして、葉山を全身全霊で愛する20歳の工藤泉(くどう いずみ)役には、『映画 ビリギャル』で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞および新人俳優賞を受賞し、2017年にはNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の主演にも選ばれた有村架純(ありむら かすみ)。全てを捧げてもいいと思える恋に、身も心もさらけ出し突き進む女子大生を、体当たりの演技で挑む。
そしてこの度、泉に想いを寄せ、一度は恋人になるも、葉山を忘れられない泉への恋心と嫉妬に揺れる、大学生・小野玲二役として、坂口健太郎の出演が決定した!!2010年度第25回メンズノンノモデルオーディションに合格しデビュー。映画『ヒロイン失格』で注目を浴び、昨年はNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」やフジテレビの月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」に出演するなど引っ張りだこで、1月期の新ドラマ「東京タラレバ娘」(NTV)にも新進気鋭のモデル・KEY役で出演。2月には、シンガー・ソングライターのmiwaとW主演を務めた映画『君と100回目の恋』が公開するなど話題作への出演が続く今最も注目される俳優。脚本に強く惹かれて出演を決めた坂口は、「初めて本を読ませていただいた時、小野君は繊細な男の子で、どこか壊れてしまいそうな、少しづつ歪んでいく感情を表現する事が難しそうな役だと感じました。」と本作への思いを語った。
キャストコメント
■小野怜二(おのれいじ)役: 坂口健太郎(さかぐちけんたろう)
●コメント:
初めて本を読ませていただいた時、小野君は繊細な男の子で、どこか壊れてしまいそうな、少しづつ歪んでいく感情を表現する事が難しそうな役だと感じました。切なく、悲しい気持ちに感情移入してみてくださる方もいるかと思います。
楽しみにしていてください。
●PROFILE:
1991年7月11日、東京都生まれ。2010年度第25回メンズノンノモデルオーディションに合格しデビュー。2014年、映画『シャンティデイズ~365日、幸せな呼吸~』(永田琴監督)で俳優デビュー。同年6月号のメンズノンノにて専属モデルとして20年ぶりに単独表紙を飾る。その後、映画『予告犯』(15/中村義洋監督)、『海街diary』(15/是枝裕和監督)、『ヒロイン失格』(15/英勉監督)、『俺物語!!』(15/ 河合勇人監督) 、『娚の一生』(15/廣木隆一監督)、『at HOME アットホーム』(15/蝶野博監督)、ドラマ「コウノドリ」(15/TBS)で連ドラ初レギュラーを果たすなど、話題作に多数出演し、2015年度大阪フィルムフェスティバルでは新人男優賞を受賞。2016年の出演作は、映画『残穢-住んではいけない部屋-』(16/中村義洋監督)、『64-ロクヨン-(前編・後編)』(16/瀬々敬久監督)、『高台家の人々』(16/土方政人監督)、『オケ老人!』(16 /細川徹監督)、ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16/CX)、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(16/NHK)、ドラマ「重版出来」(16/TBS)、ドラマ「模倣犯」(16/TX)、舞台「かもめ」、ドラマ「東京タラレバ娘」(17/NTV)など、出演作が目白押しである。
スタッフコメント
●監督:行定勲(ゆきさだ いさお)
●コメント:
普段はポーカーフェイスの彼が突然、笑み破顔する顔は誰もが心を奪われ小野の役にぴったりだと思った。恋に溺れ歪んでいく難しい役をさり気なく見事に演じてもらいました。ある意味、敵役のような存在ながら恋に苦悩する彼の表情に切なさが何度もこみ上げる瞬間がありました。
未来が楽しみな俳優に出会えました。
●PROFILE:
1968年生まれ、熊本県出身。2000年、監督2作目の『ひまわり』が、第5回釜山国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞し、演出力のある新鋭として期待を集め、01年『GO』では、第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞を始め、数々の映画賞を総なめにし、一躍脚光を浴びる。04年『世界の中心で、愛をさけぶ』は社会現象となり観客動員620万人、興行収入85億円の大ヒットを記録し、ヒットメーカーとなる。以降、『北の零年』(05)、『春の雪』(05)、『クローズド・ノート』(07)、『今度は愛妻家』(10)、『パレード』(10/第60回ベルリン国際映画祭パノラマ部門・国際批評家連盟賞受賞)、釜山国際映画祭のプロジェクトで製作されたオムニバス映画『カメリア』の中の一作『kamome』(11)を監督し話題となった。近年も『円卓 こっこひと夏のいまじん』(14) 、日中合同作品『真夜中の五分前』(15)、16年は『ピンクとグレー』など、精力的に作品を製作しつづけている。また、「フールフォアラブ」(07)、「パレード」(12)、「趣味の部屋」(15)等の舞台演出も手掛け、「ブエノスアイレス午前零時」(14・15)、「タンゴ・冬の終わりに」(15)で、第18回千田是也賞を受賞するなど、多岐に渡って活躍中である。
<ストーリー>
大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から電話がかかってくる。葉山は泉に、演劇部の後輩の為に、卒業公演に参加してくれないかと誘う。
葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を助けてくれた教師だった。卒業式の日の葉山との誰にも言えない思い出を胸にしまい、彼を忘れようとしていた泉だったが、一年ぶりに再会し、押さえていた気持ちが募っていく。叶わないとわかっていながらも、それでも抑えきれない葉山への恋心。葉山もまた泉への複雑な感情を抱えていた。
やがて、大きな事件が起こり、ふたりの想いがぶつかりあったとき、それは痛みすらも愛おしい逃れることができない恋となっていたー。
原作:ナラタージュとは?
島本理生が20歳の時に書き下ろし、角川書店より発刊。島本は、この作品を書き上げる際に、書き直しをし続け腱鞘炎になったとのエピソードがある。発表されるや否や、瞬く間に話題となり、「本の雑誌」が選ぶ2005上半期第1位、2006年 「本屋大賞」第6位、2006年版「この恋愛小説がすごい」第1位に輝き、第18回山本周五郎賞候補にも選ばれる。発売から12年たった今も、恋愛小説のマスターピースとして、読んだ人の心に残り続けるとともに、新たなファンを増やし続けている。
●原作者:島本理生(しまもと りお)
1983年生まれ、東京都出身。1998年、「ヨル」で「鳩よ!」掌編小説コンクール第二期10月号当選(年間MVP受賞)。高校在学中の2001年に「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年、第128回芥川賞候補となった『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を同賞史上最年少受賞。15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。芥川賞候補となった『生まれる森』(04)、『大きな熊が来る前に、おやすみ。』(07)、『夏の裁断』(15)、直木賞候補となった『アンダスタンド・メイビー』(10)のほか、『クローバー』(07)、『波打ち際の蛍』(08)、『あられもない祈り』(10)、『よだかの片想い』(13)、『イノセント』(16)などの著書がある。
出演:松本潤 有村架純
坂口健太郎
監督:行定勲(『世界の中心で、愛をさけぶ』『春の雪』『ピンクとグレー』)
脚本:堀泉杏
原作:「ナラタージュ」(角川文庫刊)
配給:東宝=アスミック・エース
公式サイト:http://narratage.com/
2017年10月 全国ロードショー