累計ダウンロード数2000万を突破した大人気アプリ「ねこあつめ」が、
日本初となる、記念すべきアプリの実写映像化作品として映画化!!
出演猫・シナモン、ドロップほか 秘蔵写真公開
「猫映画の舞台裏」「タレント猫の資質」を語る
トレーナーインタビュー到着
全世界で注目を浴びるゲームアプリ「ねこあつめ」が『ねこあつめの家』のタイトルで、日本初となる人気アプリの実写映画化作品として、2017年4月8日(土)より、新宿武蔵野館他全国ロードショー!
さらに、この度、メインねこ、ちゃはちさんを演じてくれた、「うめほのり」のCMなどで活躍するシナモン。連続テレビ小説「あまちゃん」のドロップ、ドラマ「最高の離婚」のゆずなどスター猫たちの秘蔵写真が公開となります!さらに、「タレント猫の資質」を語るトレーナーインタビューが到着した!
動物プロダクション グローバル・アニマルアクト江上緑:インタビュー
――いろんな作品に出ている有名ネコちゃんも出ていますが、これだけたくさんのネコが一編に出るというのはないですよね。
江上:「そうですね。なかったですね。」
――最初にこの企画を聞かれたときは、率直にどう思われました?
江上:「いや、無理だな~っと思いました(笑)。ただお話を持ってきていただいたときに、すごく楽しそうに、「こんな風にしたいんですぅ」とおっしゃっていただいて。やってみたいなと。私もゲームのことはもともと知ってましたし、やっていたので。だいたい感じは想像できました。ただちょっと難しいなとは思いました。」
――たくさんのネコが集まってくる感じにしたいんですと言われて。
江上:「そうなんです。普通は1匹か2匹ですからね。」
――蔵方政俊監督から何かリクエストはありましたか?
江上:「監督とはそんなにお話ししてないんですけど、難しいのは分かっているのでとおっしゃってましたね。それにスタッフが『猫侍』を撮ったチームだと聞いていたので、大変さはご存じだろうなと思って、大丈夫だろうと。」
――多くのネコのなかで、シナモンちゃんがメインになった理由は?
江上:「メインのネコが必要なんですとなって、台本を読ませていただいて、ドロップとシナモンをこちらで提案させていただいたんです。大人しくて、ほかのネコとも仲良くできるということで。結果、シナモンになったのは、おとなしいだけではなくて、歩いたりといった動きもできるからですね。」
――ほかのネコに関しては。
江上:「うちにもたくさんの子がいますけど、この映画に連れてくれるネコというのは結構選んだんです。逃げたらまずダメですし。それからネコ同志が仲良くしなくちゃいけないというのもあったので。かなり選びましたね。」
――タレントネコには、どんなネコちゃんが向いていますか?
江上:「ネコは難しいと思います。可愛ければいいというわけではないので。シナモンのように、どこに行っても普段のままでいられる子じゃないとダメだと思います。それから誰に対しても怒ったり逃げたりしない。ネコは犬とは違って、普通は、外に連れて行くとダメなので。家の中で、飼い主さんの撮る写真にカメラ目線ができたとしても、スタジオでとなると全く違う。知らない人のカメラではまた難しいですからね。やっぱり、もともとの性格が大きいと思いますね。」
――ネコ種よりも個々の性格ですかね。
江上:「猫の種類にもよりますが、個体差の方が大きいです。穏やかで、物怖じもしない子がタレントネコには多いです。元野良ちゃんの子とかだと、環境が変わるとビクっとなるので。」
――本編について教えてください。序盤に、シナモンちゃんが押入れのところに歩いていくシーンがあります。
江上:「あれは大変でした。カメラの傍で呼んだりして誘導しました。シナモンの最初のシーンだったんじゃないかと思うんですけど、何回かやらせていただきましたが、結局、理想形にはならなかったんじゃないかな。」
動物プロダクション グローバル・アニマルアクト江上緑:インタビュー
――劇中では伊藤淳史さん演じる佐久本にニオイをすりつけに行くシーンも出てきて、演技としてやるのは難しいだろうと、驚きました。
江上:「あれはおうじだったかな。台本を読んで、出来そうな子を選びました。普段から自分のニオイを付けたがる子だったので。何匹か提案して。ダメだったらこの子にしようという子も考えてはいたのですが、一発でできたんです。」
――一発でですか!?
江上:「そうなんです。事前に伊藤さんに触ってもらって、少しだけ練習しましたが、でも特殊なことは何もしてないんですよね。あの子に任せました。私も嬉しかったです。おー!ってなりました(笑)。」
――伊藤さんはもともとネコにはそんなに触れたことがなかったと。
江上:「そうですね。犬を飼ってらっしゃるそうですね。犬派の方って、最初はネコってどうなんだろうって様子見になってしまいますが、伊藤さんには、最終的にとても可愛がっていただきました。伊藤さんでよかったなとすごく思っています。ネコはバタバタした感じの人が苦手ですけど、伊藤さんには穏やかに接していただいて。シーンとしてはわー!となるシーンもありましたけど、伊藤さんご本人は穏やかな方だったので、ネコたちもこうやっていい感じでいられたのだと思います。」
――ニオイ付けシーン以外で、いい意味でネコちゃんの演技に驚かされたことはありましたか?
江上:「おはぎという子が、子猫のころには出演経験がありますけど、でも今回がほぼ初なんです。遊ぶシーンとか、何かあったらおはぎをという感じでした。おもちゃで遊んでくれて。もともと遊び好きだというのは分かっていましたが、飽きずに頑張ってやってくれましたね。ネコって結構すぐに飽きちゃうんですよ。でもこうした撮影だと何回かやるじゃないですか。おはぎは飽きずにやってくれて。お、頑張ってくれてるなと思いましたね。」
――作品が完成してみての感想を教えてください。
江上:「これまでに、私もネコの映画を結構観てきましたが、これだけたくさんのネコが出ている映画はないなと思いました。ひとつの画面のなかに、あれだけたくさんのネコが一緒に写っていて、しかも楽しそうにしているのがいいなと思いました。」
~ ストーリー ~
若くして新人賞を受賞し、一躍人気作家となった小説家、佐久本勝(伊藤淳史)。現在は大スランプ中で、ヒマに任せてエゴサーチをしては、さらにドツボにハマる毎日。担当編集者のミチル(忽那汐里)は、そんな佐久本を励ますが、若さあふれる熱血アドバイスは、逆に佐久本には苦しいだけだった。ある夜、不思議な占い師から予言を受け、おかしな不動産屋(大久保佳代子)の勧めで、佐久本は、多古町という片田舎の古民家に逃げるように移り住むことを決める。しかし、場所は変われど暮らしは変わらず、生活は下降線をたどる一方。ミチルの先輩編集者、浅草(田口トモロヲ)には、見放されたようだ。そんなある日、途方に暮れて縁側で庭を眺めていると、1匹の猫がふらりとやってくる。しばし見つめあう、佐久本と猫だが、ほどなくして、猫は庭から出て行ってしまう。猫にも見捨てられたと落ち込むが、どうしても猫が気になり、 ペットショップの店主・洋子(木村多江)からアドバイスを受けて庭作りを始める…。こうして、若き小説家の「ねこあつめ」の生活が始まった―。
『ねこあつめの家』
出演:伊藤淳史、忽那汐里、田口トモロヲ、木村多江、大久保佳代子
監督:蔵方政俊/原作・原案:ねこあつめ(Hit-Point)
企画・脚本:永森裕二
企画・配給:AMGエンタテインメント
制作プロダクション:MEDIAND
製作:「映画ねこあつめ」製作委員会
(C)2017 Hit-Point/『映画ねこあつめ』製作委員会
公式HP:http://nekoatsume-movie.com/
2017年4月8日(土)より新宿武蔵野館他全国公開